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新会派立上げと菅総理
By しなたけし . 2011年2月19日
17日、岩手の菊池長右エ門さんを含む16人の衆議院議員が新会派「民主党政権交代に責任を持つ会」の立ち上げを宣言しました。いずれも前回総選挙で比例単独候補として出馬し、個人票ではなく「民主党」の票で当選された方々です。
記者会見では、
菅政権が本来の民主党の政策を捨て、本来の民主党の政治主導を捨て、本来の民主党の国民への約束を捨て去って省みないならば、それは国民が願いをかけた本来の民主党そのものを捨て去ることになる
と現在の政権運営の問題点を鋭く指摘。
我々は民主党と国民との約束の上に存在する比例代表の議員だからこそ、本来の民主党の姿とはかけ離れた今の菅政権にはもう黙っていられない
と会派離脱の理由を説明し、民主党から離れずに
歯を食いしばっても、国民との約束であるマニフェストの実現に取り組む
と宣言しました。
国民との約束を果たす民主党政権にしたいという思いから出た行動であり、国民主権や議院内閣制という憲法上の原理から見ても筋の通った主張です。民主党にとって必ずしもマイナスになるとは思いません。
にもかかわらず、「予算審議が難航しているのに、民主党の若手議員が国民を人質にとって菅総理を攻撃している」という言い方で、16人の行動を批判するマスコミがあります。
私は、現在人質になっているのは菅総理だと思います。ねじれ国会を利用し、民主党の政策を骨抜きにしようとする勢力により、まったく身動きが取れなくなっているのが菅総理です。そして、人質になった菅総理を解放するため、立ち上がった特殊部隊が今回の16人だと言えます。
菅総理は、16人を敵と見るべきではありません。それは、人質が、極限状態の中で犯人に同情や連帯感を抱く一方、救出に来た特殊部隊のことは危険を高めるとして敵視する、「ストックホルム症候群」にかかったことを意味するからです。
菅総理が今なすべきは、敵に迎合せず、民主党政権の原点に立ち返ることです。敵に寄り添ってばかりでは、特殊部隊に敵と間違えられ、一緒に掃討されかねません。
http://shina.jp/a/activity/3607.htm
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