http://www.asyura2.com/11/senkyo108/msg/839.html
Tweet |
病み上がりなので、もう寝たいのだが、なんとなく落ち着かなくて書き出してしまった。菅は追い詰められれば「やぶれかぶれ解散か」などと言われている。田原総一朗などは、それは「菅さんのプライド」なんて言って、やぶれかぶれのヨイショをしている。岡田も枝野も、使い捨てなのをわかっていて、ヤッパリやぶれかぶれだ。
野田は、国際(対米)協力銀行を やぶれかぶれで「国有民営」という、ノーチェックで国のカネを流出できる打出の小槌にしようとしている。レンホウは、(対米)規制仕分け(緩和)でTPPに弾みを付けようと、やぶれかぶれで血道を上げている。
どいつもこいつも、これが本当に国民のためになる なんて思っていない。それどころか、自分のためになるとも思っていない。たぶん。でも、一度手を染めてしまった者は、より深くより多く、その道へ引きずり込まれていくしかないのだ。拒絶は政治的な抹殺を意味するから。(自分たちがその抹殺のお先棒を担いでいるだけに、恐怖感は身にしみている)
菅政権の閣僚と執行部が、軒並みやぶれかぶれ、自暴自棄になって、どんなに悪いことでも「もうこの際仕方ない」と後先を考えずに、矢継ぎ早に並べ立てる。私が直接知る限りでは、最悪の状況ではある。私がブログを始めるキッカケをつくってくれたコイズミ独裁。あの時も、息つく暇がないくらい、次から次へと非道い政策が打ち出された。
ただ、唯一今と違ったのは、他ならぬコイズミ自身が延命する必要があったと言うこと。支持率をキープする必要があった。アメリカから見て、唯一の障壁は、自らの走狗であったポチ・コイズミ自身の人気取りだった。コイズミ人気を使って、アメリカは郵貯をはじめ、ごっそりと日本のカネを手に入れるつもりだったのだから、これは仕方のないジレンマではあった。
しかし、今は違う。アメリカは、金融の側も産軍複合体の側も、菅を延命させる必要は全く感じていないだろう。むしろ、もう支持率は1%もいらないから、ありとあらゆる悪事を働かせよう、という追い込み方をしている。悪役自身の人気という、最低限の歯止めすらないキョンシー菅内閣は、だから史上最悪なのである。
そのなかで、ひとりだけ破れかぶれではなく、にやけた顔で他人事のようなそぶりをしている男がいる。そう、あの前原誠司だ。前原は、菅が潰れた後、あたかも挙党一致、あるいは挙国一致のようなポーズをとって、登場してくる。グアム移転費を全額負担することとをこっそり約束しておいて、辺野古移転について善人ぶった発表をするかもしれない。
小沢氏の名誉回復を、口先だけやらかして、(じつは名誉職に閉じ込めて)、小沢グループの口封じをはかってくるかもしれない。菅たちキョンシーやゾンビの類を掃き捨てて、まるで正義の味方のような顔で、自民党公明党と連立し、橋下徹とも気脈を通じ、圧倒的な支持率で君臨するだろう。
そうしておいて、菅が撒き散らかした悪事の数々を、国民に一切知らせることなく粛々と遂行し、淡々とアメリカに貢ぐのである。郵貯、簡保どころか、国保、健保、年金にいたるまで、日本国内に寝かされているカネというカネは、アメリカ国債という紙切れのために吸い上げられる。その額は、単純に考えても千兆円のオーダーになる。
アメリカの財政危機と経済危機を舐めてはいけない。国債を刷りまくって、経済を復活させたオバマの魔法は、残念ながら魔法の効き目はもう切れかけている。切れたら最後、想像を絶する大混乱が待っている。それがわかっているからこそ、現職総理の菅直人を、意気ながらキョンシーにしてしまうほどのプレッシャーをかけて、カネ吸い上げ体制を構築しようとしている。
段取りは、全部菅がやる。そのマイナスイメージはすべて菅がかぶって、最後は掃きすてられる。その後を、まるで正義の味方のように前原誠司が襲い、すべてを国民に隠して悪事の収穫作業を行う。くり返しになるが、気をつけなくちゃいけないのは、いくつかの問題で、ホントの正義の味方みたいなポーズをとるだろうと言うこと。
以前から指摘している、辺野古の問題。国際協力銀行の「民営国有」という、恐るべきものを作り出そうというのが、その前兆だ。もうひとつが、小沢氏を「名誉顧問」か何かに付けて、そのバーターで小沢グループの口を封じるという手だ。小沢氏は拒否するかもしれないが、政治生命が風前の灯火である多くの議員は、乗ってしまう危険性も大きい。と言う訳で、表題の答えは、ポチ・コイズミでもキョンシー菅でもなく 忠犬前原が最悪。
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK108掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。