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今日、夕方の関西テレビニュースアンカー
緊急企画 ニッポンを襲うアメリカの戦略の真相
「平成の開国」仰天の夜明け前に・・・「TPPの本当の目的は?」
解説は東谷暁さん、 コメンテイター 田中秀征
山本アナが結構まともなので、TPPの真の目的をつう込みするどく暴いてくれました(感謝)
東谷さんの解説でTPPの真の目的が暴かれていく。
要点は3つ。
@TPPの本質を見抜かれないようにするために農業をスケープゴード
A金融と投資(サービス)を支配
Bデフレを悪化させる。
・マエハラ口先番長が「GNP 5%の農業のために、95%が犠牲にするつもりか。」の発言は詭弁の何者でもない。
農業をスケープゴードにして、TPPを推進しようとする(どこやらの広告代理店で仕込まれたレトリックであろう)、郵政民営化反対派をスケープゴードにしてきく小泉と同じ手法だ。
・アメリカは、日本を引きずり出さないと、TPPは全く意味がない。
GNPの割合でいくと、米67%、日本24パーセント。そのた少々からわかるように、日本が加盟しないとアメリカにはメリットがないのだ。
・TPPの狙いは、農産物ではなく、金融と投資、ゼネコン、公共入札、医療サービスの支配
その先にあるには、表立って出ている農産物の輸出入ではなく、農地と農業法人の支配にある。
・2009年の農地法の改正によって、外資が自由に日本の農地、農業法人に投資する道を開いてしまった。(これは、米が毎年出す年次要望書、強制書のほうがふさわしいとおもうが、そのご要望にとおり進んできてしまっている。弁護士増員、裁判員制度もこれに従う者であろう。高齢者激増の時代に医師の養成数を減らしたし、本来やったら口先ばかりの弁護士増やすより、生命に関わる医師を増員させるんのがホンマやろ)
菅首相は、自らTPPを前提にして改革を進める、とのたまった。これでは、アメリカの思うツボではないかと、田中秀征さんが突っ込み。
・アメリカが押さえたいのは、農産物にあらず、農産物を加工する産業にある。アメリカの農業メジャー(広瀬隆が20前から指摘していた、カーギルなどのメジャーによる日本農業、食料の支配が可能になる)
事実、カナダでは北米自由貿易協定で米と協定を結んだが、10年たって農産物の輸出は3倍になったが、実質的な農業者の収益は減少。もともとあった地域コミュニテイを支えてた日本で言えば農協のような協同組合が米の巨大農業資本に乗っ取られて、消滅。カナダ国民は米農業めメジャーの支配のもとにおかれてしまった具合である。
米のホンマの意図は、農産物の関税にあらず、農業資本、農地、農産物加工業の支配にある。
最後に、昨年秋、唐突に菅首相が出して来たTPPに対して、田中秀征さんは菅首相に「本気でやる気か?」
ときいたところ、別に本気でもないらしく、ただ菅内閣延命のためのアドバルーンをあげたかっただけだと判明。
(この時テレビをみていたあたしは、口をあんぐり。開いた口がふさがらない、とはこのことか。それにしても、確信犯で見ない菅首相にこの「TPPを仕込んだ奴」はだれなんや?
最近のニュース番組にしては、秀逸の緊急企画でした。山本アナがんばれ!)
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