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今週、小沢氏に近い民主党議員16名が会派離脱を行ったが、これは絶妙な奇策である。三月の予算成立をメドに荒れることが予想される国会で、菅内閣が退陣するにしろ、衆院解散というバクチに出るにしろ、小沢•鳩山の国民生活重視派にとっては、どちらにでも、対応できるカードを手にしたということである。
離党という手段ではなく、また参加メンバーも小沢系の有名議員が入っていないことも絶妙である。これにより、菅執行部はいったいどれほどの造反があるのかと疑心暗鬼になる。そして、ここにきて、朝日新聞が一面で報じた(リーク)したように、菅首相の首のすげかえを提供条件に、予算成立協力を民主党の幹部が公明党に打診したという話が出てきた。
これだけの力のある幹部は、おそらく仙谷だろうと言われている。そしてマスコミは、時期首相候補の国民人気の一番手は、仙谷の盟友である前原であると報じている(捏造世論調査の可能性あり)。また、菅は、解散カードをちらつかせはじめ、さらには読売新聞のナベツネと18日に会談をしている。つまり、小沢系16名議員の会派をきっかけに、民主党内の「内ゲバ」は、菅と仙谷の権力闘争に及びはじめている。
さて、この解散も噂される状況にあって、重要な特命の役まわりを行っているのは、原口前総務大臣だと私は考えている。彼は「日本維新の会」を立ち上げ、橋下大阪府知事など地域勢力との連携を掲げている。ずばり、原口前総務大臣の役まわりは、「B層対策」「反小沢だが、嫌菅•嫌仙谷勢力の民主党議員の取り込み」「橋下、維新の会など地域勢力の取り込み」という第三勢力の結集であると思う。もちろん小沢とも背後で連携しているはずである。
権力闘争の経験豊富、そして選挙を知り抜いた小沢としては、今のままでは、衆院解散しても、小沢•鳩山系は100議席とれないことは分かっているのではないか。あまりにもマスコミと敵対しているし、それによりB層対策も難しいし、民主党内の中間勢力の取り込みも難しい。だからこそ、原口前総務大臣らの、別働隊の動きが大切であるのだと思う。最終的には、彼らが選挙後に「国民の生活が第一」「地方分権」を旗印に、大同団結し、連立政権、さらには政党合併へとなるシナリオを考えていると思われる。
http://ameblo.jp/aobadai0301/
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