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「民主党菅でたらめ内閣」と「民主党いい加減軽薄執行部」のどうしようもない国会運営のズサンさにとうとう国士・西岡武夫議長がお灸を据えて、国会運営の何たるか、を菅子ども稚拙内閣に教えようとしている。
何のことはない。国会運営の基本原則、政権が出す年度予算案はその政権の生命線、これを通してこその政権である。
菅は「予算案」と「予算関連法案」の二つをセットで衆院を通過させ、参院に送るべきものを、野党の抵抗が激しいと見てズルイ発想でこれを切り離し、予算案のみ参院へ送った。
事前に参院議長の西岡氏は、「切り離しは認められない」という事前の警告をしていたにも拘らず、である。この政権はずっと人をバカにし、なめたやり方を続けてきた。当然、西岡議長の警告、助言を無視した形を作った。
昨日3月1日予算案のみ切り離して衆院を何とか通したが、肝心の参議院は西岡議長がこれの受け取りを拒否した。
さあ大変だ。大変だ。前代未聞の事が起きたのである。
衆院が可決した予算案は参院の受け取り拒否によって、30日後の自働成立はなくなった。したがって予算案の年度内成立は不可能となったのである。
憲法60条第2項において、予算案は衆院通過後、
「参議院において『これを受け取ってから30日後』に自働成立」するという規定がある。この規定なら、参院がまだ受け取っていない以上、衆院側でもう一度、予算案と予算関連法案の二つの法案を協議し、可決後に改めて参院に送るしかないのである。
この事を報道規制されて、どのマスコミも報じていないのである。
菅は収入の後ろ立てとすべき予算関連法案を抜きにして衆院を通過させ、喜色万面で悦に入っていたが、トンデモナイ勘違いをしているのだ。
この内閣は稚拙で頼りなく、ゲバ棒を振り廻していた頃の精神構造で破壊活動をやっていたが、権力を握って、この体たらく、国と国民に害のみの内閣である事がハッキリした。
それにつけてもマスコミが横並びで、参議院の受け取り拒否を報じていない異常さも、この内閣と同列で国家反逆罪に相当すると言えよう。
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