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民主党議員の会派離脱に関する岡田幹事長の会見内容（書き起こし）
2011/02/17
【ビデオ配信】岡田幹事長定例会見
＜ビデオ＞
http://asx.pod.tv/dpj/free/2011/20110217okada.asx
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【 参考 】 民主党規約 第７章 院内会派 http://www.dpj.or.jp/governance/policy/index.html
（衆議院議員団）
第２０条 衆議院における民主党国会議員団は、その運営のために必要な役員を置き、会議を開催することができる。
２ 前項の役員を置く場合は、予め代表の承認を要する。
（参議院議員団）
第２１条 参議院における民主党国会議員団は、第１６条に定める参議院役員を置き、会議を開催することができる。
（共同会派、会派役員及び院の役員への就任）
第２２条 代表は、両院議員総会の承認にもとづき、国会において党所属国会議員以外の国会議員を含む共同会派を結成することができる。
２ 党所属国会議員の前項の共同会派役員への就任および衆参各議院の役員への就任については、予め代表の承認を要する。
以上。
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【 冒頭発言 】
（前略）−先ほどぶら下がりでも申し上げましたが、会派の離脱の届出を今日頂きました。先ほど説明致しましたように、同じ民主党に属しながら会派を離脱するということは、これは出来ません！出来ないことはお分かりの上でやっておられることだと思いますが、それは有り得ないということであります。従って私は会ってそういったことをお話したいと思いましたが、単に離脱届を置いていかれたということであります。こういう非常に重要な問題について、単に置いていくというのは理解に苦しむことではありますが、今の規約上そうことは想定されていないということは申し上げておきたいと思います。
それからもちろん従って、これは議長のところにも行かれたと聞いておりますが、当然届出はなされていないと、党にも、それから衆議院にも、届出はなされていないということであります。
ま、いろいろ御意見はおありだと思いますが、私は意見交換をすることにやぶさかではございません。ただ、それぞれ民主党公認で出て当選をされた議員の皆さんですから、責任ある行動ということは求めたいというふうに思っております。
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【 質疑応答 】
フジテレビ橋本です。冒頭、幹事長一番最後に報告して頂きました会派離脱の届出に関してですが、現在ですね国会では、予算と予算の関連法案の審議が始まっておりますが、この今回のですね16名の方のですね離脱届が国会審議に与える影響というものをどういったふうに。
ま、ですから届けというのは、これは有効なものではありませんので、あの、このことが特に何か影響があるとは考えておりません。ま、子供が生まれていないのに出生届を出すようなものですから、それは全く受理されない訳であります。ただ、ここで書かれたこといろいろ、ま、党の政策とか執行部に対する批判、不満が述べられておりますので、そういうことは直接おっしゃっていただいた方がいいし、政策に不満があるのであればそれぞれ、議論する場はあるわけですから、そういったところできちんと言って頂ければいいと、そういうところで言わずにいきなり不満であるというのは、私は如何なものかという風に考えております。
日経新聞の尾口ですが、この16人の方なんですけども、党の承認を得ないままですね、まーその新会派の結成を届け出ると、こういいった行為がですね、党の承認を得ていないということで、これが処分に値するという風にお考えでしょうか。
ま、良く話を聞いてみなければいけませんが、こういったことが無効であるということは、御承知のうえでやられたことではないかという風に思いますので、まーあまり目くじらを立てなくていいんじゃないかという風には思います。しかしまぁ軽率な行為ということは言えると思いますので、ま、良く話は聞いてみたいという風に考えております。
毎日新聞の野口ですが、その離脱の届けを出した議員が記者会見の中で、予算関連法案の採決についてですね、党の方針とは別々になることもあるという風に造反の可能性を示唆しているんですけども、そうするとやはり衆院の３分の２の再可決、非常に厳しい状態になると思いますが、やはり衆院の３分の２ではなくて、参院での過半数を目指す方向に今後なっていくのでしょうか。
あのー先ほど言いましたように、届出はあのー無効ですし、党の議員である限り、党の決めたことには従って頂くと、もちろん決めるに際していろんな議論は当然党の中でおこなわれる訳ですが、決めたことに従って頂くというのは当然であります。そうでない仮定の質問にお答えする必要はないと思います。
フリーランスの安住です。このたびの１１時の会見の後ですね、北辰会のほうで会合がありまして、この動きに同調するというような発表がありました。党の中でこういった動きがこう、あの浸透してゆくというか、波及してゆくような感じになっているんですけども、これについてはどういう風にお考えでしょうか。
ですからこの動きといっても先程言いましたように届出は、あのー成り立たない届出をしている訳でそのことは、あのー、議員ならみんな分かっている訳ですから、ま、そういう意味では、あのーま、意味のないというかパフォーマンスと言われても仕方がないと思います。それ以上にコメントすることは特にございません。
朝日新聞の南と申します。あのー幹事長は規約上難しいという認識を示されているんですが、あおー輿石参院議院会長が午後の記者会見で、これはまぁ前例がないことで、役員会で認められるのか認められないのかということを検討しなければならないという、まぁもうちょっと、明らかに違反だという認識ではないという御意見を表明されているんですが、もうちょっと、規約に何故反するのかという点について幹事長の方から御説明頂けますでしょうか。
えーまず、規約ーは、あーそのー、１つの党で１つの会派ということが大前提で規約は書かれております。でーまぁーあの同じ党でない人を会派に入れるときにはその手続きが書かれている。ということは、あー同じ党の人が複数の会派を持つということは想定されていないということです。これは明らかだと、思います。
共同通信の中吹です。幹事長は規約上不可能なので、まぁあまり意味のないことだとおっしゃるんですけども、党内からですねこの別会派を作るという行動を起こす議員が出るといこと自体について、党をまとめる立場の幹事長としてどういう風に受け止められてますでしょうか。
ま、それ以前の問題だと思いますね。出来ないことを、しかも同じ党で当選をしながら、有権者に選ばれながら、あー、ま、別会派を作る、そして議論をする場がありながらいろいろ批判をすると、いうことは私は、如何なものかという風に思います。まぁこれ以上いろいろ、こう、皆さんが質問することも、答えることも、何かその届け出というものが、何か意味のあることの様に聞こえてしまいますから、まぁ私はそこはメディアの皆さんも、こういう届出がま、意味がないんだと、いうことはキチンと伝えて頂きたいと御要望しておきます。
読売新聞の中島です。その、離党願いを出した１６人なんですが、その、いずれも、
離党願い？
あーじゃごめんなさい。
出したんですか？
あの、会派離脱を出した１６人なんですが、いずれもですね小沢元代表の処分に反対している方でして、その願いを出す理由にもですねそこのことを挙げているわけなんですが、それをどう受け止められているかということと、小沢氏の処分の方針に変わりないということでよろしいかと・・。
えーと、理由の中に挙げてましたっけ？
記者会見で
まぁ文章の中にはそういうものが無かったと思うんですね。記者会見は私細かくは承知をしておりません。しかし党の役員会、常任幹事会で、議論を行っているわけですから、まぁそういったことに自分の意見が違うからといって、えーまぁ意味の無いこととはいえ、会派離脱届を出すというのは私はあのー、党としての、党人としての自覚を欠いたと言われても仕方が無いという風に思います。また是非あのーもう一度考え直して、しっかり党所属議員として、しっかり責任を果たして頂きたいと、まぁそういう風に思います。ま、これ以上コメントする気は私はあまりありません！はい。
はい、じゃあこの質問については一旦切り上げます。でー政治改革推進本部・・・
ただ！皆さん、届出があったとか、そういう表現は気をつけて頂きたい。届出は有効な届出にはなっておりませんので。
はい、じゃあ次の質問。政治改革推進本部の件はよろしいですか。はい、じゃあ無ければその他・・・（後略）
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