http://www.asyura2.com/11/senkyo107/msg/848.html
Tweet |
時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011021800932
菅直人首相の退陣論が広がる中、首相や民主党幹部は退陣論打ち消しに躍起となった。小沢一郎元代表に近い同党衆院議員16人が2011年度予算関連法案の採決で造反する構えを見せ、菅政権存続は困難との見方が広がっているが、首相は続投の意思を強調。安住淳国対委員長は「首相は元気はつらつ。退陣も衆院解散もしない」と沈静化に努めた。もっとも、現状では関連法案成立の打開策はなく、首相にとって八方ふさがりの状況は変わっていない。
小沢系議員16人の「反乱」により、衆院「3分の2」の再可決で予算関連法案を成立させることが絶望的となり、民主党内には、首相退陣と引き換えに関連法案の成立を目指す声も急浮上した。
しかし、首相は18日夜、記者団に笑みを浮かべながら、「古い政治に戻る気はさらさらない」と退陣を拒否。「一番重要なことは予算をしっかり通すことだ。実際に予算執行を始めることが非常に重要だ」と訴えた。首相は記者団に「国民にとって何が重要か必要かを考えて行動する」とのフレーズを繰り返したが、衆院解散の可能性は明確に否定しなかった。
民主党内には、向こう意気が強い首相が進退窮まった場合「破れかぶれ解散に打って出る」と見る向きもあるが、「今、解散すれば民主党は90議席台まで落ち込む」と惨敗が予測され、解散反対論が大勢だ。
「野党が関連法案の成立を阻み、景気回復に水を差したとの批判が集まるのを首相は期待している」(非小沢系)との声もある。しかし、野党側は内閣支持率の下落に加え、民主党内で倒閣の動きも出始めたことから、「民主党が分裂含みとなり、首相はいつ辞めてもおかしくない」(公明党幹部)との見方を強めている。民主党でも、首相を支えてきた幹部が関連法案成立を条件に首相退陣を打診していたとの情報が駆け巡り、党内には動揺が走った。
それでも、首相は周辺には弱気な態度を一切見せておらず、側近の一人は「首相は辞めない。自分自身を鼓舞している」と指摘している。
(2011/02/19-00:03)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK107掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。