http://www.asyura2.com/11/senkyo108/msg/331.html
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政倫審で、この投稿の内容を説明してほしかった。
石川氏等の公判では、この投稿で『公訴取下げ』を勝ち取ってほしいと思います。
今までは石川氏等の弁護側の冒頭陳述に目を奪われ、検察側冒頭陳述を気にも留めて居なかったのですが、読んで見ると『お宝の山』でした。
★『そう、検察側冒頭陳述こそ“陸山会事件捏造”の証拠だったのです。』
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【検察側冒頭陳述】
1.◆ 『4億円の由来は、大久保元秘書らが具体的に説明せず、4億円を貸し付けた元代表も結局、合理的な説明をしていない』(※1)
2.◆『10月5日、4億円の中から手付金、仲介手数料の一部計1508万円を支払ったが、残り3億8492万円を陸山会の口座に、・・・現金で分散入金した。』
3.◆『元代表の関連政治団体の資金を集めて組んだ定期預金を担保に銀行から借りることにした。・・・土地購入代金が銀行からの借り入れ前の10月29日午前に支払い済み・・・元代表に借り入れてもらい、陸山会に転貸してもらうことにした。』
4.◆『04年分報告書作成の際、4億円の借り入れや土地購入費用などの支払いを記載せず、関連団体からの資金移動も、記載せず、』
5.◆『05年分報告書を作成する際、受けていない寄付を記載して・・・』
6.◆『07年5月1日、陸山会の口座残高を約4億4338万円にした上で同2日に4億円を出金し、元代表に一括して返済した。』
7.◆『07年分報告書作成の際、元代表への4億円の一括返済や関連団体からの寄付を記載せず、受けていない寄付を記載して収支のつじつまを合わせ、原案を作成』
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★それでは、2007年から考察して行きましょう。
「7.」に『受けていない寄付を記載して収支のつじつまを合わせ、』とあるが、(※2)の通り、その金額は、総額「70,000,000円」であります。
また、「現金・普通預金繰越額」は、(※3) の通り、「10,676,032円」であり、『収支のつじつまを合わせ』と言っているのですから、この金額は、実際の「現金と普通預金の合計額」と一致していると検察自身が認めている訳です。
そして、『元代表への4億円の一括返済や関連団体からの寄付を記載せず』とありますから、『4億円の支出と「受けていない寄付 70,000,000円」との合計額が、関連団体から寄付の入金があった』と、検察官は言い放ったのであります。
★なんと、『小澤一郎個人への「4億円」の返済の不記載』どころの、話ではありません。
『政治団体からの寄附計上モレ 470,000,000円、及び、架空計上 70,000,000円』の方が、ずっと『虚偽記載』としての罪が重いのですから、これをメインの『訴因』にしなかったと言う事は、検察官の『つくり話』である証拠です。
★★★★★(ちょっと、つぶやき)
『この検察官は、頭がおかしいのか?』
『寄附が不記載や架空計上だ、と言えば、「現金・普通預金繰越額」が好きな金額になると思っているらしい。』
『じゃあ、これに、突っ込みを入れない人達は???』
★★★★★
★それに、小澤一郎個人への返済は、2005年に2億円、2006年に2億円を、定期預金を解約して返済済みであることが、収支報告書に記載されています。
となると、「3.」の担保提供した定期預金証書は、2007年5月1日の返済期限まで銀行に拉致されていたのですから、2006年迄に解約した定期預金は、小澤一郎個人への銀行融資金の「4億円」を陸山会が借入れて定期預金にしていたものだということが解かります。
つまり、この2007年の「4億円」は、『返済』ではなく、2006年迄に既に小澤一郎個人へ返済済みの「預り金」を小澤一郎個人の口座に『返還』しただけのこと、だと言うことです。
★詳しく説明すると、2006年迄に返済を受けた形になっていた、小澤一郎個人からの「預り金 4億円」を原資として、2007年5月1日の返済期限に銀行に返済し、担保解除して定期預金を解約し、陸山会の口座から、小澤一郎個人名義の普通預金口座に『返還』したということです。(※4)
従って、2007年の出来事は、全て、小澤一郎個人の「預り金」の中での会計事象であったということです。
もちろん、収支報告書に記載すべき会計事象ではありません。
★以上のことから、2004年の小澤一郎個人への銀行融資金を陸山会へ又貸ししたという「4億円」は、2006年の返済完了まで、全て、収支報告書に記載されており、「3.」の話は、検察官の『つくり話』であるということになります。
「2.」〜「5.」の実際のストーリーは、(※5)をご覧ください。
★★★★★
検察官は、陸山会名義の普通預金通帳の入出金記録等により、証拠を示して、これらの論理破綻している点を説明しなければなりません。
説明出来ない時は、即刻、『公訴取下げ』をすべきです。
★★★★★
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(※1)『合理的な説明をしていない』と言うのは、検察ストーリー上にとって『合理的でない(=都合が悪い)』と言っているにすぎない。
【陸山会への貸付などに関する経緯の説明_平成22年1月23日】
http://www.ozawa-ichiro.jp/massmedia/contents/appear/2010/ar20100124150021
(※2) ◆【2007年の重要な記載事項】
「(7) 寄附の内訳 (政治団体分) 民主党岩手県第4区総支部 50,000,000円」
「(7) 寄附の内訳 (政治団体分) 小沢一郎政経研究会 20,000,000円」
(※3)◆【現金と普通預金の年末残高の計算式】
前年からの繰越額+本年収入額−支出総額=翌年への繰越額
翌年への繰越額−預金等(定期預金を意味する)=現金・普通預金繰越額
【2007年の収支報告書より】
78,382,663+103,854,350−115,060,981=67,176,032円
67,176,032−56,500,000=10,676,032円
(※4)【池田氏冒頭陳述】
◆(池田)『07年5月2日に元代表に4億円を返還したが、そもそもこれは元代表の個人資産。』◆
(※5) 【第10回】そろそろ、『小沢側に付く』頃合ですよ。
http://ajari-rikuzankai.at.webry.info/201102/article_6.html
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