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2011年3月 1日 (火)
今朝から朝日新聞の宅配が完全にストップし、寒いながらも清々しい朝となった。オヤジの代から数えれば60年以上という長い付き合いだったので、昨日は朝日の販売店の店長が挨拶に来た。
このところの朝日の劣化具合なんかを話したのだが、店長曰く、「やっぱりね。ずいぶん変わりましたから・・・」。地域によっては、記事の内容が理由で解約になった割合を集計しているところもあるのだとか。ネットでの不買運動の話をした時の店長の悲しげな表情が印象的だった。
昔は、インテリが作って、ヤクザが売るなんて揶揄されたものだが、いまどきの新聞はヤクザもどきが作って、常識ある市民が一生懸命売っているってわけか。なんてこったい。
ところで、ほとんどのマスメディアが報道しない沖縄の基地問題のひとつに、高江の米軍ヘリパッドの移設工事がある。
工事が着工された2007年から地域住民による24時間体制の座り込みが続き、それに対して沖縄防衛局は工事妨害として那覇地裁に住民を訴えるといういやがらせをしているのだが、普天間や辺野古は知っていても高江のヘリパッドについてはおそらくほとんどの人が知らない、知らされていないのではないだろうか。
明らかにマスメディアの怠慢なんだけど、今日の東京新聞の「こちら特報部」は、その高江の問題を取り上げていた。
記事によれば、高江は「自然生態系の宝庫」と呼ばれるやんばるの森の一部で、ここにヘリパッドなんかできた日には環境に悪影響があることは容易に想像がつく。どうやら、オスプレイを配備するために高江のヘリパッドが必要とされているらしいのだが、その移設費用はなんと日本の負担なんだとか。
記事の最後は、「米国側に立って住民をいじめるとは、どこの国の政府なのか」と憤る支援者の言葉で締めくくられているが、この国はどこまでアメリカにシッポを降れば気がすむんだろう。
そんなアメリカとの隷属的な関係を払拭して、対等な日米関係を確立するのが、政権交代の目的のひとつでもあったはずなのに、ところがどっこい、スッカラ菅君はこれまで以上に隷属的関係を深めようとしているんだから話にも何もなりゃあしない。
エジプトの邦人救出のために政府専用機を飛ばすのを拒否した時と同じように、「好きで座り込みしてるんだからほっときゃいいんだ」てなことを心の中で思っているんだろうね、アメリカの忠犬ハチ公は。
高江のヘリパッドについては、「辺野古浜通信」をご一読あれ。
http://henoko.ti-da.net/
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