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【民主崩壊】
修復不可能な亀裂「法案の賛否を政局に使うな」「いずれにしても選挙だな」
2011.2.22 23:15 :産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110222/stt11022223020020-n1.htm
民主党が事実上の分裂状態に突入した。党執行部は22日、小沢一郎元代表に対する「党員資格停止」処分を正式決定したが、小沢氏は不服申し立てなどで徹底抗戦を続ける構えなのだ。長引く内紛劇は、泥沼の様相を呈してきている。
22日午前、党倫理委員会で弁明するため党本部に到着した小沢氏は笑顔だった。だが報道陣をシャットアウトして始まった会議は終始、険悪なムードに包まれた。
「なぜ私だけがこのような処分を受けるのか。合理的な理由は見当たらない」
小沢氏は準備した書面を読み上げた。紛れもない闘争宣言。沈黙が会議室を支配する中、長老格で元衆院副議長の渡部恒三倫理委員長が口を開いた。
「私も小沢さんが無実だと信じたいが、説明責任については、政治家は一般人と違う」
この言葉が小沢氏の闘争心に火をつけた。
「政権交代前からこの(政治とカネの)問題は出ていた。結果的に僕は党代表を降りた。しかし、一昨年夏の総選挙で私は選挙の責任者(代表代行)となって政権交代を果たした。国民の審判、判断を受けた。自分はみそぎを済ませている」
小沢氏は処分への疑問に対する回答を文書で求めたが、渡部氏は「先例がない」と突っぱねた。
対立は午後に開かれた常任幹事会のメンバーにも引き継がれた。
「党が分裂することにもなりかねない」
「仲間(小沢氏)を大事にすることと、党としてやらなければいけないこと(処分)は、きっちり分けるべきだ」
応酬の中で、小沢氏を支持する川上義博参院議員は「執行部も内閣もしっかりしないと民主党の明日は考えられない」と粘ったが、執行部側が押し切った。
一つの区切りとみた枝野幸男官房長官も同日の記者会見で、菅直人首相の退陣と引き換えに予算関連法案の成立を目指そうとする党内勢力をこう挑発した。
「政局的にクビがどうしたとの駆け引きや、取引の材料に使うべきではない。それはまさに前近代的な政治。そのような主張をする人が21世紀の日本にいるとは思えない」
民主党内では、首相も小沢氏も「挙党一致だ」「412人内閣だ」と党内の結束を訴えてきた。しかし、もはや亀裂は修復不可能なレベルに達している。首相支持派の議員からもこんな声が上がり始めた。
「民主党は落ちるところまで落ちるしかない。もう野党になったほうがいい」(政務三役)
「いずれにしても選挙になるな。まあ6月末かな」(ベテラン議員)
小沢氏は22日夜、都内での党所属議員パーティーに出席し、「この一両年、大変皆さまをお騒がせして、ご心配をおかけした」と謝罪。そして付け加えた。
「一昨年の夏、国民の熱い思いの中で政権を担わしていただいた。初心を思い起こして政治の任に当たらないといけない。今後とも頑張ってまいりたい」
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