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口先誠司を追い込む勢力は? 名古屋市議選で既存政党崩壊か?
2011年03月05日 | 日記 :世相を斬る あいば達也
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/c9e95e5449afc3928c945a4642fcc88d
前原誠司外相が苦境に立っている。気の毒などとは思わないが、些か騒ぎ過ぎの感がある。たしかTBSの番組から始まった話だが、朝日・読売・NHKと洞ヶ峠を決め込んでいたようだが、そうも行かなくなってきた。
参議院自民党下劣の極みのような男参議院・西田に噛みつかれては、傷つかずとは行かないかもしれない。 しかし、在日の昔からの知り合いの焼肉屋のオバちゃんが高々20万円寄付した云々で大臣の首が飛ぶのも馬鹿げているが、飛ぶかもしれない。小沢一郎は期ずれだけで、あれだけの目に遭っているのだから。実際は暴力団企業舎弟グループのリーダーとの繋がりの方が悪質だろう。
それにしても、興味があるのは口先誠司の首が飛ぶことではなく、マスメディア・霞が関・米国がポスト菅と考えていた前原誠司の責任問題を浮上させた勢力が何処なのか、と云う問題の方が重要だろう。
短絡的には、前原の政敵を疑うべきだろう。先ずは菅直人、小沢一郎、岡田克也、自民党清和会、産経中心の右翼グループ、チョイと捻ると仙谷由人、公明党そんなところだ。しかし、野田・レンホーにも疑惑が取りつき、クリーンを旗印にしてきただけに、彼らの政治的ダメージはそれなりだ。
マスメディアはどこまでも小さく扱うに違いない。 この問題が発展的に、仙谷、枝野、安住、渡辺などに波及するようだと、仙谷は犯人から排除される。小沢も前原を貶めても直接的利益は少ないので排除できる。
前原が政治的パワーを一時的に削がれて直接利益を得るのは、菅直人、岡田克也、自民党清和会の3者に絞られる。前原は菅にとっては、自分の座を狙う不届き者、岡田は次期首相候補で前原の次点に甘んじている。しかし、最も多くの利益を得るのは自民党清和会ではないのか。
菅が総辞職でもして前原が首相に就き、脱小沢を和らげ、一時的に内閣支持率50%台を叩きだされたら一大事である。そのまま統一地方選突入では洒落にもならない。
捏造世論支持率であっても、まだまだ世間はマスメディアからの呪縛から抜け出ているとは言い難く、組織・支持母体が溶解しかけている自民党にとっては、前原首相は絶対に阻止したいところである。将来は別にして、直近、菅直人の辞任による民主党の修復をなされることは困るのだ。
岡田幹事長が早速前原擁護で、事の終息を狙っているようだが、簡単におさまるとは思えない問題だ。自民党は徹底的に攻めてくる。おそらく問責までは行くのではないだろうか。参議院問責イコール閣僚の首を出す慣例を作ったのは菅直人なのが皮肉だ。さて、結末はどうなるのだろう。
次に、この統一地方選までの政治シーンとして注目なのが、菅政権のドタバタ以上に重要なのが、河村旋風吹き荒れる名古屋市議選だ。河村と大村のラインは明らかに小沢一郎と繋がっている。最終的には小沢一郎の「さらば民主党」の受け皿になる愛知のムラムラ軍なのである。
おそらく、小沢一郎は河村らの「減税日本」原口らの「日本維新連合」と鳩山らの「民主党A」を「見えざる政党」にする戦略を描いている可能性もある。「ステルス複合政党」の誕生である。
この3政治勢力乃至は政党に自民、立ちあがれ、国民、社民の一部を糾合し、「国民の生活が第一」な政策実現連立を模索することになるような気がする。これほど複雑な手法を取るのは、やはり「被告人」と云う濡れ衣であれ立場に立たされた小沢一郎の急遽の一策と考えられる。
このようなステルス政治勢力の結集は、マスメディアを大いに混乱させるだろう。何処を攻めて良いのか判らなくなるのだ。挙句にどの勢力も「自由報道協会主催」で公式記者会見をすることになれば、もう既存の腐れマスメディアは情報の入手さえ困難となり、捏造憶測報道に終始し、敗北を意識する事になるだろう。この時の、朝日・読売・毎日のどこが初めに寝返るか、これも結構な見物である。
その小沢一郎の壮大な戦略の初戦が愛知県知事選と名古屋市長選であったが、その勝利は13日の名古屋市議会選挙が「愛知からの革命」の締めになる。ムラムラ軍も小沢もこの市議選での勝利に全力をあげることになる。小沢秘書軍団は既にステルスな動きで活躍しているが、小沢の意を受けたホンの少し前まで政務官をしていたM議員が陣頭指揮を執ることになる。まさか名古屋市議選に小沢が応援に向かうわけにはいかない。何せ、判ってはいてもステルスなのだ。(笑)民主党離党届を出し元河村たかしの秘書であった佐藤夕子衆院議員も必死の覚悟で応援団に加わる。
「市民税10%減税継続、市議会議員報酬1600万から800万、選挙による地域委員会全市拡大(身近な政治の実現)」の3大公約は決め手になる。
トリプル選の勢いにアクシデントが起きない限り、過半数(38議席)の獲得が焦点だと言われているが当面の目標は30議席台、市議会第一党だろう。単独過半数獲得は最高の目標だが、候補者の多くが新人であり、自民・みんなも善戦しそうなので30議席或いは第一党が目標だろう。それで充分だ。
河村氏がトリプル選で民主、自民の二大政党が事実上相乗りした候補らに圧勝。同市長選で過去最高となる66万票を獲得し、4年前に当選した市議会議員75人全員の合計得票数60万票を上回っている点などを考慮すると、66万票の振り分けを間違わない限り、全員当選も理屈上あり得る。
いずれにせよ、今回の名古屋市市議選は無所属立候補が多くみられる他地域の市議選と異なり、明らかに日本の政党政治選挙の象徴的縮図な選挙模様になっている。統一地方選も占えるし、国政選挙の趨勢も占える重要な選挙である。
立候補の顔ぶれは 「減税日本41名」:「民主党27名」:「自民党24名」:「公明党12名」:「共産党16名」:「みんなの党8名」である。ここに立候補者を擁立出来なかった政党は、残念ながら国政においても存在感ある政党と云うよりも、個人党の色彩が強いか、消えゆく政党と考えても問題はないだろう。前議席であった民主27+自民23の50議席が幾つ減るかも、既存政党の衰退を如実にあらわす事になる。両党合わせて30議席を切るようだと、民主党・自民党が過去の政党になる序曲が奏でられる、」ということだ。
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