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民主党は15日の常任幹事会で、小沢一郎元代表の「党員資格停止」に向け、手続きを一歩前に進めた。これに対し、小沢系議員は猛反発。処分撤回を求め、議決に際しては怒号が飛び交った。党内対立は一層激化し、今や処分決定後も挙党態勢構築は困難な情勢になりつつある。
「強制起訴は初めてのケースだ」「この時期に党の結束を乱す処分をすることがいいのか」。常任幹事会では、小沢氏の党員資格停止処分について、小沢系議員からは反対論が相次いだ。最後は「採決に異議あり」「あまりに拙速だ」などの怒声が噴出する中、賛成多数で処分方針は決まった。
小沢系議員には、小沢氏が裁判で判決が確定するまで党員資格停止になれば、小沢氏の活動が長期間制限され、求心力低下につながるとの危機感がある。
常任幹事会に先立ち、小沢氏に近い中堅、若手議員による「一新会」は同日昼に会合を開いて対応を協議し、「役員会提案の処分内容は認められない」との認識で一致。この後、一新会の鈴木克昌総務副大臣、奥村展三衆院議員らは国会内で岡田克也幹事長に会い、「処分は不当だ」とする抗議文を提出した。小沢氏は都内の事務所で奥村氏から状況説明を受け、「処分は想定通りだ」と静かに語ったという。
常任幹事会で少数の小沢系としては「数の力」で処分を撤回できない事情もある。小沢氏周辺は「処分が覆ることはないだろう」との見方を示す。それでも、「中間派を取り込んで両院議員総会を開き、菅直人首相と岡田氏に不信任を突きつけてやる」と戦闘意欲は衰えていない。
川内博史衆院議員ら一部議員が2011年度予算関連法案の採決での造反をちらつかせるが、「造反は戦略性がない」(小沢氏周辺)と慎重論も少なくない。小沢系も一枚岩ではないのが実態だ。首相は15日夜、小沢系の造反の可能性を記者団に問われると「大丈夫だ」と強調した。
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