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岡田幹事長も「ポスト菅」狙い 相談相手はあの“小沢氏側近”
週刊文春2011年3月3日号「THIS WEEK 政治」
http://bunshun.jp/shukanbunshun/thisweek_pol/110303.html
首相は元気はつらつオロナミンC。ビンビンだ。総辞職も解散も考えていない」
造反組が出た党内の動揺を抑えるため、安住淳国対委員長が語った言葉だ。だが、公言は控えるものの、もはや民主党議員たちの関心は「次の首相は誰か」に集まっている。
ポスト菅に取りざたされるのは、代表選に出馬経験のある岡田克也幹事長、前原誠司外相、野田佳彦財務相、樽床伸二元国対委員長のほか、若手議員を集めて勉強会を開くなど意欲的な動きを見せる玄葉光一郎国家戦略担当相(党政調会長)や馬淵澄夫前国土交通相、原口一博前総務相ら。
「反小沢」の急先鋒だった前原氏が小沢一郎元代表に近い輿石東参院議員会長にすり寄りを図っているように、代表選をにらんだ候補者同士の駆け引きは既に始まっている。その点は前原氏のライバル・岡田氏も抜け目ない。
民主党関係者が語る。
「小沢問題では岡田氏が先頭に立って厳しい姿勢を貫いている印象があるが、それは違う。昨年までは『小沢氏は国会で説明責任を果たすべきだ』と旗を振っていたが、今年に入って態度を変えた。首相や仙谷由人代表代行が望む離党勧告ではなく、一段軽い党員資格停止処分を役員会で提案。証人喚問にも応じないと明言するようになった。岡田氏の相談相手は輿石氏。最近は参院議員会長室にしょっちゅう出入りし『会長、会長』とご機嫌をとっている」
輿石氏と関係を築き、その後押しで小沢グループに食い込みを図る。岡田、前原両氏の思惑は同じだ。反小沢系から複数の候補が出た場合、昨年九月の代表選で二百票の国会議員票を集めた小沢グループの動向が勝敗のカギを握ると読んでのことである。
前原氏周辺は「国会対策の失敗で菅さんが辞めることになれば岡田さんも同罪。出馬資格があるのかという議論になる」と岡田不利の見方を示すが、岡田氏に近い長老議員はこう反論する。
「菅が辞めたからといって野党が協力してくれる保証はなく、次の首相も短命に終わる恐れが多分にある。だから、どの候補者も本音は躊躇しているはず。前原がやりたがっても後見人の仙谷が『次の機会を待て』と止めるだろう。結局、座りがいいのは岡田しかないということになる」
岡田氏が代表に選ばれた七年前も、年金未納問題で菅代表が辞任し「ほかになり手がいない状況」での無投票当選だった。歴史は繰り返すか?
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