新党結成が加速化？　民主、小沢系の佐藤夕子議員が離党へ。

文藝評論家・山崎行太郎の『毒蛇山荘日記』
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20110303/1299114199
2011-03-03 10:03

１６人の造反劇につづいて、いよいよ本格的な民主党崩壊が始まったようだ。河村たかし名古屋市長の後継者として、先の政権交代選挙で初当選した小沢系の佐藤夕子議員が離党したらしい。後は雪崩現象がおきるかどうかだが、むろん、この雪崩現象を押し止める力は、今の菅政権執行部に残されてはいない。これで、小沢グループによる集団離党、新党結成の動きは、さらに加速化し、本格化する。

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暴力独占機関としての国家……カダフィは、何故、しぶといのか？

http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20110303/1299084400
2011-03-03 01:46

先の日曜日の朝、藤原帰一という東大法学部教授(政治学)が、テレビ朝日の報道番組で「追い詰められたカダフィは自殺するしかない」と断言(予言)していたが、どうも事態は東大教授あたりの「占い」(？)等が簡単に通用するはずはなく、もっと複雑怪奇で、なかなかカダフィは自殺しないというより、あらゆる手段を行使して権力維持に勤め、昨日あたりは反政府勢力(反政府軍)に占拠されていた都市を爆撃し、次第に奪還しつつあるようだ。これを受けてアメリカやイギリスを初めとする欧米先進国、そして国連は、カダフィの資産凍結による封じ込めと国際圧力によってカダフィ政権転覆とカダフィ追放を画策し始めているが、これからどうなるのか、予断を許さない。何故、カダフィはしぶといのか。民衆革命が成功したかに見えるチュニジアやエジプトと、リビアやイランとは同じではない。リビアやイランは明らかに「革命政権」である。従って革命を防衛するためには民衆であろうとも、それに銃口を向けることに躊躇しないのは当然だろう。特にカダフィ率いるリビア政権の行動は、国家というものが、暴力の独占装置であることを知るためのいい勉強材料となる。リビア政府軍は、反政府勢力の武器庫を爆撃し、反政府勢力の武器・弾薬が底をつき始めているという情報もある。一部の反政府勢力は、外国からの武器支援や軍事支援を求めているらしい。「凶悪な独裁者」と「善良なる民衆の民主化デモ」という二項対立の図式では解けない謎がそこには潜んでいる。ムバラクは民衆デモに銃を向けることが出来なかったが、カダフィはそれを躊躇していない。何故か。イランやリビアが革命政権であるとは、親英米政権を打倒した、つまり独立戦争を勝ち抜いた反英米自立政権であるということだ。この謎が、テレビタレント化した藤原帰一という東大法学部教授(政治学)ごときにわかるはずがない。翻って日本について考えてみる。「小沢一郎追放劇」の芝居を描いているのは誰か。菅直人や仙谷由人等であろうはずがない。むろん、自民党議員やマスコミであるはずもない。小沢一郎が、ひそかに脱米自立国、あるいは反米独立国・日本を目指していることは明らかだろう。日本が米国の植民地支配の枠組みから独り立ちし、文字通り独立するためには、何が、あるいはどういう指導者が必要なのか。あらためて考えてみるべきだ。小沢事件を「記者クラブ制度」問題等に矮小化するなかれ。

コメント
01. 2011年3月03日 11:54:00: u8T2aRIP9Y リビアはただの部族間抗争の内戦に突入しただけだし。 佐藤議員の離党を民主党内の抗争として、リビアの内戦になぞらえたいのか？ よくわからん投稿だ。
02. 2011年3月03日 12:40:33: xqW1nKNiWw まあ、マスコミ＝親アメ公が応援するところは崩壊するって いういい例だな。民主党も疫病神＝マスコミに甘言に乗って しまったのが運の尽きだろうね。
03. 2011年3月03日 13:41:23: 4ljUIMFRRA 藤原帰一 　官僚の先ばしり男
04. 佐助 2011年3月03日 13:52:45: YZ1JBFFO77mpI : yfh2LMxEgU すべて繋がっている関係ある。 世界も日本も｢ルール厳守/破壊｣の繰り返す40年周期改革が行われている。20年ごとに，社会的ルールの破壊が多数派になる時代と，ルールの厳守が多数派になる時代が交代する。この繰り返しに気付かなければならない。 世界も同じ方向で動く，2000年からスタートした革命は2020まで進行する。前半10年間は｢古い政治概念の破壊｣が活性化した。後半は｢新しい政治概念遵守｣に分けられ，20年間で収束される。2011年からは平和的革新的なカリスマ氏の登場は避けられない。特に失業率の高い国家では政権与党の反転が行われるがすべての国家で政権交代が行われるし行われた。このことから各国でのデモや暴動の倒閣運動は絶対に避けられない。 前半の｢古い政治概念の破壊｣とは2.26事件や大正デモクラシーとクーデターに明け暮れ，平行して，右翼原理主義者の言動が軍人・財閥・政治の指導者に支持され国民が受け入れる時代だった。しかしこのことで｢右翼原理主義｣から｢左翼原理主義｣までと｢イスラム原理主義｣から｢キリスト原理主義｣まで活性化させてしまう。 エジプトのムバラクは米国を非難したので追放されたが現実はイスラム原理主義に向かうだろう。日本の大手マスコミは親米エジプトの誕生だと騒ぐが，残念ながら，ムバラクの追放は米国の差し金，それも幻想で。欧米人が嫌うイスラム主義が西アジアを席巻することになる。 リビアの部族間抗争の内戦は,｢現状からの脱出｣であり政権与党の反転でもある。倒閣運動が行われているのである,アメリカも英国もドイツもイタリアも日本もアラブ諸国も同じ政権交代したのである。ルール厳守/破壊の繰り返す40年周期改革である。各国によつて違うのは当然,日本も政権交代が起きましたがさらに二大政党制の不信から地方勢力の第三の勢力が伸びてきます。三つ巴とも違う小数政党の離合集散の時代に移行します。 従って日本でも奇人変人の小泉式バフォーマンス靖国復興タイプが自民党を破壊を宣言した人物がスポットライトを浴びた。後半は政治的関心が高まり，中心的概念は大きく反転する。小泉氏と全く逆の革新的平和的なカリスマ氏が登場して大活躍するのである。2020年には収束する。 もう少し具体的は｢古い政治概念の破壊｣つまり｢現状からの脱出｣なんですよ。具体的には対米隷属主義と既得権益(天下り・官僚国家含む)からの脱出に期待したのである。政治的対立要素の放棄は隠れた二大政党制の腐敗=不信に繋がります。超インフレデフレや超失業率を放置して世界信用収縮恐慌を認識もできないので，この二大政党制は，日本や世界各国で2030年まで機能不全になります。 だから｢新しい政治概念｣の全国の地方議会選挙から大躍進する地方分権勢力の維新の会や減税日本の第三の勢力に期待するのは自然である。この地方分権連合が民主党の分裂を誘い，政権与党の民主党は統一地方選挙では倍差で大敗，全国集計では3分の1になる。また世界的信用恐慌の進行は、第三の大底ニ幕三幕に向かうため、連立与党内、民社党内の対立は絶対に避けられなくなる。このことから日本の政治は、中小数政党の離合集散の時代に移行が避けられなくなる。この地方分権連合が離合集散の時代を加速させるのである。2013年には自民党も民主党も大敗して地方分権が対立軸になるので第三の勢力が本格的に大躍進してくる。日本では現代版，応仁の乱です。 世界で発生する超失業率によってデモや暴動や倒閣運動の発生は避けられないのはルール厳守/破壊の繰り返す40年周期改革が行われているのである。
05. 2011年3月03日 15:34:03: 78IL90wTo6 　要するに、低能・菅直人はまったく政治の世界では通用しない男だということ。一昨日も、脳天気の高級料亭で美食に耽ったとか。

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