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石川議員供述の任意性強調 陸山会事件公判で検察側
2011年2月25日15時2分 :朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0225/TKY201102250257.html
小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪に問われた元秘書の衆院議員・石川知裕被告(37)に対する被告人質問は25日も東京地裁で続いた。この日は検察側が質問し、捜査段階の供述調書の内容を石川議員が修正した経緯などを挙げて、調書に任意性があることを強調した。
24日の弁護側による被告人質問で石川議員は「検事に調書を作文された」と語った。
これに対して検察側は、調書に石川議員が二重線を引くなどして手書きで訂正を加えている点を指摘。石川議員は訂正が自筆であることは認めたが、「(核心部分は検事に)言葉が修飾され、変遷していった」として、訂正が認められたのは細かい部分だけだったと訴えた。
検察側は、逮捕直後の勾留手続きで、裁判官の前でも自らの虚偽記載容疑を認めたことも指摘。検察による脅迫や誘導があったとする石川議員側を牽制(けんせい)した。
土地の購入原資として小沢氏から2004年に借りた4億円を政治資金収支報告書に記載しなかったとする動機について検察側は、工事受注をめぐるゼネコンからの裏金疑惑に絡め「胆沢(いさわ)ダムの関係を見えにくくするためじゃないか」と質問。石川議員は「そんなことはない」と否定し、「出どころを詮索(せんさく)されても説明できるのか」と聞かれると「私はよく知らないので小沢先生から借りたとしか言えない」と述べるにとどめた。
石川議員は、4億円を「簿外資金」と述べたとする調書について「簿外という言葉は知らなかった」と述べた。検察側は「商学部出身なのに知らないのか」と追及した。
さらに、石川議員は土地の登記を05年にずらした動機について、04年分の収支報告書が公表される05年秋には民主党代表選が予想され、高額な資産所得を指摘されたくなかったと説明。検察側が「どうやって見通したのか」と聞くと、石川議員は「郵政解散がささやかれ、自民が勝てば民主代表は引責辞任する。総理じゃないので解散は分からないが、いつでもハプニングはあり得る」と語った。
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