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阿修羅の皆さん、こんばんは。群馬在住のゆみこです。
本日、2011年2月27日(日)午後1時から、群馬県高崎市のホテルメトロポリタン高崎 丹頂の間で三宅雪子・国政報告会があったので、行ってきましたので報告します。細野豪志(ほそのごうし)が来たんだよ。細野豪志は、やっぱり大した政治家でしたよ!
「三宅雪子を大成させる会」(大成会) オオツカ代表 挨拶
○3月23日に東京スカイツリーを見に行くバスツアーをする。(三宅雪子を応援して集まる人数からして)どうしても2台くらいになっちゃうのだけど、これを何とか1台にして、三宅雪子がそのバスに乗り、行きも帰りも皆さんと一緒のバスで、皆さんに三宅と仲良くなってもらう。演説で三宅が一方的にしゃべるのではなく、このバスツアーで双方向のコミュニケーションをする。そうすれば、どんな風(逆風)が吹いても離れていかない支援者ができる。同じ趣旨(しゅし)でちょくちょくバスツアーをやりたい。
「三宅雪子と共に歩もう」 イソベ代表 挨拶
○この会は、利害関係で集まったのではなく、一般の人が三宅雪子を応援しようということで集まった会です。出来て1年目の会です。
角田儀一(つのだぎいち) 元参議院副議長 挨拶
(京大法学部卒、弁護士、群馬県出身)
○逆風が吹いている時にたくさん集まってくれて、ありがとう。三宅が一番感激していると思います。
○私ははっきりものを言う。この上州から江戸の政府を見ていて「何をしとるんだ!しっかりしてもらわないかん!」と思う。
○いまの民主党および政治家に言いたいことは「私心を捨てよ!人々のためにつくせ!」「与党は団結せよ!」「小沢さんをあそこまでいじめるな!」(会場からかなりの拍手)「政権を作った人(小沢一郎)に対して情がない!民主党は情のないことをしてはいけない!」(また会場から大きな拍手)
○細野豪志(ほそのごうし)に言いたいことは「総理大臣補佐官なんだから菅さんにもうちょっと言え。」
○菅総理大臣へ「天下の上に己(おのれ)を置くな!」
○民主党へ「解散なんか、まかりまちがってもやるな!」(ゆみこ:理由は予算を通すことが大事だから、だったかな。ちょっと覚えていない。)
(ゆみこの感想:角田儀一氏(73歳)はまだまだお元気。そして民のための政治をやるべきだ、という素晴らしい信念をお持ちの、頭脳明晰な立派な方だと思いました。心強いです。)
富岡賢治(とみおかけんじ) 高崎市長選候補者 挨拶
(元群馬県立女子大学 学長、元文部省のお役人、群馬県出身)
○私は三宅雪子さんのファンです。その理由は、いま自分が、今度の4月24日の高崎市長選挙に出るので高崎の町を回っているのだが、三宅雪子のファンがとても多い。ある人の話では、秒刻みで動いている三宅議員が、道の反対側にいる障害者に気づいてかけ寄って抱きしめたそうだ。その人はそのことを忘れない、そしてみんなにそのことを言っている。三宅雪子はいつも弱者のことを考えている。
○わたしは4月24日の高崎市長選に出る。迎合せず、自分が正しいと思ったことをしたい。少数派、弱者の味方でありたい。
(ゆみこの感想:障害者に声をかけたのかと思ったら、「抱きしめた」というところで、わたし泣きそうになる。やっぱり家族に障害者がいると違うなと思う。三宅さんの弟さんは障害者。)
細野豪志(ほそのごうし) 内閣総理大臣補佐官が到着 挨拶 (京大法学部卒)
○昨年末に三宅さんに(この国政報告会に出てくれないかと)声をかけられ、楽しみにしていた。
○角田儀一は大学の先輩で、政治家としても先輩で、目の前にいるのでプレッシャー。
○三宅雪子には親近感を覚えている。なぜなら、三宅さんは労働大臣をやった石田博英(いしだひろひで)議員のお孫さんであり、石橋湛山(いしばしたんざん)翁(おう)の秘書をしていた人である。石橋湛山は私と同じく落下傘で、自分の出身地でない選挙区から出た人です。私は周りからずっと「石橋湛山翁のようになれ」と言われてきた。だから三宅雪子さんが出てきたとき、ああ、石橋湛山の秘書の石田博英さんのお孫さんだなあと、親近感を抱いた。そのときは言わなかったですけどね。
(石橋湛山記念財団HPより:石橋湛山とは大正から昭和にかけての日本の混迷の時代を強い信念とリベラルな視点でリードした評論家であり、 政治家)
○政治は人助けだと思う。三宅さんはそれを体現したような人。その点で私はとても三宅さんにはかなわない。三宅さんは障害者の虐待問題(これは表に出にくい)、イレッサの薬害事件などをやっているが、はっきりいってこういうのは票につながりにくい。三宅さんはそれでもやっている。
○去年は転落事故などがあり、三宅さんには厄年だった。国会に行くとマスコミに囲まれて大変だなあと思って見ている。わたしも以前マスコミに囲まれることがあったが、これは自分がわるいので・・・(ゆみこ:何のことか分からず、ちょっと笑ってるし浮気でもしたのか)。
○ここで話を終わらせられたらいいのだけど、皆さんは民主党の政権運営のことを心配しているでしょう。申し訳ありません。しかし、政治は何も変わっていないのか、動いていないのかと言えば、否!
○皆さんが民主党政権に期待しているのは、税金の無駄遣いをやめることでしょう。成果を言います。
○自民党政権時代には「ない」とまで言っていた埋蔵金は、今のところ5兆円の掘り出しに成功している。
○特別会計にも手をつけた。(ゆみこ:くわしく説明していたか不明。メモをしている最中に時々集中力が切れるので、話を聞いていないときがある。レポートには能力が要るね。)
○天下りはまだあるが、たくさんやめさせた。
○税金の無駄遣いは毎年チェックせねばならないから、結構たいへんです。それでも、無駄遣いを無くすことは5合目から6合目まで達成できていると思う。
○税金の無駄遣いをやめて、(そのお金を)どうするのか。安心で安全な暮らしができる社会にするために遣う。医療や年金。
○長妻さんは最近いろいろ言われているけど、彼は125万人の消えた年金を戻したんですよ!
○三宅さんは10年ぶりの診療報酬上げをやった。それも小児科や産婦人科など。
○民主党のもうひとつの目標は「新しい公共」をやること(ひとつ目は税金の無駄遣いをやめること)。現在、地域のために身銭を切っているひとがたくさんいる。消防団とかPTA、NPOでの人助けの活動。こういう人たちを支援する。今までは「公共は官が独占」していた。細かい決まりをクリアしたNPOにしか補助金を出さなかった。これを、まずは人々が自分の好きな団体(NPOとか)に寄付してもらうようにする。例えば2万円寄付した人には、1万円控除する(ゆみこ:1万円を税金でバックするということか?)。大勢が寄付してたくさんお金が集まるところは人々が良いと思う団体、必要だと思う団体だということになる。だから官が主導してやるより、人々の求める公共が育つ。さて、これをどうやって達成するのか。
○私は、「民主党の代表選で小沢さんに投票したのに、なぜ今は菅さんを補佐しているのか」とよく聞かれるけれど、菅さんを補佐するのは当然なんです!民主党政権のためにやっているんです。私は好きとか嫌いとかでやっていない。菅さんは思い込んだら突っ走ってしまうところがありますけどね。
○予算案を通すことにはみんな協力してもらわなきゃ困る。予算が(政治で)もっとも大事なこと。場合によっては公明党や自民党など、党派を超えて協力してもらう。だって、予算が通らなかったらどうなるんだ。子ども手当てはどうなるんだ。そのほかのこともどうなるんだ。一番大事な国民の生活に支障が出るじゃないか。
○予算が通過したら、統一地方選挙でまたがんばればいいじゃないか。
○(今日来ている群馬県議の)門倉(かどくら)さんは(金田誠一衆院議員)秘書時代から良く知っています。信念の人です。
○(今日来ている群馬県議の)後藤かつみさんは二期目ですね。早稲田大学で(ナントカの)代表で、やんちゃしてた人です。
○(今日来ている高崎市長選候補の)富岡先生は教育分野でご活躍。
○今後は縦の考え方を捨ててください。国が地方をお金で左右する時代ではない。首長、県会議員が大事です。国がどうこうでなく、地方が自由にやれるようにする時代だ。
○私は4回選挙をやっているが、実は2回目が一番大変です。一回目は「いっぺんやらせてみるか」で当選させてもらえる。2回目が大変。候補者がんばれ。
(ゆみこの感想:終始にこやか。ゆっくり、はっきりと喋ってくれます。相手の立場に立つ余裕があるのだと思う。「好き嫌いで政治をしない」という細野豪志は立派です。小沢一郎の名代(みょうだい)で中国に遣わされるだけある。予算が通らなければ、国民の生活に影響する。民主党が掲げる「国民の生活が第一。」をやるために、今は党を割れさせず、しかも予算通過のためには超党派も視野に入れる。これが成熟した大人の思考ができる人だろうと思います。「小沢派だ」と言って、菅政権から抜け出てしまっては、権力を手放すことになる。権力がなければ国は動かせない。要職をぜんぶ菅支持の政治家に渡してしまったら、アメリカの思う壺じゃないか。細野豪志は大した人です。阿修羅のみんなも情緒的に流されてはいけない。民主党やその支持者を割れさせて力を削(そ)ごうとする工作員の書き込みに乗せられないでね。
ところで、今調べたら、細野豪志はやっぱり浮気をしていました。山本モナだって。ああ、あれか。そういえば、演説中なんとなくわたしは細野豪志に避けられているような、へんな感じがしたんだよね。・・・え!違うよ、細野さん!わたし、ハニートラップじゃないよ!工作員とかじゃないよ!)
後藤かつみ 群馬県会議員 挨拶
○いま選挙区を回っているが、地域から悲鳴が聞こえる。
○逆風が吹いているが、そのために自分が今度の選挙で倒れるなら、これまでの4年間やってきたことがダメだったと言うこと。(ゆみこ:逆風のせいにしない。負けても逆風のせいではなく、自分が選挙民に認められる仕事をしてこなかったということ。という意味。)4年間何をやったかが大事だ。
(ゆみこの感想:若い。力強く(というかリキんで)すらすら喋るのだけど、せっかくなら、その4年間に後藤議員がやったことを喋って欲しかった。わたしたちに知らせるいい機会なのに。)
門倉邦良(かどくらくによし) 群馬県会議員 挨拶
○細野豪志は大器です。
○4月10日の県議選は逆風と言われている。しかし、本当に苦しいのは県民だ。賃金カットやなんかで、みんな苦しんでいる。
○群馬県版の事業仕分けをやる!
○私は逆風で強く育つ!
(ゆみこの感想:緊張しているのか表情が硬かった。髪型がうっとうしい。もうちょとっとすっきりさせたほうが選挙民に受けると思う。)
駒井 實(こまいみのる) 医療法人三思会理事長 挨拶
○後ろの席までいっぱいでよかったね。
○細野豪志はテレビでしか見たことなかった。すごい人だなと思っていたが、実際会ってみてやっぱりすごい。
○ニュージーランドの地震の映像を見て思う。道路は泥状で、これは今の自民党の状態ではないか。セント・ポール寺院が折れちゃっている映像は「おいおい、これは今の民主党みたいじゃないか」。この原因は何か。それは民主党に綱領(こうりょう)が無いからだ。今やっている東京マラソンをちょっと見たけど、民主党をマラソンに例えると、綱領が無いのでみんな右往左往してゴールにたどり着かない。
(ゆみこ:wikipediaより「綱領」 物事の要点や指針をまとめたものを指し、この綱領を基準にして組織が運営されることが多い。とくに政党・政治団体においては政策の指針を決定付けるものである。)
○議員の責任は極めて重い。
○大変なのは私たち(民)だ!
○三宅雪子には会えば会うほど好きになる。
○群馬県で昭和58年・1983年に開催された「あかぎ国体」のスローガンである「風に向かって走ろう」にならって、逆風でもがんばろう。いま逆風の中を走る三宅雪子はきれいだ。私は招待され、迷ったが出席した。
(ゆみこ:群馬県は冬の空っ風で有名。わたしは高校時代、赤城山から吹き下ろす赤城おろしに向かって自転車で通学中、本当にぜんぜん進まなかったことがある。)
(ゆみこの感想:なるほど、綱領がないからダメなのね。そうだよね。代表選だって、実質的には総理大臣を決めるとても重要な選挙だったのに、サポーター票を入れる、入れないでうろうろしてたしね。結局入れちゃって、そこで不正をして小沢一郎を落とせるようにさせちゃった。)
この後、来賓を5人紹介。ちゃんと分からなかったのですが、精神科医の団体の長みたいな人、郵便局長会会長、連合会長、副会長、群馬県水上(みなかみ)町議 しまざき えいいちさん。
三宅雪子 衆議院議員 群馬4区
○まずニュージーランドにお祈り。
○群馬4区で9万1404票もらって当選したことにお礼。
○議員になるきっかけは、1年半前の小沢一郎からのたった一本の電話でした。そのあと小沢一郎に会って、それまで21年間勤めた会社(フジテレビ)をやめた。実はその10年前にも出馬の話があったが、断った。で、この10年間に社会がとてもすさんでしまった。自分に何かできることはないかと思っていた。小沢一郎が「君がやりたいことは国会議員になれば全部実現できるよ」と言われて、そうか、と思った。
○群馬4区は大変な選挙区。これまで比例でも民主党が当選しないところで、比例復活で当選させてもらった。
○議員になった頃はよく「当選したら、どうせ東京に行っちゃうんでしょう」「群馬にはいつ来るの?」と言われていましたが、わたしはいつも群馬にいます。群馬に居(きょ)を構えております。blogなどで発信して、いつもわたしがどこにいるか、皆さんに分かるようにしてあります。
○政治活動の報告は、すべての政治家の責任と思う。政治家が発信せねばならない。わたしはblog、FAX通信、土・日・月の駅頭で報告している。最初は「がんばります」くらいしか言うことなかったけど、年々活動が増えてきて、1時間ちょっとの駅頭報告では報告しきれないほど。ありがたい。
○ゴキブン委員会の副委員長をやっている(ゆみこ:ゴキブンとしか聞き取れなかった。なんだろう)。米国は日本と違い、何万ものNPOに補助金が出る。
○わたしは運がいい。国会に一番乗りできたのも運がいい。2番目の人はわたしの**分後でした(ゆみこ:興味が無いので、メモし忘れて書けない)。厚生労働委員会もはずされると思ったけど、前原グループや**グループなどの人が「三宅さんは本当にがんばっているよ」と推してくれて委員に残れた。民主党は割れていないと思った。
○これからも福祉、雇用、農業、TPP、外交、そして経済もやりたい。わたしは報道局の経済担当だった。1ドル=79円の中継をしたのがわたしです。すべての分野でエクスパートになりたい。
○今年は北関東自動車道が開通するのと、JRのデスティネーション・キャンペーンで群馬をやる、これが今年の大事なこと。高崎市は人口37万人で増えていていいが、群馬全体が元気にならなねばならない。
○2月25日に予算分科会で片山大臣に質問したのが衆議院のネット中継で見られるから見てください。地域での消防団やPTA活動など、「一人一役」の話です。現状は一人三役、四役やっていて、やってない人は何もやっていない。 いろんな人が質問を申請したのだけど、わたしに当たって、運が良い。
(ゆみこの感想:三宅さん、体調が悪そう。痛みがあって、それを我慢している人の顔をしている。無理をしたらいけない。「税金泥棒」と言われたくないから無理をするんじゃ、よくない。でもどうしたらいいんだろう。休む時間をもっと取ったほうがいいと思う。)
まるはしさん(誰かな?) 終わりの挨拶
○民主党には立派な人がまだまだたくさんいる。
○「コンクリートから人へ」と掲げたのに、またダム工事や無駄なコンクリート工事に逆戻りしていいのか!
○三宅雪子は短期間にたくましくなっている。
○市長にも県議にも民主党から送り出し、地盤を固めよう。
林つねよし 群馬県会議員選挙候補者(新人)
○昨年10月まで市役所の職員をしていた。年金を8年、障害福祉を8年半。
○政治家は言葉が大事だ。「国民の生活が第一。」(会場で一人拍手)「当たり前のことが当たり前にできる社会」
○では、皆さん、左手を腰に当てて、右手でこぶしを作って、「がんばろー!がんばろー!がんばろー!」
三宅雪子・国政報告会 おわり
その後、わたしが書いた前回の集会のレポート(http://www.asyura2.com/10/senkyo88/msg/490.html)、阿修羅のみんなが褒めてくれたやつ、それを副島先生が学問道場の「重たい掲示板」で褒めてくださった、あれをコピーして三宅雪子議員秘書の青木さんにちょっと説明して渡しました。青木さん「ああ、そうなんですか。今回もよろしくお願いします。」だって。
その後、予告どおりタリーズ・コーヒーへ行き(http://www.asyura2.com/11/senkyo108/msg/371.html)表でカフェモカを飲みながら本を読んでいました。テーブルに『ヨーロッパ超富豪 権力者図鑑』を派手派でしく置いていましたが、誰も来ませんでした。残念でした。「今頃、鎌倉はみんないっぱい集まって、デモやってるんだろうなあ。いいなあ」と思っていたら、隣にさっきの報告会で挨拶をしていた高崎市長選候補者の富岡賢治さんが座ったんです。秘書さんが車を回してくる間、「センセイ、コーヒー飲んで待ってて」ってことみたいでした。
そこで、わたしは富岡さんに話しかけてみました。わたしは高崎市民じゃないので投票できなくて残念だと言うと、「じゃあ友達に言ってみて、そういうのがけっこう票になるから」と富岡さん。わたしは、「そうします。じゃあちょっとどんなことをなさりたいのか聞かせてください」とメモを取り始める。それを下に載せます。わあ、インタビューだ。ジャーナリストみたい。
高崎市長選候補者 富岡賢治(とみおかけんじ)氏 独占インタビュー
ゆみこ:高崎市をどんな街にしたいのですか。
富岡賢治:にぎやかな街にしたい。ビジネスを持ってきてやろうと思ってね。にぎやかにビジネスをやる。そして静かなスローライフと両立させる。文化とビジネスの新副都心にする。埼玉はビジネスだけでしょう。高崎は文化もやる。
ゆみこ:ああ、新幹線も通ってますしね。
富岡賢治:その考えが間違いなの。みんな、新幹線や高速を通せばこちらに入ってくると思ってたけど、実際は出て行くばかり。高崎市は整備が遅いので、本庄(埼玉県)とかにビジネスが出て行ってしまう。
それからね、子育てなんかも、子育てばっかりじゃだめなのよ。お母さんが映画を見に行ったり、文化的なものに触れたりできる、ゆっくりとした生活ができるようにしたい。
高齢者はね、家の近くで人生の最後を過ごすことができるように。ハード(建物)も必要だけど、ボランティアが必要。ボランティアを支援するお金を税金で出す。日本人はボランティアはタダだと思ってるけど、それじゃ続かない。
子育てに関してね、わたしは子どもと農業体験をするのをライフ・ワークでやってきたんだ。でも人の金に頼ってたんじゃ、こういうのは長続きしないの。わたしは身にしみて分かってる。
(ゆみこ:そのときは誰かが出してくれてたのかな。だから税金で面倒をみれば長続きするという意味かな。聞いてる最中は「ああ、そうですよね」なんて言ってたけど、いま考えるとはっきりとは分かりません。)
富岡賢治:汗をかいた人が報われるような社会にしたい。まあ、これは漠然としてるから、あんまり言わないけどね。演説なんかでしか言わないかな。
富岡賢治:高崎もシャッター下りてるところが多いけど、そういうところではお祭りとかやってもダメ。
わたしはシャッター下りてるところに老人と若者が一緒に住むところを作ろうと思ってるの。老人の面倒を見てくれれば、若者は安く住めるようにする。それから、老人に子どもの面倒を見さすの。
ゆみこ:それ、いいですね。
でも、福祉って、税金が出て儲かるから、ピンはねする人がいるでしょう。そういうのはどうするんですか。
(『バチカン株式会社』という本で、老人ホームや精神病院をカトリック教会がやっていて、税金や寄付を教会がピンはねしていて、病院は古くて汚くて、大変な状態だ、そんなことがたくさんある、というのを読んだので、つい「また税金がかすめ取られるのでは」と思い、聞いてしまった。)
富岡賢治:そういうことを言っていてもしょうがない。老人ホームやって、儲ければいいと思う。とにかく老人ホームに入れないで待ってる人がたっくさんいるんだから。
ゆみこ:業者が儲けるのはいいんですけど、議員とかでピンはねする人がいるんでしょ。そういうのをさせない方策があるんですか。
富岡賢治:ああ、そういうのは、まあ・・・(ゆみこ:ちょっとこの辺が良く分かりませんでした。インタビュー力不足かな。)
ここで秘書さんの迎えの車が到着。
富岡賢治:ああ、ごめんね。じゃあ、今度事務所へ遊びに来てよ。
ゆみこ:は〜い。ありがとうございました〜。
最後の老人ホームの話は、富岡さんは汚職のことよりも、これから老人ホームを増やして、年寄りが安心して暮らせるように、なんとかしなくちゃいけない、という感じなのかな。時間も無かったのでよく分かりませんが、インタビューできました。
長い文章を読んでくれてありがとう。あ〜、こんな時間になっちゃった。疲れた。おやすみ。
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