http://www.asyura2.com/11/senkyo107/msg/932.html
Tweet |
民主主義の守護神はマスコミであるという神話がある。
民主主義の敵は独裁であるという信仰がある。
その独裁と戦いうるのは言論であり、クーデターは排除される。
これが先進民主主義国といわれる国のマスコミ世論の常識なのである。
アラブで民衆が実力行動で独裁と戦っている。そして、西欧マスコミは反独裁へのキャンペーンをはっておる。
ここまでの文脈に異論をはさむ者は気違い扱いされるのであろう。
だがメディアの内心には、後進民主主義国の民衆への優者の施し・・民主化布教の心理がある。
だから騒乱の渦中にあってもPRESSのシャツを着ていれば治外法権でいられるという独善が・・
独裁か民主かの西欧的な二分法思考に於いて、その独善が許されてきた。
だがその二分法が崩れ境界が曖昧になるとマスコミ神話は機能しなくなる。
エジプト革命の騒乱で米国メディアが袋叩きになったという。
暴行した筋が何れであれ・・その事実の裏には「民主か独裁か」の二分法で割り切れない、アラブ民族の宗教感情に根ざしたアングロサクソン・メディアへの不信があろう・・それを高慢で鈍感なマスコミは「民主化」三文字の中に押し込めて事足りると思っておる。
アラブ民衆の求めているのは欧米メディアが押し売りする、反独裁・民主化信仰ではない。
「今は敵だが、時間を遡れば同じ仲間の家父長的な優しき独裁族長だった・・俺たちの戦っているのは族長を傀儡既得権に仕立てあげたお前らの文明だ。」が本筋であろう。
世界のマスコミのなかで、さらにタチの悪いのが日本のマスコミである。
国内でもその民度がさまざまに揶揄されている、黄色い面をしたアングロサクソンもどきの傀儡メディアである。前述した二分法思考に非白色人種をブレンドした三分法を使い分けてはいまいか?
ファクターは異なるが、三分法を使い分けているマスコミのフィクサーが存在する。米国ユダヤ筋が望む政界世論操作の奥の院「ナベツネ」である。
日本中を無理やりお騒がせした「反小沢キャンペーン」も根底あるのは、エジプト革命で立ち回った欧米マスコミ神話の醜さだ。
小沢独裁か、マスコミ民主主義かの二分法思考の後づけに「政治と金」をデッチ挙げたまでのことだった。ここまでなら世論を騙せるが・・もうひとつの隠し球「米化」である。
隷米のために小沢を潰し・・ここでも「反独裁=反小沢/隷米=民主主義擬制信仰」を喧伝しておる。日本の民衆が求めるのは、「米国のための生活破綻と国家破産はやめとくれ・・」なのだ。
マスコミはマスコミのための、永久革命=永続支配のために欠かすことの出来ない三種の神詞「反独裁(反小沢)/民主化(政界再編)/親米(ユダヤ化)」の世論を使い回しておる。
だがその三分法の境界が崩れ曖昧になると、マスコミ神話は機能しなくなる。
民主党16名のクーデター/愛知名古屋の蜂起/菅内閣逃亡?・・がその予兆である。
分裂選挙、政党崩壊、マスコミ不全の足音がきこえる。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK107掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。