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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011021502000054.html
与謝野馨経済財政担当相が昨年四月まで代表だった自民党東京都第一選挙区支部が二〇〇九年、与謝野氏の伝記三千冊、約四百五十万円分を政治資金で購入していたことが分かった。「(著者への)義理で買った」(秘書)という伝記の大半は販売もできないまま、事務所に山積み。税と社会保障の一体改革に取り組む与謝野氏にとって、「不良資産」のようになっている。
伝記は、作家の大下英治氏が著した「日本再生の切り札 与謝野馨」(徳間書店、定価千八百九十円)。二百九十一ページにわたり与謝野氏の政治家人生を描き、帯では「日本を託せる男」と同氏を持ち上げている。
支部の政治資金収支報告書は、〇九年四月二十日に書籍代四百五十四万円を徳間書店に支出したと記載。添付された同社からの領収書の宛名は「支部党勢拡大基金」だった。
秘書によると、本の購入は大下氏側から売り込みがあり、割引価格で三千部を買い取った。しかし、支持者らからの購入希望はなく、公職選挙法(寄付の禁止)に抵触する恐れがあるため無償配布もできない。結局、二十個以上の段ボール箱に入ったまま、新宿区の同氏の事務所に山積みになっている。
秘書は「(取り上げてくれた)誠意には応えなくてはならない。だが、最終的には古本屋に持って行かなくてはならないかも」と悩ましい様子だった。
大下氏は「秘書から『本にするなら買いましょう』という話があり、八がけで三千部売った」と話し、売り込みを否定している。
〇八年の収支報告書によると、同支部は与謝野氏本人の著書「堂々たる政治」(新潮社、定価七百十四円)が出版された〇八年にも、同書を五百七十一万円分購入。「譲渡代」として三十七万円の収入を計上している。
同支部は与謝野氏が自民党を離党した昨年四月にいったん解散。同月、現同党幹事長の石原伸晃都連会長を代表にした新しい団体として、再スタートを切っている。
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