http://www.asyura2.com/11/senkyo108/msg/464.html
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小沢さんは、『何故、私が、このような処分を受けなければならないのか、合理的理由が見当たらない』と言っていますが、この投稿が小沢さんに届かない不合理的理由があるのだと思います。
この投稿の説明事項を裁判所に正式に訴えれば、裁判所は『公訴権濫用論』により、『公訴棄却』をせざるを得ないのであります。
『無罪』を勝ち取るには、何年も掛かる事に成りますが、『冤罪』であれば、『公訴権濫用論』により、『公訴棄却』となれば、『即日勝利』であります。
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しかし、今の日本には、『不合理的理由』があるようです。
『検察審査会が悪だ、というのは、石川氏の有罪が確定してからにしろ!』
『強制起訴と普通の起訴とは違う』などと、逃げてばかりいるから『このザマだ!』
『どうして、この投稿の内容に、今以て気付かないのか?』
『石川氏等の公判で、本気で、検察と闘うことを希望します。』
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★★★ 【検察側冒頭陳述の論理破綻している点】 ★★★
◆◆【検察側冒頭陳述】◆◆
◆『07年分報告書作成の際、元代表への4億円の一括返済や関連団体からの寄付を記載せず、受けていない寄付を記載して収支のつじつまを合わせ、原案を作成』◆
★『受けていない寄付』と言っている金額は、「70,000,000円」(※1)であります。
つまり、『元代表への4億円の一括返済』の不記載の他に、『関連団体からの寄附計上モレ 470,000,000円、及び、架空計上 70,000,000円』の虚偽記載をして、『収支のつじつまを合わせ、』と言っているのであります。
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『これは、もう、メチャクチャな論理破綻です。』
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★また、『収支のつじつまを合わせ、』と言っているのですから、「翌年への繰越額 67,176,032円」も、「前年からの繰越額 78,382,663円」も正しいことを検察官は認めております。
遡れば、2005年の「翌年への繰越額269,186,826円」や「現金・普通預金繰越額 12,686,826円」も正しいことを検察官は認めていることになります。
★つまり、検察側冒頭陳述の内、2004年と2005年に訴因とした『不記載』や『架空計上』をプラスマイナスすると『ゼロ』であると検察自身が認めていることになります。
◆◆【検察側冒頭陳述】◆◆
◆『元代表の関連政治団体の資金を集めて組んだ定期預金を担保に銀行から借りることにした。・・・土地購入代金が銀行からの借り入れ前の10月29日午前に支払い済み・・・元代表に借り入れてもらい、陸山会に転貸してもらうことにした。』◆
★『関連政治団体の資金を集めて』とありますから、『寄附計上モレ 4億円』となりますが、収支報告書に記載されていない事項ですので、『ゼロ』とならない要因となり、これは、『ウソ』と検察官自身が言っている事に成ります。
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★検察官は、この『ウソ』を隠蔽するために、2007年に小沢さんへの4億円の返済が不記載との『ウソの上塗り』をするハメに陥りました。
★でも、これでは、政治団体の寄附を小沢さんへ返済するという『おバカな辻褄合わせ』となってしまいました。
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★もっとも、【現金と普通預金の年末残高の計算式】(※1)の通り、収支報告書に『不記載』や『架空計上』があれば、即、「翌年への繰越額」に影響してしまいますから、今日現在の実際の「現金預金」との間に不一致が生じることになります。
このような『ウソ』は、今日現在の実際の「現金預金」を調べれば、直ぐに解かる事なのです。
つまり、『訴因』は、最初(1年前)から『検察官による事件の捏造である』ということが、解かっていなければいけなかったのですが・・・。
★★★ 【土地代金支払いのお金の動き】の説明 ★★★
★上記、『寄附計上モレ 4億円』の『ウソ』は、こう言うことです。
実は、2005年の収支報告書に記載されている「政治団体分 309,060,000円」(※1)は、土地代金の支払いの為に陸山会に替わって、政治団体が「立て替えた」為に、一時的に陸山会の通帳を通過したために、目をつけられてしまったのです。
★陸山会が土地を取得するためには、先に、小澤一郎個人が売主より、取得する必要があります。その為、2004年に売主に土地代金を支払うのは、あくまで小澤一郎個人ですから、この「政治団体分 309,060,000円」の取り扱いは、小澤一郎個人に対しては「未払金」、政治団体に対しては「未収金」として扱うことになります。
(「未払金」、「未収金」は、12条により収支報告書に記載しません。)
★そして、本登記日(2005年1月7日)付で、小澤一郎個人に土地代金の支払いとして差額の「33,580,000円」を支払い、「支出_事務所費」と「資産等_土地」に 「342,640,000円」を計上すると共に、政治団体からの寄附が実質的に実現したとして、「収入_寄附 309,060,000円」を計上しました。
★★★ 【小澤一郎個人からの借入金4億円】(※1) ★★★
★2004年に小澤一郎個人の「預り金」を「定期預金」にして担保提供し、銀行から借入した4億円は、融資実行後、資金ショートに備える為、そのまま陸山会に又貸ししたが、資金ショートが無かったので、2006年迄に返済を完了しております。
★『2007年まで担保提供されていた、誤って陸山会名義としてしまった定期預金』は、形式的には、2006年迄に小澤一郎個人へ返済済みと記帳した「陸山会名義の普通預金通帳に入っている、預り金 4億円」を原資に、2007年の返済期限に銀行に返済し、担保の取れた「4億円の定期預金証書」の返還を受けたので、解約して、陸山会名義の普通預金通帳に入金し、小澤一郎個人名義の普通預金通帳に口座振込したと考えられます。これは、池田氏の『この証言』からも、窺えます。
◆(池田)『07年5月2日に元代表に4億円を返還したが、そもそもこれは元代表の個人資産。』◆
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以上で、全ての辻褄が合う説明が出来ましたので、収支報告書に、『虚偽記載』は、まったく無いことが証明されました。
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(※1) 【第1回】陸山会事件の基礎資料
http://ajari-rikuzankai.at.webry.info/201101/article_1.html
◆【現金と普通預金の年末残高の計算式】
◆【2004年の重要な記載事項】
「3 本年収入の内訳 借入金 小澤一郎 400,000,000円」
「163頁の 6 資産等の内訳 (借入金) 小澤一郎 491,478,416円」
「163頁の 6 資産等の内訳 (預金等) 471,500,000円」
◆【2005年の重要な記載事項】
「3 本年収入の内訳 寄附 政治団体分309,060,000円」
「4 支出の内訳 政治活動費 その他の経費 239,702,734円」
「165頁の 6 資産等の内訳 (借入金) 小澤一郎 263,939,061円」
◆【2006年の重要な記載事項】
「37頁 (2)政治活動費の内訳 借入金返済 200,000,000円 小澤一郎」
「49頁の 2 資産等の項目別内訳 借入金 小澤一郎 35,928,973円」
◆【2007年の重要な記載事項】
「(7) 寄附の内訳 (政治団体分) 民主党岩手県第4区総支部 50,000,000円」
「(7) 寄附の内訳 (政治団体分) 小沢一郎政経研究会 20,000,000円」
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