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(演習風景)
2011-03-01
(演習風景)
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2月の鳩山発言によって、沖縄海兵隊は抑止力ではないこと。
アメリカの強要によるものであり、「抑止力」と言うのは「方便」だったと言っても差し支えないこと。
アメリカに加えて外務、防衛両省が最初から最後まで、県外、国外は全く検討せず、辺野古で押し通されたこと。
この二つが明らかになった。婉曲な表現ながらも暴露された。
この機に及んでジェラルド・カーチスが 辺野古新設の撤回 を言い出した。
アメリカ軍産複合体の対日担当は、ジョセフ・ナイ、 ジェラルド・カーティス、 アーミ テージの序列で権力を振るっている (一番下っ端だったマイケル・グリーンは最近干されたのかも)。
カーチスは鳩山政権が辞職して、空き缶政権が成立するや、即時に首相官邸に乗り込み「政治指導」した人物である。
沖縄米軍はともかくも、元々が海兵隊の普天間基地は、嘉手納で代替えできるし、海兵隊のグアム移転により、有っても悪くないが、とりたてて必要なわけでも無かったのである。
まして、辺野古への新設などは、アメリカにとっては、地元沖縄住民の反対を押し切ってまで実行するメリットは最初から無かったとしか考えられない。
今になって方針転換のようなことを言い出すのは、ほとぼりが覚めた と見ての小出しの大衆操作と考える。
2009年政権交代の最初から、鳩山・小沢政権潰しの「ためにする辺野古強行」だったのである。
アメリカ、そしてマスコミと日本の外務、防衛官僚は、最初から「鳩山政権打倒のために強引に状況操作をしていた」のである。
蛇足の追加だが、自衛隊基地の中に米軍基地を置く などと言い出した。まさに自衛隊の米軍防衛隊化。そして、経費まるごと日本持ちを言い出している。
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琉球新報から
辺野古「強行は無謀」 米有力外交専門家が論文
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-174059-storytopic-3.html
2011年3月1日
ジェラルド・カーティス氏
【東京】米国の有識者で知日派として知られるジェラルド・カーティス米コロンビア大学教授が28日までに「日米関係の将来」と題した提言文を発表し、米軍普天間飛行場の辺野古移設の強行は「無謀」だとし、沖縄の反基地感情をこれ以上高めないためにも在沖米軍を削減すべきだと提案した。
22日に日米の国会議員が出席し都内で開催した新・下田会議に寄稿した。米国内でも発言力がある古参の知日派だけに、今後の普天間飛行場の返還・移設問題に一定の影響を与える可能性がある。
論文は、沖縄での基地を取り巻く現状について「沖縄に米軍基地が多すぎるのは否定できない事実だ。県民が辺野古移設を受け入れる可能性は極めて低い。新基地を建設するのではなく、米国は強制される前に迅速に沖縄の軍事プレゼンスを削減すべき」だと主張している。移設強行は「沖縄の反基地感情を悪化させ、沖縄における米国の軍事的プレゼンスそのものを危険にさらすことになる」と警告した。
同氏は日米同盟を支持し、長期的安定の必要性を強調する立場から「米国は最終的に日本国内の米軍専用基地をなくし、『自衛隊基地内に米軍を置く』ことを支持すべきだ。基地共有は日本における米国の軍事プレゼンスを政治的に可能にするための最善の方法だ」と提案した。
普天間問題が膠着(こうちゃく)状態に陥った責任は「日米双方にある」と指摘。民主党政権発足直後の2009年10月に来日したゲーツ米国防長官が高圧的な態度で同問題の早期解決を迫ったことは「オバマ政権として適切ではなかった」と批判。
さらに、自民党政権下でも10年以上辺野古移設が実現しなかった事実に触れ、移設が滞っている責任について「鳩山由紀夫前首相だけに(責任が)あるわけではない。辺野古移設計画ははじめから欠陥があった」と分析した。
新・下田会議は、戦後の日米関係の再構築を目的に、民間の政策対話機関として1967年に初開催。以後、日米両国の政治家や有識者が出席し、94年まで重要な政治課題が出た時など継続的に開催されてきた。米軍普天間飛行場移設問題が日米間の重要な政治課題となっていることなどから、17年ぶりに開かれた。
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