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2011/02/16 01:23
やや旧聞に属するが、周知のごとく、鳥越俊太郎氏が、テレ朝の朝のワイドショー「スーパーモーニング」を番組もろとも降ろされる。
≪ ついに鳥越俊太郎が朝のワイドショーから消える。レギュラー番組「スーパーモーニング」(テレビ朝日)が3月で打ち切られ、メーンキャスターのフリーアナ、赤江珠緒とともに、コメンテーターの鳥越が降板することになった。
「鳥越の降板も番組の終了もすでに本人に伝えられています。これまで自身の直腸がんの手術を番組で伝えるなど体を張ってきたが、70歳という年齢を考えれば仕方がない面もある」(事情通)
鳥越が毎日新聞社を退社してフリーになり、テレ朝で報道番組「ザ・スクープ」のキャスターを担当したのが89年。02年に「ザ・スクープ」が打ち切られると「スーパーモーニング」に起用されて、現在は月〜木の週4回、出演している。テレ朝にとって鳥越は20年以上番組を支えてきた功労者。女性キャスターがスキャンダルを起こして降板したり、番組をリニューアルした時も鳥越だけは起用され続けた。
しかし、今回は“鳥越降ろし”ありきで番組も打ち切るという。テレ朝では「何も聞いておりません」(広報部)というが、どういうことか。
「テレ朝は昨秋、朝の情報ワイド『やじうまプラス』を打ち切って新番組を始めました。これは長年出演している古株のコメンテーターをお払い箱にし、制作費をカットするのが目的でした。その際、次は『やじプラ』の後に放送されている『スパモニ』が対象といわれて鳥越がやり玉に挙がっていたのです。
鳥越は経歴や貢献度が評価され、メーンの赤江よりギャラが上。1日50万円、年間では1億円といわれています。そもそもメーン司会者よりギャラが高いコメンテーターというのも変な話なんです」(マスコミ関係者)
後番組の内容は不明だが、キャスター候補に池上彰の名前も挙がり、今のところ最有力は3月で日本テレビを退社する羽鳥慎一。羽鳥は「ズームイン」を降りて即刻ライバル局の“朝の顔”になるわけで、確定すれば物議を醸すのは必至。テレビ界に嵐が吹いている。
(日刊ゲンダイ2011年1月27日掲載)
この時点では、年齢やギャラの問題しか原因としてあげられていなかったが、昨夜放送のニコニコ動画で上杉隆氏が、鳥越俊太郎降板の真相を、本人からきいたとして披露。
昨年、代表選当時に、小沢氏だけを番組に呼んで、菅氏を呼ぶことができなかったのでバランスを欠くと番組審議会にかけられた。それがきっかけだったらしい。
その「テレ朝番組審議会」の内容を参照していただきたい。
http://company.tv-asahi.co.jp/contents/banshin/banshin513.html
●「スーパーモーニング」のコメンテーターらの小沢さんを擁護するような発言の根拠はどこにあるのか。「スーパーモーニング」が小沢さん寄りになるのはいかがなものか。
●小沢さんの政治とカネの問題で、なぜもっと本人に突っ込んで聞けなかったのだろうか。無礼な突っ込み方をする必要はなく、素直に聞けば良かったのではないか。
●報道番組のコメンテーター方々の意見は、影響力が大きいだけに、もう少し根拠を示して発言していただきたい。
●バランスにこだわる必要はない。番組に小沢さんだけが出て、菅さんが出なくてもそれはメディア戦略であり、片方が出ないことによって何も報道できないのか、他の候補者を出演させることはできないのかというのはナンセンス。
この日の出席者は
堀田 力 委員長(弁護士、さわやか福祉財団 理事長)
川淵 三郎 委員(日本サッカー協会名誉会長・キャプテン)
関川 夏央 委員(作家、神戸女学院大学 客員教授)
見城 徹 委員(幻冬舎社長)<リポート提出>
田中 早苗 委員(弁護士)
勝俣 恒久 委員(東京電力(株)取締役会長)
どれが、誰の発言であるかは不明。
それに対する<局側見解>
●「スーパーモーニング」に小沢さんの出演が決まった時、コメンテーターの方々には、プロデューサーを通じて小沢さんの言い分を全部聞くということではなくて、厳しい話もきちんと聞くことが前提だということは伝えていたが、結果論として、小沢さんのご意見拝聴になってしまった。
それが、鳥越氏の「小沢寄り」のせいにされたのだろう。
鳥越氏だけをクビにするわけにはいかないので、番組そのものを打ち切ることになったようだ。
別に驚く話でもないだろう。
現今の、ニッポンのメディアの現状を仮に「正常」としてしまえば、むしろ、鳥越氏がここまで起用され続けてきたこと自体が「異常」というほかはない。
(逆説的に言っていることを理解して欲しいが)
「番組審議会」を構成する委員たちのコメントを読めば、ここに、ニッポンのメディアの「姿勢」が仄見えてくる。
「政策」などより、本人にまつわる「事件」を積極的に取り上げよ。小沢氏は古いタイプの、疑惑に満ちた政治家であり、それを暴くことが大事だ。そういうことなのだ。
それが「公正」であり「中立」だと思い込んでいる。長年にわたって、メディアによって刷り込まれた「政治家=金権=悪」という構図から、こういう「識者」と呼ばれる人々も自由ではなかったのだ。
代表選に出馬するということで呼ばれたと、小沢氏は思って出演したはずだ。「政治とカネ」の釈明のために、呼ばれたのではない、と。
政策を語らせることが、当然、大事であろうと鳥越氏たちも思ったのだろうが、そこが小沢氏に悪意を持つ委員の逆鱗に触れたということなのだろう。
真実を語ろうとするジャーナリストが、こうやってマスメディアから放逐されてゆく。
あざとい操作で世論をミスリードする、記者クラブメディアこそが放逐されなければならないのに。
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