自民党が圧勝するという根拠は、
第一に、消費税１０％を掲げながら、
昨年の参院選で大勝。とくに１人区（小選挙区）は、圧勝。
大躍進したみんなの党でさえ、１人区ではゼロ。

とすれば、小選挙区が３００もある衆院では、必然的に自民党が圧勝する可能性大。

第二に、世論調査をみると、昨年の参院選時に比べて、自民党が民主党に対して優位に立っており、参院選時以上の勝利を収める可能性大。

第三に、国民の民度、反小沢大マスコミの影響等を考慮すれば、
仮に新党ができたとしても苦しい。

国民の民度といえば、Ｂ層。（国民の大半を占める）

自民党は、参院選と同様、小泉進次郎を最大限活用するだろう。
そうなればどうなるか。
小泉親子が大好きな大マスコミが総力を挙げて自民党を応援。
その結果、「キャー進次郎君！カッコイイ！」「俺たちの進次郎！」などと
Ｂ層が興奮し、自民党が圧勝するだろう。

以上の理由から、解散すれば、植草氏がいうところの「主権者国民政権」の誕生は困難。
「官僚（検察も含む）・土建屋・大マスコミ・カルト」依存の自民党中心の政権が誕生するだろう。

それゆえに、菅首相に解散させないで、辞任してもらい、
代表選を実施することによって「主権者国民政権」を誕生させようと
小沢派幹部は動いているのだ。
菅政権打倒戦術は、熟柿戦術だ。
短気は損気。家康流だ。

■一方、「一新会」メンバーらが行動に慎重なのは、首相が衆院解散で対抗してくることへの警戒感や、
特例公債法案などの２０１１年度予算関連法案を成立させる手だてがない以上、
今国会会期末の６月ごろには政権運営が完全に行き詰まるという見立てもある。
　党員資格停止の処分で小沢氏の影響力は低下しているが、
グループは党内最大の１３０人規模とされ、その動向が政局のカギを握っているのは間違いない。
一新会幹部は「菅さんには辞めてほしいが、解散はさせない。これがみんなの思いだ」と指摘する。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011022700189
＞一新会幹部は「菅さんには辞めてほしいが、解散はさせない。これがみんなの思いだ」と指摘する。

正しい状況判断だと思う。さすが、小沢派。
短気は損気。
“信長主義”より“家康主義”。
最後に勝てばいい。

＞相対的に浮上しただけで

それが小選挙区制の怖さ。
衆院では、それが３００もある。
自民党の支持率がちょっと民主党よりも上でも、
圧勝してしまう。

普通なら、妄想や願望ではなく、
自民党が大勝した参院選のデータや
直近の支持率・投票動向先など、
データにもとづいて論じるはずだ。

私はそれに基づいて、言っているに過ぎない。

願望と予想は分ける必要がある。

私は筋金入りのアンチ自民党だが、
03で理由を書いたとおり、自民党の大勝だ。
「民主党Ａ」とか「Ｂ」とか、現時点では存在していないのだから、
「全国的な支持率」もないのだから、正確な予想は不能。

さらに、減税日本には小泉化の危険性があると思います。
（既得権益叩きを利用して支持を得るが弱者は切り捨てる）

今なら一発どころではない。５発ぐらいある。菅支持で選挙に勝てるなどと考える人は自分の脳の構造を疑った方がいい。菅の戦略、言葉で選挙に勝てるわけがないのだ。