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2月13日のNスペ「北方領土」を見ての一番の感想。
エリツイン、プーチンのとき四島一括返還の動きがあったが、押し切って土俵を割らせることができなかったのは戦略と国力がなかったためとしか言いようがない。そう簡単に土俵を割らせることはできないと思われるが根底的には戦略を欠くため、せっかくのチャンスがあっても活かすことができず、土俵際まで追い詰める(一旦そこで固める)こともままならない。
加えて政権がコロコロ変わることもあり外交の一貫性も維持できない。国内の意見(与党そして国民一般)もまとまらない。その時の政権の色合いで外交戦術が変わる。
ロシア側もあきれるとともに足元を見てくる。ロシア側の最近の強硬な姿勢はその現われだろう。
これまで積み上げてきたかもしれない少しばかりの成果物はいまやガラガラと崩れているのではないか。北方四島にこれまでつぎ込んできた経済援助はもはやロシア資本の大幅な進出に埋没して忘れ去られようとしている。
前原が何の戦略ももたずにノコノコ出かけて口先三寸で建前をパカパカ言ったところで、迫力なく押し問答に終わるのは必定。逆にねじ込まれて、まず「経済協力から」、などとカッコーをつけることになったが、政治的成果物もなしにただ食われ続ける公算が大である。
過去2回にわたってロシア側が返還の構えを見せたのは、現在の占領状態は決して正常なものではないとの認識があるはずなのだ。
・再放送:1月15日午前0:15〜1:04
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110213.html
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