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『永田町時評』NewsSUN
2011/02/23 20:09
小沢氏の「不死鳥伝説」を見る
小沢元代表と民主党との間に本格的な火ぶたが切られた。民主党が小沢氏を正式に処分したからだ。小沢氏は民主党に宣戦布告するのであろうか。早くからこの日を予想して策を練っていたのではないのか。
小沢氏には「選挙の神様」など数々の伝説がある。「不死鳥伝説」もその一つだ。1989年に47歳で自民党幹事長に就任してから21年になる。その間、自民党を飛び出し、非自民連立の細川政権をつくり、幾つも政党を作っては壊し、自自公連立に参加、民主党を乗っ取り、民主党政権を作った。
考えてみると、これで終りだと思ったことが何度もあったが、気がつくと、舞台の中央に小沢氏の姿があった。小沢氏は一度も政治のメインステージから消えたことがないのだ。これが「不死鳥伝説」だ。
政治家は早死では大成しない。「不死鳥」は「不死身」でもある。1991年に小沢氏が心臓病で倒れた。「軽い狭心症」と発表されたが、「心筋梗塞」と言われている。以来「心臓重病説」があるが、「不死身伝説」もあるのだ。41日間入院して生還してから20年になるからだ。
小沢氏はこれまで、一度も「負けた」とも「やめた」とも言ったことがない。「強制起訴」で裁判になれば数年間のブランクが出来ると言われる。「求心力が失われる」とか「もうお終いだ」とか言われている。そんな情報が意識的に流されたとも言われている。
小沢氏が最近、側近に語ったという。「彼に比べれば、まだまだ出来る」と。英国の宰相チャーチルが78歳で首相に返り咲いたことを言っている。68歳の小沢が復権への意欲を語っているのだ。
長い間観察してきたが、小沢はいつも戦場に立っている。捨て身だ。妥協しない。敵を許さない。姿を消すが逃げはしない。策を練りチャンスを狙う。
ただ、小沢氏はいつも孤独だった。捨て身の小沢に誰もついて行けないからだ。民主党でも仲間や側近の渡部恒三氏や藤井裕久氏などが小沢氏から離れている。
http://27234091.at.webry.info/201102/article_19.html
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