http://www.asyura2.com/11/senkyo107/msg/582.html
Tweet |
ちょっと一言
2011年2月15日 (火)
連合赤軍の後を追うのか?菅直人民主党
民主党は14日の役員会で、小沢一郎元代表の処分は「党員資格停止」が相当と判断した−−そうである。「推定無罪」の原則も「検察による起訴と検察審査会による起訴相当は違う」との指摘も振り切って菅総理と岡田幹事長たちは小沢処分に突き進んだ。
どうにも菅直人と岡田克也コンビの政治センスは訳が分からない。とりわけ菅直人のセンスが・・・。今年になってもTPPへの参加を突然言い出したかと思えば、「平成の開国」だとか「第三の開国」と宣言して「仲間に入れてもらうためにはどんな条件も受け入れます」と言わんばかりの無条件降伏宣言を肝心の交渉前に表明するようなことをしているかと思えば、日ロ外相会談の直前にメドベージェフなどの北方領土視察に対して「許し難い暴挙」なんて宣戦布告をしかねないほどの激しい非難を浴びせて交渉環境をぶち壊してみたりしている。小沢問題なるものも「すでに司法の場に移っている」で突っぱねると良いはずのに、わざわざ「不条理を正す政治」なんて宣言して自分で野党に攻撃材料を提供している。
小沢一郎を追い出したところで野党の協力は得られるはずもなく、国民の菅内閣に対する支持だって上がるわけがない。マスコミは多少はほめてくれるかもしれないが、それは民主党政権の崩壊に対する菅直人たちの功績をせせら笑うものに過ぎない−−ということがなぜ分からないのだろうか?
連合赤軍事件の永田洋子が獄中で死亡したことが報じられている。菅直人も岡田克也も左翼活動家の宿痾をしっかりと持ち続けている人たちだと思えてくる。彼らは極左集団出身だったっけ??? 森恒夫、永田洋子たちは革命の前に自分たちにブルジョワ思想を寸毫も持たない純粋な革命家たることを求め仲間を死に至らしめたと理解している。それと似ていると思うのです。どうも菅直人という人は「クリーン(=貧乏)=正義」と思い込んでいる節があり、またそれを政治的に一番重要なことと思い込んでいるらしい。政治改革のためには自分たち民主党議員がクリーンでなければならないと言うわけで、クリーンでなさそうな政治家は自己批判をするか出て行ってくれと言うわけです。そうすれば民主党はクリーンな党として純化され、国民の支持も得られると信じ込んでいるように思える。こんな思想状況のリーダーの元で起こることと言えば「仲間殺し・粛正」の嵐ではないのか? 次に批判・粛正されるのは誰か?との疑心暗鬼は組織そのものを瓦解させかねない。 菅直人政権・民主党は何か連合赤軍の道に迷い込んだように思えるのですが・・・。
http://sapporo-hide.cocolog-nifty.com/hitokoto/2011/02/post-33ac.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK107掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。