http://www.asyura2.com/11/senkyo107/msg/705.html
Tweet |
民主、事実上の分裂状態=小沢系「造反」の可能性−執行部は引き留めに全力
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011021700709
民主党の渡辺浩一郎氏ら小沢一郎元代表に近い比例単独選出衆院議員16人が衆院会派「民主党・無所属クラブ」からの離脱を表明したことで、同党は17日、事実上の分裂状態に陥った。党執行部は離脱を認めない方針だが、渡辺氏らは2011年度予算案の関連法案の採決で「造反」も辞さない構えだ。16人が造反すれば、法案を衆院の「3分の2」で再可決するのは不可能。赤字国債発行のための特例公債法案などの年度内成立は絶望的な情勢となり、菅政権は危機的な局面を迎えた。
岡田克也幹事長は同日午後、党本部で記者会見し、渡辺氏らの動きを「パフォーマンスと言われても仕方がない」と批判する一方、「考え直して責任を果たしてほしい」と述べ、会派離脱願は受理せず、説得に努める考えを示した。また「目くじらを立てなくてもいい」として、現時点では16人を処分対象としない意向を明らかにした。
離脱表明後、岡田氏は国会内で輿石東参院議員会長、仙谷由人代表代行と相次いで会談し、対応を協議。輿石氏は記者会見で「好ましい状況ではない。もう少し(渡辺氏らから)真意を聴く必要がある」と述べた。
党執行部は、小沢氏を「党員資格停止」処分とする方針について堅持する考えだ。ただ、首相の求心力欠如が決定的となる中、党内には動揺が広がっている。参院幹部は「(離脱の動きが続き)16人が50人になるかもしれない」と危機感を示した。
一方、小沢氏に近い若手でつくる「北辰会」の会合が同日昼、衆院議員会館で開かれ、離脱表明した議員を含む約30人が参加した。会派離脱について「思いは共有できる」などと理解を示す声が続出。会合後、出席者の一人は、記者団に対し、関連法案に造反する可能性について「仲間と相談して対応する」と含みを残した。別の出席者は「もう菅首相が辞めるしかない」と述べた。
(2011/02/17-17:58)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK107掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。