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『蟻の18穴』だそうだ。佐藤氏離党で民主に“アリの18穴”(産經見出し)
>民主党の佐藤夕子衆院議員(48)=愛知1区=は3日、国会内で岡田克也幹事長と会い、離党届を提出した。執行部の党運営に対する不満が離党の理由だ。岡田氏は慰留し、離党届は岡田氏の預かりとなったが、佐藤氏は河村たかし名古屋市長が代表の地域政党「減税日本」に合流する意向を表明した。小沢一郎元代表に近い議員16人による平成23年度予算案への造反の後は、所属議員の離党表明。民主党政権の内部崩壊が日に日に加速している。
>「私が当選したときの民主党と今の民主党は違う」
>佐藤氏は小沢氏に近い衆院当選1回生でつくる「北辰会」のメンバーでもある。佐藤氏は岡田氏との会談で、執行部が小沢氏に判決確定までの「党員資格停止」処分を決めたことも離党の理由に挙げた。岡田氏は「終わったことだから」とにべもなかったという。
>今や分裂モードに入ったと言っても過言ではない民主党。ある党幹部は3日、自嘲気味に周囲に語った。「(予算案に造反した16議員で)もうすでに『アリの16穴』、いや党員資格停止になった小沢さんがいるから『アリの17穴』か…」
【産經新聞/3月3日(木)22時59分配信】
それにしても、連続技が飛び出す物ですねえ。「有る幹部」が自嘲ぎみにぼやく程、ダメージを与えている訳だ。佐藤氏は、一時間に及んだ岡田との会見で、マニフェスト(政権公約)修正に前向きな菅直人首相を当てこするように離党を主張したそうです。岡田は「もう1度考えてほしい」と慰留したが、佐藤氏が首を縦に振ることはなかった。
「旗幟鮮明」とは、正に彼女のこのような姿勢であろう。幹事長を前に、一年生議員ながら、臆する事も無く自らの主張を展開した。先の「松木政務官」の辞任といい、ジワジワ効いて来るボディー・ブロー。
<佐藤夕子議員>民主党に離党届、岡田幹事長は受理せず(毎日見出し)
>16人の衆院議員の会派離脱表明、松木謙公農水政務官の辞任と週替わりで小沢一郎元代表に近い議員の離反が続く。4日に告示される名古屋市議選(13日投開票)にも影響するとみられ、政権へのダメージは避けられない。
「・・・は避けられない」この手の書き方は、マスコミお得意の「民意形成」の為の誘導式であるが、小沢氏が起訴された以上、もはや「菅直人政権」は用済みとばかり、見限り始めた訳でありますね。
>官邸関係者は「1週間に1回ずつ仕掛けてくる」と苦り切る。
>一連の動きは相互に連携している。佐藤氏は小沢元代表を支持する新人衆院議員で作る「北辰会」のメンバーで、離党の理由に「減税日本」の候補への応援や「民主党の増税路線」をあげた。離脱表明グループの代表の渡辺浩一郎衆院議員も「我々は増税ではなく減税」と繰り返している。離脱表明グループの中心メンバーは「思いは同じ。いずれは連携したい」と語る。
「連携して」いて当たり前。彼等の行動は、菅直人一味の変節と、国民への裏切り、そして党乗っ取りに対して抵抗している訳である。同じ「基本に則って」抗議行動をやる以上、連携しない無い訳が無い。わざわざこのような表現をする事にも、「ある恣意」が見え隠れする。見え隠れ、と言うより「露骨」と言った方が早い位であるが。
>名古屋市議選は定数75に対し、民主27人(解散前27人)、自民24人(同23人)、減税日本41人(同1人)などの公認候補が立候補予定。「減税日本」の攻勢で民主党は「半数以下になるかも」(党幹部)との懸念もある。惨敗すれば統一選を前に地方から「民主党の看板では戦えない」との声が噴出しかねない。
>小沢元代表に近い党幹部は「14日に両院議員総会をして責任を追及すればいい」と語った。【毎日新聞/3月3日(木)21時40分配信】
昨年9月14日以後、悔しくてやり場の無い怒りに苛まれて来たが、ここに来て「やっと」少し溜飲が下がる思いが出来る様になって来たようだ。2009年8月30日、我々が示した「政権交代」が、あくまで<政権政党の交代>に留まった。官僚制度の堅い団結を誇る頑強な抵抗の前に、鳩山氏は「普天間飛行場」国外移設はおろか、県外をすら諦めざるを得ない状況に追い込まれて以後、「政治システムの交代」は、果たされるどころか、増々旧来の官僚主導の「税金無駄使い」システムに回帰していった。
その間に権力を奪取した「仙谷菅直人」政権は、完全に官僚に取り込まれた行動に終止し、<自民党以上に自民党的>政治に突入。その間に「政権交代の原動力」であった『小沢氏』を陥れる事に血道を上げて来た。「小沢が実権を持つ事を恐れる」闇の勢力に依る、果てしない世論操作と違法捜査に依る「小沢殺処分」の動きに、事も有ろうに身内である民主党自体が手を貸し、菅直人一味の地位の保全のみに終始した行動に、我々国民はどれほど悔しい思いをさせられて来た事か。
一体、何度このような文章を書いて来た事だろう。そして、やっと「堤防に穴が」開けられ始めて来た。しかし、小沢氏裁判の前哨戦でもある、秘書三名の裁判でも、報道は「肝心な部分」は正確に報じる事は無く、あいも変わらず「何とか小沢に不利に」持って行こう、との執念が見えている。
かくなる上は。『二正面作戦』で望まなくてはならない。菅直人一味の失脚をめざす。小沢氏の復権を目指す。その為に、「アリの一穴」は欠かせない。取り敢えず目標は、名古屋市議選であろう。断じて「民主党惨敗」の結果を勝ち取る必要が有る。その上に立脚して、参院選惨敗とその後の各種選挙での民主党惨敗に対する責任を、取ろうともしない「菅直人一味」の責任を、追求し続けるのだ。
そして同時に、前原、野田、蓮舫と立て続けに漏れて来た「政治資金の違法行為」を、単なる「ミスの訂正」と「返金」や「お詫び」で済ませる事の無き様に、世論を高めて行く必要が有る。現在進行中の『検察検討会議』を、検察側の思惑に従った「ねじ曲げ」と「骨抜き」とを許さない様、監視を続ける必要が有る。検察改革は、日本の抱える、直ちに必要な<緊急課題>の最優先事項である。
▶<菅首相>退陣論拡大も強気 98年の「金融国会」念頭に(毎日見出し)
>「首相は『自分が辞めても何も状況は変わらない』と思っている。予算関連法案が通らなくても、4月の統一地方選で負けても絶対に辞めない」。首相の心境を周辺はこう解説する。【毎日新聞/2月27日(日)21時37分配信】
▶前原外相「解散は野党が望む時にはしない」(読売見出し)
>前原外相は3日、国会内で開いた自らに近い議員グループの会合で、衆院解散・総選挙について「解散は野党が望んでいる時にはしない。野党が望まない時にするものだ」と述べ、早期解散に否定的な考えを示した。【読売新聞/3月4日(金)0時0分配信】
このように、無意味に強気の姿勢を崩さない「菅直人一味」の売国的居座り戦術に対して、『蟻』は大群を組んで、穴をあけ続ける必要が有る。予算関連法案が通過するかしないか。四月の統一地方選に、民主党がどの程度『惨敗』するか。この二点に、総てが収斂して行く筈である。結果が、待ちどうしい。。。。
それにしても、心有る「本物の民主党員」の議員各位に取っては、『民主党』と括って批判され続ける事は、堪らない逆風であり、さぞかしやりにくかろうと、同情に堪えない。不祥「時々パリ」の『カバ友』である『京野きみ子議員』の呟きを、最後に掲載しておこうと思う。
@kyonokimiko
(転載開始)
今夜、タクシーの運転手さんが民主党には期待した分だけ失望が多い、鳩山さんが辞めなきゃ良かった、自民党には戻したくない、と云うので、色々と話したら、あなたのような人がいるなら、やっぱり次も民主党にいれるよ、と云うので、解散の時は、ともかく私が居る党に入れてね、と握手をして、別れた。
(転載終了)
心から、ご苦労様です。私たち、国民の一人一人の期待を背負って、頑張って頂いて居るこのような『民主党議員』各位に、菅直人、岡田克也、枝野、玄蕃、前原、野田、蓮舫、その他一味の者共は、何か反論出来る事が有るか。蟻の力を終結させよう!
http://blog.goo.ne.jp/veritas21
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