http://www.asyura2.com/11/senkyo108/msg/681.html
Tweet |
在任266日、鳩山氏に並ぶ=広がる「菅降ろし」、崖っぷち−首相
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011022700108
菅直人首相は28日に在任期間が266日となり、鳩山由紀夫前首相と並ぶ。報道各社の世論調査で内閣支持率は2割を切り始め、予算執行に必要な2011年度予算関連法案の年度内成立は絶望的。民主党内では「菅降ろし」が拡大する八方ふさがりの状況だ。首相は政権維持に躍起だが、在任期間をどれだけのばせるか、前途は厳しい。
「予算を成立させることが国民にとって一番重要。私自身も全力を挙げて頑張る」。首相は25日、在任期間が鳩山氏と肩を並べることについて聞かれ、予算案と関連法案の成立に全力投球する姿勢を強調した。
首相は予算関連法案が成立しなくても、6月に具体案をまとめるとした税と社会保障の一体改革などへの取り組みを理由に続投する構え。予算執行に支障が出ても、世論の批判は野党に向かい、対決姿勢を和らげることを期待する。党内の「菅降ろし」の動きには、苦戦覚悟で解散に打って出る可能性をちらつかせ沈静化を図る。
28日時点の在任期間は、戦後の歴代首相32人の中では24番目。今国会を乗り切って6月末にたどりつけば、麻生太郎、福田康夫、安倍晋三の各氏らを抜いて19番目となる。
もっとも、首相が在任日数を順調にのばしていくのは至難の業だ。不用意な発言を相変わらず繰り返しており、24日の衆院本会議では、小沢一郎代表当時に子ども手当の支給額を2万6000円に決めた際、「聞いてびっくりした」と答弁。当初から、満額支給を困難視していたと受け取れる発言に、議場は騒然となった。
党内では、支持率の一層の低下を予想する声が多く、そうなれば、野党はさらに勢いづく。4月の統一地方選で敗北すれば、「菅降ろし」の動きが地方組織でも広がりかねない。高いハードルが幾つも控え、崖っぷちの政権運営が続きそうだ。
(2011/02/27-14:53)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK108掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。