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民主党の役員会が小沢一郎元代表を裁判が終わるまで「党員資格停止」処分とする方針を固めた。常任幹事会に提案する。役員会がけじめを示した点は評価できるが、遅きに失した。この間の足並みの乱れが、党のイメージを悪くした。失点は大きい。
小沢元代表はもちろんだが、菅直人首相や岡田克也幹事長らの責任が問われる。
民主党の倫理規則によると、党員の処分は、軽い順に「党員資格の停止」「離党勧告」「除籍(除名)」となっている。
資格停止は最も軽い。とはいえ、役職を解かれ、機関会議に出られなくなる。選挙区総支部長としての資金交付も受けられず、選挙で公認されない可能性もある。決定すれば、小沢元代表の政治活動は大きな制約を受ける。
役員会は裁判が済むまでとの期限を設けた。妥当な判断だろう。党内には不満もあるようだが、処分は避けられない。
元代表の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金疑惑が表面化して以来、民主党は問題への対処を迫られてきた。とくに昨年秋に検察審査会が元代表の強制起訴を議決してからは、迅速な判断が求められていた。
ポイントの一つは、国会説明をどうするか。もう一つは党としての処分である。党の姿勢がはっきりせずに、今になってやっと党員資格停止の方針が固まった。国会招致の方は、いっこうにめどが立っていない。
いつまでたっても内輪の問題を処理できない。それどころか対立が深まっているように見える。これでは有権者から愛想を尽かされても仕方ないだろう。
主な原因は、小沢元代表にある。法廷で無実を主張することと、国会で説明したり出処進退にけじめをつけたりすることは別次元の問題である。
元代表は打開策を探るどころか、菅政権への批判を続けている。政権交代の立役者の一人とされているのに残念だ。
二つ目は、菅首相や岡田幹事長らの指導力の欠如である。もっと早い段階で決断すべきだった。党内の亀裂が広がる危険と小沢氏批判による政権浮揚効果をはかりにかけていたのだろうが、結論を出すのが遅すぎた。
野党は証人喚問を要求している。小沢元代表は国会で説明することで国民に対する責任を果たすしかない。国会運営を円滑にするためにも、民主党に証人喚問に踏み込む決断を求めたい。
(http://www.shinmai.co.jp/news/20110215/KT110214ETI090010000022.htm)
[コメント]
>野党は証人喚問を要求している。小沢元代表は国会で説明することで国民に対する責任を果たすしかない。国会運営を円滑にするためにも、民主党に証人喚問に踏み込む決断を求めたい。
まったくそのとおりです。
いつまでもグズグズと逃げ回り、国会での説明責任を果たさない小沢。
世論調査を見てもわかるとおり、国民はそんな小沢に辟易しています。
民主党は野党の提案を取り入れ、小沢を証人喚問招致すべきです。
もし小沢側がゴネるようなことがあれば、国会軽視としてさらなる追加処分ができる理由づけにもなります。
小沢をさらに追い込めば支持率も上がるでしょう。
菅総理の決断が待たれます。
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