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《【民主党愛知県連緊急要望アピール】「速やかに実現できないならば党代表職を辞することを要望する」(晴れのち曇り、時々パリ)》
2011-02-24 23:25:45
『交響詩 : 菅一味政権崩壊』
<序曲>
2010年7月11日<参院選の惨敗>で、幕を開けた。
大きなウネリと大混乱を予感させる幕開けであった。
<第一楽章>
2010年9月14日「民主党代表選挙」における、前後不覚状態での誤選択。
206名の民主党議員は、判断力を喪失し、国家百年の大計に、痛恨の汚点を残す。
<第二楽章>
2010年9月14日「検察審査会」なる幽霊組織による「小沢氏起訴」決定。
アメリカ留学経験者の非常に多い「霞ヶ関」官僚組織による「小沢冤罪物語」が、激しく、おどろおどろしく、繰り返して奏でられる。
<間奏曲>
201年1月「民主党執行部」による小沢氏への「政治倫理委員会」出席強要。
幕間の茶番を示す、不協和音の連続なる調べは、聞く聴衆の耳を傷つける程の不愉快なる展開である。
<第三楽章>
2011年2月6日「河村たかし氏」による『名古屋市長選』と『愛知県知事選』『名古屋市議会リコール賛否投票』のトリプル選挙の、<トリプル・スコアー>での大勝と、菅民主惨敗。
主題に戻っての、激しくも高らかなる前進を予感させる<ティムパニー>の、津波の様な乱打。
<最終章>
いよいよ、物語は奈落の底へと転がり墜ち始める。
[パート1]
2011年2月17日「民主党比例区単独議員17名」の民主党会派離脱宣言。【第一の矢】
満員のホールに響き渡る、いきなりの金管楽器の突出。
[パート2]
2011年2月22日「民主党常任幹事会」に依る「小沢氏党員資格無期限停止」処分決定。
地響きの如き、低音パートの繰り返しが引き起こす振動。
[パート3]
2011年2月24日「松木農水政務官」辞任。【第二の矢】
低音パートの畳み掛ける様な圧力に、真っ向から切り結び、一刀両断に断ち切らんとする如き、響き渡るピアノのソロ。
[パート4]
2011年2月24日「中山義活経済産業政務官、松原仁衆院議員ら党東京都連所属の議員10人」による『東京維新の会』設立。【第三の矢】
総てのパート、弦、木管、金管と打楽器との相乗効果。
そして、鳴り止まない弦楽器の、繰り返し繰り返し、一つのフレーズを繰り返して止まない波状演奏が続く。
続く。
ホールの壁も、天井も、床も、満員の観衆の群れまでもが、共鳴し、共振し、相乗効果で<演奏>は納まる所を知らぬかの様に、響き渡る。
▶東京維新の会設立「マニフェストの原点に戻れ」(読売見出し)
>民主党の中山義活経済産業政務官、松原仁衆院議員ら党東京都連所属の議員10人が24日、統一地方選の候補予定者らとともに「東京維新の会」を発足させた。
>中山氏は記者会見で「消費税が上がるのは許せない。マニフェスト(政権公約)の原点に戻り、党を中から改革する」と述べた。
【読売新聞/2月24日(木)22時29分配信】
▶’11統一選:台東区長選 中山氏、立候補を正式表明 /東京(毎日見出し)
>政治団体「下町維新の会」を設立し、代表に就任。民主党の原口一博前総務相が設立表明した政治団体「日本維新の会」と連携し、地域主権の改革を進めたいという。中山氏は「地域資源を生かすために国や都、近隣自治体と連携を深める」などと述べた。
【毎日新聞/2月22日(火)11時30分配信】
そして「この人」も?
▶小沢氏の別動隊?…維新連合の準備会合に58人(読売見出し)
>民主党の原口一博前総務相は23日、地域政党との連携を進める政治団体「日本維新の会」の3月中旬の発足に先立ち、国会内で同党議員らによる政策集団「日本維新連合」の準備会合を開いた。
>日本維新連合は日本維新の会と並行し、同党が2009年衆院選政権公約(マニフェスト)で掲げた地域主権の推進などに取り組むのが趣旨で、3月中の正式発足を目指す。準備会合には、山岡賢次副代表ら国会議員58人が出席した。
【読売新聞/2月24日(木)9時1分配信】
▶松木氏辞任、逃げ回る菅首相 もはや「制御不能」 伸子夫人まで槍玉(産経見出し)
>民主党の松木謙公農水政務官の辞任は、菅直人首相や岡田克也幹事長が統治能力を失った現実を改めてあぶり出した。首相は辞表を受け取りたくないのか、松木氏から逃げ回り、代議士会では各議員が言いたい放題…。もはや政権は制御不能だといえる。
>首相の統治能力の欠如がもたらした党の惨状に政務三役の一人はこう語った。
「セーフ(政府)民主党ではなく、もうアウト民主党だな…」
【産經新聞/2月25日(金)7時57分配信】
▶<民主党>ビラに首相夫人…代議士会で飛び交うヤジ、怒号(毎日見出し)
>民主党の機関紙「プレス民主」の政策ビラに、菅直人首相の伸子夫人が漫画で登場して子ども手当などを解説したことについて、24日の同党代議士会で、小沢一郎元代表に近い議員から不満が出て、冷静な岡田克也幹事長が「そんな言い方があるのか」と怒声を上げる騒動となった。
>問題になったのは「伸子さんのちょっとイイ話♪」と題したビラ。大谷啓衆院議員が「首相夫人を広告塔にした覚えはない。逆効果」と批判。担当議員が答弁すると「何言ってるんだお前」「作り直したほうがいい」などのヤジが飛んだ。
> 「松木ショック」で民主党のパンドラの箱が開いた。24日の代議士会は執行部批判が噴き出した。
>「総支部に送付された政策ビラには(首相夫人の)伸子さんを使った漫画のビラもある。伸子さんを広告塔にすることを決めた覚えはない。これを配る人はほとんどいない!」
>1回生の大谷啓衆院議員が一気にまくし立てると多くの若手が「そうだ」と同調。その瞬間、岡田氏が血相を変えて立ち上がった。
>「今、しゃべった人は立ってください。もう少し言い方を気をつけたらどうかね!」
>ビラ作成は首相の発案で岡田氏が実施したものだが、出席議員の一人は「学級崩壊みたいだ」と嘆いた。
【毎日新聞/2月25日(金)0時36分配信】
この騒動の最中、岡田幹事長は最初「今、しゃべった<奴>は立て!」と叫んだ。
NHKのニュース映像で、はっきりと聞き取れた。
すぐに「人」と言い直したものの。
国会議員同士の公的会議上で、『奴』呼ばわり。
完全に「前後不覚」に陥っている菅民主党執行部を、端的に代表した「行動」であった。
今や、完全に「ダッチロール」状態の菅民主党である。
操縦不能に陥っている。
▶松木氏「太陽が明るいのも、小沢一郎悪いのか…」とボヤく(産経見出し)
>農水政務官の辞表を提出した松木謙公衆院議員は24日夜、都内で開かれた民主党衆院議員の政治資金パーティであいさつし、子ども手当の支給額を月2万6千円とした当時の党内議論に関し、菅直人首相が「ちょうど小沢(一郎)代表当時。ちょっとびっくりした」と発言したことについて、「太陽が明るいのも、月が暗いのも、全部、小沢一郎が悪いんだなと。それで政権運営ができれば、それはそれでよいが、私はそうではないと思う」と述べた。
【産經新聞/2月24日(木)21時21分配信】
そうです。
郵便ポストが赤いのも、総て『小沢のせい』なのダ。
▶<子ども手当>首相、小沢代表当時の2万6000円議論に「びっくり」(毎日見出し)
>菅直人首相は24日の衆院本会議で、民主党が09年衆院選マニフェスト(政権公約)に満額2万6000円の子ども手当を盛り込んだ経緯について「私も議論がされている小沢(一郎)代表当時、一瞬ちょっとびっくりしたことを覚えている」と述べた。
【毎日新聞/2月25日(金)8時42分配信】
ちなみに、このマニフェストを創った時の『民主党副代表』は、菅直人と言う男であったそうな。
▶岡田氏も「びっくり」 首相の子ども手当「びっくり」発言に(産経見出し)
>民主党の岡田克也幹事長は24日の記者会見で、菅直人首相が同日の衆院本会議で、子ども手当の月2万6000円支給を党内で議論した際に「一瞬ちょっとびっくりした」と述べたことについて、「私も(当時)、びっくりした」と述べ、首相と同じく支給額が高いという認識だったことを明らかにした。
【産經新聞/2月24日(木)18時20分配信】
岡田克也は、自身のブログ『岡田かつや TALK ABOUT(06年1月31日)』で、以下の様にうたっている。
(転載開始)
総選挙マニフェストでは、子どもの食費・被服費をおおむね賄える程度ということで1万6,000円という金額を設定しましたが、医療費や教育費などを考えると、まだ不十分です。将来的には、新たな財源を手当したうえで、月4万円程度にまで引き上げるべきだと私は考えています。
(転載終了)
極めつけの、豪速球。
▶民主愛知、首相の代表辞任決議へ 松木氏辞任、後任政務官に吉田氏(産経見出し)
>民主党愛知県連(代表・牧義夫衆院議員)は24日、菅直人首相に党代表の辞任を求める決議を採択する方針を固めた。事実上の退陣要求だといえる。党地方組織が公式に辞任を要求するのは初めて。党地方組織では4月の統一地方選への危機感が広がっており、同様の動きが全国に波及する公算が大きい。
>愛知県連は「緊急要望アピール」を26日の県連幹事会で採択する方向で調整している。アピールは、逆風の原因に「菅政権に対する不安や反発、あきらめ」があると断じ、首相に(1)「国民生活が第一」の政治への原点回帰(2)国民が期待する政策の実現−を要求。「速やかに実現できないならば党代表職を辞することを要望する」と訴える。
【産經新聞/2月25日(金)7時57分配信】
やってくれました。
さあ、いよいよ「最終楽章」は、高らかに始まった。
予算案の「年度内成立」の為の、衆院での可決のタイムリミットは、迫っている。
『維新連合』58名と『参院11人衆』とが共同歩調を取れば、菅民主党は<過半数>を失う。
『内閣不信任案』は、成立する。
万一、菅直人が苦し紛れ解散に打って出たならば、その時点で<新党>である。
その時までは、離党は待った方がいい。
仙谷菅直人に、<反菅直人>議員の選挙区に対立候補を立てられない為にも、解散までは「知らん顔の半兵衛」を決め込むに限る。
<玉手箱>は、最後まで開けてはならない。
待ちきれないで開けてしまうと、老いて孤独死するだけだ。
【第四の矢】による<とどめ>は、『予算案否決』か、はたまた『内閣不信任案』か。
もし『総辞職』されてしまった時の為に、前原に対抗すべく「連立相手」を決めておかなければならないだろう。
いずれにしても、いよいよ「本格的政界再編」が、現実味を帯びて来た様だ。
『増税反対』と『消費税増税』
『国民の生活』と『大企業優先』
『自主独立』と『対米追随』
対立軸は、明白そのもの。
最終楽章の<フィナーレ>は近い。
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