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2011-02-16 23:58:30
「民主党に取っては小さな一歩だが、日本の正義に取っては大きな一歩」
今回の行動を起こしつつある若手議員諸氏に、大いなる拍手を送る。
漏れ伝わって来る限られた情報から推察するに、一部民主党議員諸氏が「執行部の強権的小沢氏処分」に対して、必死で抵抗していらっしゃる事は、分かっている。
心強いかぎりではある。
しかし、外野席に言わせて頂けるならば、あまりにも歯がゆいかぎりであった。
いかんせん「党内抗争」の渦の中に有って『ゴマメの歯ぎしり』程度にしか思えず、押されっぱなしで、<敵>に対する効果的影響はさほど与えきれていないかの如くに、見えていた。
歯がゆいかぎりである。
党内にあっては、「上司」にあたる執行部相手に、抵抗のやり方にも限りはあろう。
国会議員としての、人間としての、自省や行動規範もあろう。
あまりにも『ナチ的』な執行部に対して、無力感も有ったであろう。
しかし、やはり外野席に取っては、歯がゆいかぎりであった。
そして、この知らせ。
▶小沢系一部議員、衆院会派から離脱を検討 (読売見出し)
>民主党の小沢一郎元代表に近い同党の比例選出衆院議員十数人が、党執行部が元代表への処分手続きを進めていることに反発し、衆院会派から「集団離脱」を検討していることが、16日明らかになった。
>国会対応で民主党執行部の方針に従わない姿勢を鮮明にしたものだ。2011年度予算関連法案など重要法案が参院で否決され、衆院で再可決するのに必要な3分の2の議席確保が絶望的になる可能性がある。
>関係者によると、会派離脱を検討しているのは2009年の衆院選で比例東北、南関東、近畿ブロックなどに単独で立候補して当選した議員が中心で、メンバーからは「小沢元代表を処分すれば、離党はしないが、国会運営では協力しない」との声が出ているという。
【読売新聞/2月17日(木)3時4分配信】
嬉しいじゃ有りませんか。
やっと。
やっと、動いてくれました。
実効的方法で、意思表示をしてくれた。
やれば良いのだ。
『比例区』選出という足枷が有る以上、<離党>という訳にはいかない事は、理解出来る。
何しろ菅直人内閣ときたら、「国会議決の為ならば」なりふり構わず。
『み党』にすり寄り。
『公明党』にスリより。
『た日』にすり寄った、菅直人。
いずれにも袖にされ、「閣議の場で首にした」社民党に、「どのツラ下げて」の状態で復縁を迫る恥知らずぶりを曝している。
それほど、2/3の議席が欲しいのだ。
当たり前である。
にも拘らず。
偉大すぎる同志を「切り捨てよう」と必死の執行部には、物事の優先順位も、事の善悪も、理解出来る能力が備わっていない状態で、自らの『菅桶』を造りつつ有る有様である。
世には「民主党のイジメ」とすら言われ始めて来た。
それでも、政権与党として、何を成すべきか。
政権与党の執行部として、何をやっては行けないか。
全く理解していない。
恐るべき「小児病」症状が、悪化の一途を辿っている。
いい加減に、何らかの『実効的措置』を取る時期に来ていた。
何しろ、思考停止状態の菅直人。
「レッド・スイッチ」を押せばどうなるか、分かっていない。
昨日も引用した、次の一節を、再掲したい。
▶菅首相、小沢派造反の恐れ 「まあ、大丈夫です」 (産経見出し)
>菅直人首相は15日夜、強制起訴された民主党の小沢一郎元代表の処分をめぐって、反発する小沢氏に近い党所属議員が、平成23年度予算関連法案などの衆院採決で造反する可能性について、「まあ、大丈夫です」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
【産經新聞/2月16日(水)2時50分配信】
マイクに向かって、この一言を吐いたときの菅直人の「ニタリ」と薄ら笑いを浮かべた時の表情が、目に焼き付いている。
「本当にこいつ、何も分かってない。本物の馬○だ」
と、確信したものだ。
しかし。
何をすれば、こやつに思い知らせてやれるのだろうか。。。
何しろ、亀さんによる『のぼせ上がるな!』との叱責すら、蛙のツラにションベ○状態である。
川内議員の強硬な反対も、耳もかさない岡田を始めとする「小沢切り隊」の執行部の前では、無力であった。
そこで、いよいよ「実効手段」が登場したのだ。
嬉しいじゃ有りませんか。
やってやれ、やってやれ、もっとやれ。
この時点ではわずか十数名。
しかし、確実な第一歩としての十数名。
これを機に、この数が増えて行って欲しい。
彼等の、このやり方で良い。
『民主党』籍を離れる必要は無い。
何も悪い事をしている訳では無いのだから。
「政権交代の目的を忘れた」
「マニフェストを否定している」
「180度方向転換し、消費税増税と法人税減税に向かっている」
「<国民の生活>を第一に考えずに、<新自由主義>政策に走り始めた。」
以上の点から言って、「党の向かうべき方向」に逆らう現執行部は国民を裏切っている訳である。
そんな裏切り者執行部に正論を唱えて反対する姿勢は、会派離脱で全く正しい。
『国民が政権を負託した党』としての方向性を外している執行部に「諫言」する行為は、れっきとした『忠臣』のそれであり、国民は当然支持する物である。
その上で。
「同志を法的根拠に逆らって有罪扱いをして、切り捨てようとしている」
人としての道を踏み外す行為にも、正々堂々と反対を唱える<力の裏付け>となるのだ。
視野狭窄症で、正しい視点を持ち得なくなった「現執行部」に対し、若手から現実的反旗を翻すことは、必ずや多くの同志の賛同を得られる筈である。
民主党に一票を投じた総ての国民の支持を得られる筈である。
慌てふためく菅直人一味の「狼狽ぶり」が、見える様だ。
▶岡田幹事長、予算関連法案「造反考えられない」(読売見出し)
>民主党の岡田幹事長は15日、国会内で社民党の重野幹事長らと会談し、2011年度予算関連法案の採決で、民主党衆院議員の「造反」が取りざたされていることについて、「造反などということは考えられないし、ないようにしたい」と述べ、党内を引き締める姿勢を強調した。
>一方で、岡田氏は「もしそんなことがあれば、きちんと対処する」と語り、造反者は処分する意向を示した。
【読売新聞/2月16日(水)9時23分配信】
正に、彼に取っては「青天の霹靂」で有ったであろう。
さあ、原理主義者が、どう「処分する」つもりなのか、ここは一つゆっくりと見物させて頂こう。
<党員資格停止>
<離党勧告>
それとも。
<党籍剥奪>
その前に、党の『政治倫理委員会』に喚問するかな。
まさに、小さな一歩だが、救国の一歩である。
そう有らねばならない。
(投稿者:注)
『ルビコン河』を渡るとは、以後の運命を決め後戻りのできないような重大な決断と 行動をすることの喩えとして使われています。
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