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日刊ゲンダイ2011年2月23日掲載
2011年2月26日10時00分
都民よ、ダマされるな! 石原都知事マスコミかく乱の醜悪な魂胆
どこまでもフザケたご老人だ。石原慎太郎知事(78)の都知事選4選出馬をめぐり、マスコミ報道が錯綜している。
毎日新聞が先週、「石原氏出馬の方向」と打ってくれば、22日は、朝日と東京新聞の夕刊が1面トップで「石原都知事、不出馬の意向」と報じた。「知事の長男で自民党の石原伸晃幹事長が、不出馬の意向を有力支援者らに伝えた」(東京新聞)という。
で、この日夜の自民党都連の統一地方選決起大会。石原が出席してあいさつするとあって、報道陣が詰めかけたが、都知事選絡みの話は一切なし。肩透かしに終わった。石原は約4分間のあいさつで「国民は民主党政権にイライラしている」と国政批判に終始し、すました顔で会場を後にしたのである。
いいツラの皮だったのは石原老人に振り回された大マスコミだ。伸晃は、この日の会見で不出馬報道に「オレは取材を受けていない」とカンカンだったが、親父は決起大会後に「伸晃が間違ったことを言っている」とつぶやき、さらに報道陣をケムに巻く始末。
出馬か、不出馬か――。右往左往している大マスコミを見て、石原はほくそ笑んでいるんじゃないか。それこそ、老獪(ろうかい)知事の狙い通りだからだ。都政関係者が言う。
「大マスコミは石原サイドの狡猾な選挙運動に、まんまと乗せられましたね。この日、石原の進退表明を伝えようと決起大会を生中継した民放キー局まであったが、たかが都連の大会を生中継なんて異例のことです。こうやってメディアが騒げば騒ぐほど、4月の都知事選に向けて石原知事は注目され、存在感も増していく。仮に出馬しなくても、早々と不出馬表明すれば寂しく引退となるところが、最後の最後まで影響力を残せる。その後の身の振り方にもかかわってくるはずです。だから、毎日に『出馬』、朝日に『不出馬』と書かせ、引っかき回しているのですよ」
石原は、来月11日の都議会本会議で正式に進退を表明する予定らしいが、シビレを切らす都議会自公は今週中にも再び石原に“お伺い”を立てるという。当然、マスコミはまた騒ぐ。とんだ茶番劇である。
もうウンザリだ。思わせぶりな態度でじじいに振り回される都民は大迷惑である。後出しジャンケンはみっともない。いつまでウジウジしているのか。都民はこれ以上、石原の醜悪な選挙運動にだまされてはダメだ。
(日刊ゲンダイ2011年2月23日掲載)
[ 2011年2月26日10時00分 ]
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