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はたしてこれも前原誠司という政治家の数ある思いつき発言の一つに過ぎない
のだろうか。
2月14日の参院決算委員会で米英のイラク戦争についてこう答弁したという。
「日本が協力したことが良かったのかどうなのか、冷静にもう一度、歴史も踏まえて検証しなければならない」。
これがいつもの無責任発言ならまだ笑って済ませる。
ほらを吹いた後で何もしないで逃げるいつもの発言だ。
そうであっても今更驚くことではないが、私はこの発言に限っては違う
と思っている。
この発言は周到に練られた壮大な政治的発言であり、八百長発言なのだ。
その理由はこうだ。
日本だけがイラク検証を行なわないのはおかしい、と言う声を無視する
わけにはいかない。
エジプトの市民革命が起きて、民衆の声を無視し続けるとどうなるかが
明らかになった。
イラク戦争検証議連の連中も、立ち上げたはいいが何かしなければ立場
がない。
社民党はこの前原発言を引き出した事で存在感を誇示できる。民主党の
政策を変えるのは社民党しかないと叫んで民主党との連携を晴れて正当化
できる。
何よりも前原外相にとっては対米従属ばかりではない、米国に対して気骨
も示すことが出来るのだ、と、首相の切符を手にする事に役立つ。
すなわち皆がそれで得る物があるのだ。
問題はその検証方法とその結果だ。
あたかも日米密約の検証と同じように御用学者や有識者に固められた
専門家委員会をつくって玉虫色の結論でお茶を濁す。決してイラク戦争を
支持したことは間違いだったとは言わない・・・
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