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警察は市民を守る、検察は正義、裁判所は正しい判断を下す。こんな今まで当たり前だと思っていたことが、根底から覆されたこの何ヶ月かでした。そして、この「高江を守る」デモに参加したことは、そんな常識を覆されただけでなく、国家権力の恐ろしさを普通の市民が感じ得た出来事でした。
結論から言えば、言論の自由に多くの警官隊と公安を投入し、権力で弾圧しようとする軍国主義同様のことが、この菅政権になって起きているということです。思えば、人権をふみにじる検察の腐敗や捏造に今までだったら立ち向かうべきはずの社民党や共産党がマスコミと一緒になって権力と癒着し、小沢攻撃をしていることからもわかります。市民が気づかずにいる間に、市民の言論の自由を奪う巨大な国家権力が出来上がっていたということです。そして、そのことに多くの市民が気づきはじめたということです。ネットやツイッターの普及が既存メディアの世論誘導を暴き始めたのです。
沖縄県の高江という辺野古からそう離れてはいない所で、たった160人の小さな集落に6つものヘリパッドをつくることに、地元の住民が反対しているということを、ツイッターで知りました。それが紹介されているブログには、このヘリパッド建設は、地元住民との合意のないまま強行の工事をし、怪我人まで出ているということでした。住民が求めているのは、「自分の家で普通に暮らしたい」というただそれだけのことといいます。ヘリやオスプレイが飛べば、この安心して最低限の生活が保障されなくなります。
こんな小さな村だから、今までは権力で有無を言わせず行えたのでしょうが、ネットやツイッターで、全国に助けを求めることができるようになり、私も沖縄の知事公室へ電話しましたが、支援の輪が拡がりつつあります。
「このデモに参加して、この小さな村の住民の思いを一緒に届けたいと思っています。私ができることは、電話したり、デモの参加したりすることぐらいですが、この声に耳を傾けるようにさせることが、国民の生活を第一に考えた民主主義政治の第一歩だと思うからです。」
こんな思いで、参加し、「市民の思いをアメリカ大使館へ届けよう!」と、どの国も認められ国際平和を象徴することを表すよう万国旗や、毎月デモには四季おりおりの季節が感じられるよう花束を携えるのですが、今月は節分の豆まきを表す花束にアメリカ大使館が市民の願いを聞き入れてメッセージを受け取ってくれるようあれこれ私なりの工夫を凝らし、デモに参加しました。
新橋駅で降りると、駅前にSL広場という蒸気機関車のある広場がありました。15時からのデモで13時30分からの集会というのに、13時近かったでしょうか、行ったときにはすでに人がずいぶん集まっていました。広場には、テントがいくつもあり、何かのイベントが行われているようでした。とりあえず、昼食を済ませることにしました。ついで、広場前の喫茶店でパソコンの調整をしていました。すると、市民主権在民の会などでお会いする方が一人の僧侶を伴われて入って来られました。デモで時々お見受けすることがあります。日本山妙法寺の僧侶で、新鷲(ニューヨーク)・巣鴨に道場があるという名刺をいただきました。お茶を飲みながら、デモのことなどあれこれ話して、広場へ向かいました。
すでに多くの市民が集まり始めていると思ったのですが、後でこのほとんどが公安や私服警官であったことに気づきました。あたりを見回しながら、集会をしているところに向かおうとすると、先ほどの僧侶が「集合場所が近くの公園に変更になったと若者が二人公園の方に向かった。」というのです。何人かで、主催者らしき人に尋ねると、「おまわりがうそを言っているんだ!この場所でやる!」と言います。なんだかどうなっているのかと思いながら周囲を見回すと、多くに警察官が交番あたりに集合しはじめます。何だか不穏な空気に胸騒ぎがし、どうなっているのだろうかと心配になり始めました。
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