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http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110226/plc11022621110012-n1.htm
菅直人首相の退陣に向けた流れを加速させる発言が26日、民主党重鎮や連立パートナーの国民新党首脳からわき起こった。これまで民主党の小沢一郎元代表を支持する若手・中堅による「菅降ろし」が盛んだったが、ベテラン勢も退陣論に言及したことで、首相は一段と窮地に追い込まれそうだ。
「予算と予算関連法案を通すことを民主党よりも菅君よりも何よりも最優先に考えなくちゃならない」
民主党の渡部恒三最高顧問は都内で記者団に、平成元年当時の竹下内閣が事実上、予算成立と引き換えに退陣したことを引き合いに出し、こう語った。平成23年度予算関連法案の成立に向け野党の協力を得るためには、退陣はやむを得ないとの認識を示したものだ。
これに先立つTBSのテレビ番組収録では衆院解散について「今、解散したら民主党は惨敗するに決まっている。解散するなんてバカなことがあるはずがない」と否定した。
党の重鎮として首相を支えてきた渡部氏が党内世論の大勢を占める解散回避を求めつつも、小沢グループから噴出している退陣論に触れた意味合いは大きい。
国民新党の亀井静香代表は都内で記者団に対し、首相との25日夜の会談で超党派の「救国内閣」構想に難色を示されたことについて「首相は確たるもの(政権構想)を持っていない」と批判した。
その上で首相が救国内閣を決断しない場合は「政権が維持できなくなる。子供が考えても分かる話だ」と言い切った。警察庁出身の亀井氏だけに「かつて極左事件の総括責任者として極左の内ゲバをみてきたが、今の民主党は同じだ」と酷評もした。
予算関連法案審議で政権が行き詰まる危機に直面している中、渡部、亀井両氏のいらだちはピークに達しようとしている。
首相に近い江田五月法相は岡山市内で開いた自身の国政報告会で「この政権に大きな仕事をさせたいが、うまくいかない」と吐露した。青写真を描けない首相と嘆くばかりの盟友−。
そんな現実を踏まえ、小沢氏は鹿児島市内での民主党衆院議員の政治資金パーティーで公の席では初めて解散論に言及した。
「鹿児島は春めいているが国内の政治は春どころではない。世界も動乱を予想させる。こんなときにと思うかもしれないが、総選挙にならないとも限らない」
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