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『内閣総理大臣』という称号
立命館大学教授:加地伸行
加地伸行〔5・6・7・6〕運気100点:完全大吉名
☆
エジプト周辺からアラビア半島に掛けて、政変が続きそうである。それら諸国の長は、大デモに必死になって対応している事だろう。しかし我が国の首相はのんびりしたものである。大デモのないのをいいことにして、記者会見ごとに『国民のもとめることを致したい』などと称して、実は何もしない、出来ないでいる。
大体内閣総理大臣という称号が良くないのではないか。
『内閣』という語は、中国の明代の制度にあるが、それを借りたらしい。
それはまあいいとしても、『総理』が問題だ。
『総(すべ)て理(おさ)める』ということだから、それが出来るには抜群の力量が必要。その力量がないときは、良きに図(はか)らえと人任せになる。自分は何もせず、チンと座っている事になる。
無能な菅 直人首相はまさにそれではないか。
それでは困る。しっかりと指導性を示す首相でなくては、となれば、やるぞという気構えを起す称号に変える事だ。
たとえば、『内閣総理大臣』を『征夷大将軍』と変えてはどうか。
わが国の周囲、四海波高し、北方から南方に至るまで、夷狄(いてき)
がわが国を狙っているではないか。
「征夷」とは「夷(えびす)を征(う)つ」、これですがな。
奈良平安の天皇御親政から民間人の統治となった鎌倉幕府以来、江戸幕府に至るまで、幕府の長の職名として征夷大将軍があった。
わが国の首相は、自衛隊陸海空3軍の長でもあるのだから、征夷大将軍であれば、ピッタリで分かりやすい。
「征夷大将軍の所信表明」――なんて、かっこいい。
菅 直人将軍は現実をわきまえて、民主党幕府の小沢一郎氏に将軍職を奉還すべきである。もともと民主党幕府は国民が小沢一郎将軍の政策、「国民の生活が第一」を納得して支持したものである。
聞けば、現主将は高杉晋作気取りだという。高杉は欧米列強の中、藩を超えて日本国という国民国家を作らなければ生き残れないという先見の明を持った人物である。
菅は高杉のヘソの胡麻にも及ばない無能無策の男だ。
そういう大事な日本の大転機に倒幕リーダーの自民党が、つい、この間国民からNOを突きつけられたばかりの今ひとつ頼りない存在である。
民主党幕府の周りをチャーチャー言って歩いているだけ。
こういう時は、大死一番、伸(の)るか反(そ)るか、大勝負に出ることだ。自民党にその覚悟があるなら教えよう。
谷垣総裁は、まず、全衆議院議員の日付空白の辞表を取り、断る者は除名し、それを懐にぶち込んで、内閣不信任案を自民党単独で出す。同調する別党派があればそれを拒まず、そして否決されるや、即座に全員の辞表を出して議員を辞任する。
勿論全員選挙区へ帰って有権者に訴える。比例代表制があるので繰り上げ当選者が生まれるが、必要手続き完了後、国会を欠席する。すると衆院は議員の3分の1(自民党ら)の大量欠員、欠席と成るわけであるから、いちいち、各選挙区ごとの補欠選挙など出来ない状況となり、解散総選挙とならざるを得ないではないか。
見方を変えれば、辞職もしない、解散もしない、菅に対して、小沢一郎一派がこの方法を使うことで、解散へ切り込んでいくことは出来るのである。減税日本・国民の生活第一の小沢連合は第一党に躍進するだろう。
平成の「征夷大将軍小沢一郎」の所信表明演説が楽しみだ。
☆
政権がまともで道義があるなら任せよう。だが、しがみついているだけの菅政権に対して国民はもう黙っていられない。我慢の限界に来ている。
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