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「内部分裂するのは予想通り」民主党がひとつになれない根本的な理由
週プレNEWS 2月28日(月)20時26分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110228-00000301-playboyz-pol
民主党の内部分裂が止まらない。2月17日、渡辺浩一郎衆議院議員ら16人が菅政権への批判とともに所属会派「民主党・無所属クラブ」からの離脱を表明。22日発売の月刊誌には、「民主党解体・打倒菅政権」の刺激的な見出しが躍る原口一博前総務相のインタビューが掲載され、さらに24日には、松木謙公衆議院議員が農水政務官を辞任するという異常事態にまで発展した。
マニフェストを反故にし国民からの支持率が低下し続けるなか、もはや政党としての体を成していないほどバラバラ状態の民主党。危機の今こそ一致団結すべきなのに、どうして党がひとつにまとまることができないのか。
「民主党というのは、もともと小さな政党が集まったネットワーク型の組織なんです」と語るのは政治ジャーナリストの藤本順一氏。そもそも民主党は、小沢一郎氏らが結党した新進党や、鳩山由紀夫氏や菅直人現首相らが所属していた新党さきがけ、それに社民党の一部議員らが集まって結党した組織だった。
「これは野党のときにはものすごく力を発揮する。小さな違いは置いておいて、まずは大きな敵をやっつけようと力を合わせるからです。しかし、いざ自分たちが権力を持ったときには、みんなオレのグループが一番だと思ってまとまらない。そして、野党のときにはバラバラの組織をまとめる絶対的なリーダーだった小沢一郎の力が弱くなるとケンカが起きて、またバラバラになる。今の民主党の分裂状態というのは、もともとバラバラだった組織がもとのバラバラの状態に戻っただけ。こうなるのは政権を握ったときからわかっていましたよ」(藤本氏)
会派離脱を表明した16人と松木、原口両議員は、党員資格停止処分が決定した小沢一郎氏に近い議員。こうした一連の行動は処分に対する抗議でもある。しかし、反・小沢派の民主党執行部は小沢氏への処分を変える気はないと宣言。国民の無視の“お家騒動”はいったいいつまで続くのか。怒りを通り越して、あきれるばかりである。
(写真/井上賀津也)
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