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人間は危機に立った時に初めて本性を露呈する。選択肢が限られ、結果が見える決定をせざるを得ないからだ。だからその人間が何者であるかを見るのに、今ほど菅直人やその同調者の言動が良く見える時はない。すでに予算案が成立できないという危機的な状況にあるのに、小沢一郎という政権交代の立役者の排除を行っている事に異常性が見える。この決定の何たるかを分かってやっているのだろうから、もはや彼らに正常な判断能力が無くなっている事は明らかである。
たかがこの程度の状況の中で正常な判断が下せない者たちに国家の運営などできるはずは断じてないだろう。この状況は太平洋戦争に突入した時の旧陸軍官僚達とその同調者、マスコミの状況そのものである。石油の備蓄などを冷静に考えれば勝てる見込みなどない事を無視し、突っ走ったのと同じである。唯一、海軍の上層部は暴走を止めようとする冷静な判断をしていたが、すでに走り始めた世論などの全体主義的な動きは止められなかった。結果は惨憺たる敗戦である。
今、冷静に考えれば、自らの判断の誤りで参院の選挙で敗北した結果、予算関連法案は参院で過半数が得られない。だとすれば衆院での2/3の獲得は至上命令であるだろう。この状況下で同じ政党の、それも多数の支持者を持つ小沢一郎を意味のない処分などする神経はどこから来るのか、明らかに異常である。何が正しい決断であるのか、さらに間違っていれば引き返すという勇気があるのか、その全てがないのなら今の我が国の官僚組織と何も変わらない。菅直人政権と同調者たちに存在意義は何もない、全員が議員辞職して永遠に政治家としての資格を放棄すべきである。彼らには国を改革する意図がない事を全国民に露呈したのだ。自民党から政権交代した時と同じで、追放という言葉がこれほど似合う状況はないだろう。
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