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TBS系(JNN) 2月18日(金)18時43分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20110218-00000039-jnn-pol
「今の菅政権は国民との約束を果たす本来の民主党政権ではない」(民主党 渡辺浩一郎衆院議員・17日)
17日、民主党に所属したまま、会派から離脱する考えを表明した16人の衆院議員。会見では、予算関連法案の採決の際に造反する可能性を示唆しましたが、予算案本体についても反対することを検討中であることが分かりました。
「政権交代をして民主党政権をつくるという一点で力を合わせてきた同志ですから、間違ったことはしないだろうと思います」(北澤俊美防衛相)
「予算に反対をするかもしれない。離党はしないけれども会派は出たい。誰のために仕事をしたいのかちょっと私には全く理解できません」(蓮舫行政刷新担当相)
党執行部はただちに16人に対し、個別に説得工作を開始しました。ですが、この日を境に民主党内では「菅降ろし」に向けた動きが一気に噴き出しました。
17日夜に行われた鳩山前総理、大畠国土交通大臣、海江田経済産業大臣らグループの会談では、「菅総理の政権運営は限界に達している」との認識で一致しました。
「菅総理はもうダメだ。予算関連法案の成立と引き換えに、菅内閣が総辞職するしかないのではないか」(出席者)
来年度予算の関連法案は、赤字国債発行のための公債特例法案に社民党が反対する方向となり、年度内の成立は極めて難しい。
「橋下さんの大阪や、河村さんの名古屋、上田さんの埼玉、中村さんの松山。 そういうところと軌を一にして、 改革を地域から起こしていきたい」(原口一博前総務相・15日)
18日は大阪の橋下知事ら、地方の首長らとの連携を目指す原口前総務大臣が、週明け、民主党内に政策集団「維新連合」を、立ち上げることが明らかになりました。原口氏は与謝野経済財政担当大臣を入閣させた菅総理に反発していて、政策集団を足場に政権批判を強める構えです。
「我々はやむにやまれぬ思いで行動した。当初の政治の目的である生活第一の政治を実現したいと思っている」(民主党 松原 仁衆院議員)
「菅離れ」の動きは、総理のお膝元である東京にも飛び火しました。午後には松原仁衆院議員ら東京選出の国会議員の一部が総理官邸などを訪れ、衆院選マニフェストへの回帰を求めた要請を行いました。松原氏らも来週にも東京版の「維新の会」を立ち上げ、原口氏とも連携する考えです。
さらに小沢氏とも、菅総理とも距離を置く「中間派」の間でも、菅総理の責任を追及する動きが広がっています。去年の代表選の際に公開討論会を主催した桜井財務副大臣や松本外務副大臣、北神圭朗議員らは来週22日、菅総理が代表選で訴えた公約を検証する集会を開くといいます。
そして18日、これまで総理を支えてきた党の有力幹部が、「総理退陣やむなし」とする動きを始めたことが明らかになりました。この幹部は公明党の幹部に対して、総理退陣と引き換えに予算関連法案を成立させられないか打診した模様です。
民主党内では今、動機は様々ながら「菅降ろし」という同じ方向性を持った複数の動きが同時に進み始めています。菅総理の強気はいつまで続くのでしょうか。
(18日16:51)
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