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重要閣僚として、菅直人首相を支える野田佳彦財務相、前原誠司外相、蓮舫行政刷新担当相に「政治とカネ」の問題が発覚した。首相はこれまで、民主党の小沢一郎元代表にかかわる同様の問題に対しては、「説明責任」「説明責任」と声を大にしていたのに、2日夜、前原氏らの問題をめぐり、記者団から質問された際には、思い口調でモゾモゾとこんなやりとりをしただけだった。
記者団 一部報道で、前原氏らの「政治とカネ」の問題が出てきているが、受け止めは
首相 まあ、本人が説明をし、適切に対応されるものと。こう理解しています。
記者団 前原氏を呼んで、直接、事情を聴く考えはあるか
首相 これは本人が、あの、説明をすると。適正に対応すると。そういうことで済むと思っています。
記者団 これまで前原氏は、小沢氏の「政治とカネ」の問題を厳しく追及してきた。前原氏が閣僚を続けることに問題はないと考えるか
首相 ですから、まずは本人が、本人が説明をすると。そして適切に対応すると。そういうことだと思っています。
「小沢問題」では、国会招致やら離党を求めるやら、小沢氏を追い込むことに躍起だった振る舞いを思い起こせば、その対応の違いは歴然だ。閣僚の中では、前原氏の存在感が大きいこともあり、記者団の質問は途中から、前原氏に絞られているが、直接、会って事情を聴くでもなく、すべて「本人任せ」だとしている。
平成23年度予算案を参院審議は、未だ始まっておらず、自民党など野党にとっては、棚ぼた的に新たな、そして、このうえなく効果のある追及材料が見つかったのだから、いやが上にも、勢いは増すだろう。
前原氏ら3閣僚に問題の核心を問いただすこともできるし、首相には「小沢問題」とはあまりにも異なる対応を突ける。そのやりとりがマスコミに取り上げられるだけでも、菅政権のイメージダウンは必至なのに、場合によっては、国会招致を求め、「説明責任を果たせ」と追い打ちをかけるかもしれない。
「ねじれ国会」下での国会運営、「小沢問題」、マニフェスト(政権公約)の修正問題…。弱り目に祟り目の菅政権なのだが、これまでにない終末感が漂っている。
それにしても、「小沢問題」で内閣支持率を上げようとしたが、かなわず、支持グループで同じ問題が発覚し、内閣の幕を閉じるような事態になれば、何とも皮肉な巡り合わせではないか。
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