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党員資格停止処分と不服申立て
2011-02-15 09:43:10 :早川忠孝の一念発起・日々新たなり
http://ameblo.jp/gusya-h/entry-10801838842.html
民主党がいよいよ小沢一郎氏に対して党員資格停止処分を発令するようだ。
今日の民主党常任幹事会に党員資格停止処分の発令を諮って、さらに倫理委員会で処分の妥当性を検討したうえで、改めて常任幹事会が正式に処分を決める、という手続きのようだ。
これに対して小沢氏は不服申立てをする意向だと報道されている。
民主党の党規約でどういう場合に不服申立てが出来るのか、その具体的な手続きはどうするのか、などのことを承知していないが、もし小沢氏が裁判所に対して党員資格停止処分の取り消しや執行停止を求めることを念頭に置いているのだったら、お止めになった方がいい、と予め申し上げておく。
経験の浅い人はすぐ不服申立てだ、裁判だ、などと言い、本人が強くそう言うと、周りの人もついそうだそうだ、ということになりかねない。
弁護士という肩書があるから法律について何でも知っている訳ではない、ということはこれまで私とお付き合いいただいた方はご承知のはずだ。
私よりも経験の浅い弁護士の言うことを真に受けて、とんでもない間違いをすることもある。
学者の言うことは大体実務では通用しないことが多い。
学者だから間違いがない、と思い込むのも危険である。
民主党という政治団体の内部の自治に関することに国家の司法権が容易に介入することが出来る道を開くような軽率なことはされない方がいい。
政治団の自治に司法が介入することを認めれば、次は宗教団体の内部の自治に関すること、労働組合の内部の自治に関することに司法の介入を認めることになる。
政治活動の自由や信教の自由、結社の自由などが脅かされる切っ掛けになりかねない。
ほどほどに距離を置くことである。
小沢氏の周辺にはそういう感覚の人がどうもいそうにないので、余計なお世話かも知れないが一言ご注意する。
党員資格停止処分が正式に役員会の議題に上る前に自ら離党に踏み切るのが現時点では小沢氏にとって一番強いカードになる。
党員資格停止処分が本当に発令されると、蛇の生殺しになるのだが。
小沢氏や小沢氏の軍師を自称する人たちには、この辺りのことがお分かりになるだろうか。
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