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・・・これに関する他の投稿と重複するが、昨日の民主党倫理審査における検審会起訴に対する小沢一郎の“弁明”、どこからどう見てもおかしいマスコミ、それに呼応して来た民主党菅一派の追い込みに対し、小沢はきちっと姿勢を明らかにした・・・
・・・倫理委員会の議長は渡辺恒三、自分たちの倒錯したこれまでのやり方を正当化するが如く、TVを入れて冒頭の様子を撮影させていた・・・映像を見て吹き出しそうになったのは、中身何もないのに起立したままで精一杯威厳を保とうとする渡辺恒三の姿だった・・・背景にアメリカの姿が透けて見えているのに・・・
論理委員会幹事会メンバー:6名中4名は菅支持派
委員長・渡辺恒三・・・この問題について1年に亘って小沢議員辞職を求めてきたリーダー格。
常任幹事・藤田一枝(福岡3区)菅代表推薦人
高橋千秋(参院三重)菅代表に投票
前川清成(参院奈良)同上
小沢鋭仁(山梨1区)鳩山グループ
後藤 斎(山梨3区)
一旦、党の役員会、幹事会で決めた党員資格剥奪の決定は、くつがえすことは出来ないようだが、そもそもこんなムダで、どう見ても陰謀としか思えない経緯も何のその、渡辺老いぼれの威厳を保とうする風情に、吹き出しそうになった・・・問題を創り出し、その問題で追い込んでおきながら、弁明の機会を与える・・・何だかストンと腑に落ちない・・・
・・・少し理屈っぽくなるが、この“弁明”なる用語・・・有名なのはソクラテスの弁明があるけど、
1 事情などを説明してはっきりさせること。これに付随するのが、「事のやむなきを弁 明する」・・・つまり悪いことしたが、止むにやまれなかった、むしろ弁解のニュア ンスとなる・・・
2 他人の非難などに対して、申し開きをすること。これにも「弁解の余地がない」とい うのがあって、悪いことをしたのだから、弁解無用という使い方がされる・・・
・・・さて倫理委員会が小沢に“弁明”の場を与え、それでも党員資格剥奪を翻すことは出来ないということは、弁明なるものが、申し開きを認め、それによって修正もあるとすると意味よりも、お前は悪い事をしたのだから、最後に“弁解”の余地を与えてやるという趣に変わってしまう・・・
審査会における小沢の弁明全文は、ここで既に紹介されている、当然ながらそれは弁明、弁解でなく、正当な反論となっている・・・むしろ倫理委員会に対する“審問書”だ(笑)・・・それで良いしそれが当然である・・・小沢がこれまで国会の場での説明も拒否して来たのは、問題の根が権力闘争にあるから、いくら説明した所で、今回の党による審査会と同じような結末になることを、最初から分かっていたからこそであろう・・・ま、政倫審への出頭は拒否していなかったけど・・・
・・・一連の小沢ターゲットはヨーロッパ中世における私的魔女裁判であり、亀井静香が言う所の連合赤軍・永田洋子的吊し上げの場に過ぎないから、法で裁くというなら法廷でやるという姿勢に、どこもおかしな所はない・・・
小沢問題の党役員会、幹事会、倫理委員会による一連の風景は、昔読んだヨーロッパ中世期に実際に起こったイタリアのカトリック教会における異端審問を緻密に描いたミステリー名作(と思う)「薔薇の名前」、ショーンコネリー主演で映画にもなったが、あれにそっくりだ・・・原作では今回小沢が置かれた立場と逆で、異端なのは教会長で、良識派はそれを本部に訴えるのだが、証拠が無いものだから本部教主は教会長を異端としない、しかし最後に証拠が見つかり、その教会は崩落してしまう、教会が異端であったから・・・これ今の菅一派による民主党によく似ている・・・
・・・今回のケースは教会本部(アメリカ)に、その支部が貢いでいるのだから話にならない、実働体東京地検でも証拠も無く小沢不起訴としたものを、支部教会は本部の寵愛を受けるために小沢を異端審問にかける・・・本部教祖に対する支部の裏、表貢証拠は数多あるのに、そちらの方は誰もどうすることも出来ない・・・貢を止めろという小沢は、異端者の烙印を押されてしまう・・・そもそもの正当派である民主党理念は、民主党異端派によって変質してしまっている・・・話が逆さまなのだ・・・。
・・・真の異端者はかの中世イタリア教会と同じように間もなく崩落する、東洋経済による予測調査では、4月頃崩落が59%にもなっている・・・それにしてもこの異端者たちの中での菅を始めとする巨魁連中に、国民は再度支持を与えるのであろうか・・・。
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