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【永田町・霞ヶ関インサイド】都知事選占う 松沢−樽床人脈
2011.03.01 :夕刊フジ
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110301/dms1103011431012-n1.htm
『東京新聞』(2月22日付夕刊)が1面トップで、東京都の石原慎太郎知事が都知事選(4月10日投開票)に不出馬の意向であり、神奈川県の松沢成文知事が立候補に向けて調整していると報じた。同日午後になって、筆者に問い合わせの電話が殺到した。
手前みそで恐縮だが、昨年末発売の『週刊東洋経済』(12月25日・1月1日合併号)の特集「2011年大予測」に「どうなる東京都知事選」の一文を寄せた。その中に次のような件(くだり)があるのだ。
「民主党都連関係者によると、松沢成文神奈川県知事を推薦候補として、石原氏にぶつける案が内々で急浮上している。松沢氏は上田清司埼玉県知事、森田健作千葉県知事と、首都圏知事連合結成を目指している。松沢氏の出馬の可能性は少なくない」−。
旧聞に属するので種明かしをすれば、この情報は、実は「民主党都連関係者」ではなく、昨年秋、神奈川県選出の自民党有力国会議員から聞いたものだった。そして、年が明けた1月初めにも、松沢氏と親しい民主党幹部から同氏がひそかに意欲を持っていると聞いていたのだ。
自民、民主党の両氏に共通した指摘は、件の予測記事にも書いた「松沢・上田・森田首都圏知事連合」構想であった。
これが肝である。元民主党衆院議員(神奈川9区)の松沢氏、元民主党衆院議員(埼玉4区)の上田氏、そして、元自民党衆院議員(東京4区)の森田氏のバックグラウンドが利いてくるのだ。
では、石原知事の4選出馬の可能性は消えていないとする向きもあるが、仮に、松沢氏出馬となれば、これまで石原氏出馬を前提に取り組んできた自民、公明両党はどうするのか。
恐らく、出馬に当たって政党の推薦を受けない松沢氏を、独自候補擁立ができない自民、公明党と民主党の一部がなし崩し的に支援することになるのではないか。松沢氏はこれまでに石原氏とは密接な関係を築いており、事実上の後継指名を得られれば、同氏に大きなチャンスがある。
だが、不出馬確実とされた蓮舫行政刷新相が公示直前に出馬表明するという民主党執行部のウルトラC説があり、高知県の橋本大二郎元知事の出馬も取り沙汰されている。
それでは、先述の「利いてくる」とは何を意味するのか。今や民主党中間派の代表格であり、焦点の“菅降ろし”のキーマン、樽床伸二元国対委員長と松沢氏は松下政経塾の同期生である。「3月危機」の展開いかんでは、この人脈が新たな地平を拓くことになるのだ。 (ジャーナリスト・歳川隆雄)
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