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小沢は支離滅裂 「約束守らない」菅政権批判は自己否定
2011.02.21 :夕刊フジ
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110221/plt1102211234001-n1.htm
民主党の小沢一郎元代表(68)が、自らの処分に対する民主党倫理委員会(委員長・渡部恒三最高顧問)での弁明を22日に控え、「民主党議員として、国民との約束を実現したい」と怪気炎を挙げた。子飼い議員の会派離脱表明で、「死に体」に追い込みつつある菅直人首相(64)との闘志にさらに火がついたのか。ただ、官邸周辺からは「小沢氏は支離滅裂だ」という声も浮上している。
「菅首相はじめ、政府与党の皆さんが一生懸命やっているのは間違いないが、なぜ国民の目が厳しいのか真剣に考えないといけない」
小沢氏は20日夜、沖縄県南城市で開かれた党所属議員の会合でこうあいさつした。「小沢切り」に血道を上げる政府与党に対して「一生懸命」とは、明らかな皮肉だ。
続けて、小沢氏は「難しいからやめるというのでは、何のための政権交代かと、国民に言われるのは当然だ」とマニフェスト違反を繰り返す菅首相を猛批判。「政権交代を目指して訴えた初心に帰って、ひたすら国民との約束を一歩でも二歩でも進めるためにみんなで力を合わせることだ」と挙党一致での公約実現を訴えた。
これを伝え聞いた菅首相に近い中堅議員は「支離滅裂だ。一体、どの口が言うのか。最初にマニフェストを破ったのも小沢氏だし、約束を守らないのも小沢氏だろう」と吐き捨てた。確かに、小沢氏は民主党代表時代、「ガソリン値下げ隊」を結成。小沢氏が関与した一昨年夏の衆院選マニフェストでは「ガソリン税の暫定税率(1リットル当たり25円)は撤廃し、減税する」とうたっていた。
ところが、鳩山由紀夫前政権下で行われた2010年度予算案の編成作業では、小沢氏が自ら首相官邸に乗り込んで、ガソリン税の暫定税率を維持するよう求めた。
「政治とカネ」の問題でも、昨年9月の代表選で、衆院政治倫理審査会での説明することを求められた場合、「正々と応じる」と述べていたのに、いまだに拒否し続けている。
小沢氏は最近、周辺議員に「選挙は近い、菅は予算関連法案で行き詰まって3月末か4月に解散するかもしれない」としきりに言っているが、これも、前出の中堅議員はこう分析する。
「小沢氏は、党代表だったころ、常に『衆院選は近い』と吹聴していたが、結局、任期満了近くまで解散はなかった。今回も、選挙をチラつかせることで、刑事被告人となって低下しそうな求心力を保つ戦術では」
冒頭のあいさつで、小沢氏は「民主党議員として、今後も国民の期待に応えるためにやっていく」と述べたが、フジテレビ系「新報道2001」の世論調査では、6割以上が議員辞職か離党を求めている。
国民が期待していたのは、ブレずに毅然とした小沢氏だったのだが…。
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