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民主党が良いとか悪いとか、小沢一郎が良いとか悪いとか、政治が良いとか悪いとか言っているけれど、考えてみれば何のためかと笑ってしまう。要するに自分の生活が良くなるのか、そうでないのかと考えて、自分が満足したいだけなのだ。その意味では「国民の生活が第一」というのは、非常に分かりやすいお題目である。自民党や菅直人などが言っている、国家の財政が赤字だから増税、なんて言葉は誰も受け入れないのは当たり前だろう。
結局、原点に返って考えれば、誰しも良い生活がしたいから誰かにそれを託して投票するわけであって、それが実現する・しないで大騒ぎしているわけだ。その仕組みに戦後の民主主義というものがあると言われて、我々はそうなのかと思って今日まで来たのだろう。あるところまでは非常にうまくいって「Japan as Number One」とか言われて有頂天になっていたけれど、結局は短期的な成功に過ぎなかったことを今では思い知らされているわけだ。
そこで政権交代が起きたというのが大体のあらましだろう。しかし不幸な事に、過去に政権交代を経験していない悲しさで、大多数の人たちはすぐに良い結果が出ると思っていたのに結果としてはうまくいっていない事に怒りだした。それに輪をかけて菅直人という「うつけ者」とその同調者たちが、約束した公約を無視して「国民の生活は後回し」などと言い出してしまって大混乱になっている。さらに本当の権力者は、これまで見えなかった官僚という組織で、そいつらが裏で糸を引いている事が見えてきたことが国民の怒りをさらに増幅させているのが今の状態だろう。
こういう事実を無視して、今までのように何となく他人任せで過ごせてきた時代は終わっている事も自覚していない人々も多数いる事に驚いて、結局それはマスコミによる世論操作なのではないのかと我々が気が付いたのではないだろうか。そこがネットという、過去になかった多数の国民どおしの、直接の情報交換という手段を持った世界に変わったという重要な意味なのではないのだろうか。
今、見えた事は、これまで騙されていた、民主主義という皮を被った官僚独裁の国家運営を、今後我々がどのように変えて、国民が満足できる生活や相互に助け合える国に変えられるのか、という分かりやすい答えの追及に変える事だろう。そのためにどのような手段を使うかの知恵が求められているのだと考える。ダメな制度は変えて、全てを我々のためになる制度に変えるという単純な図式にして、その実現のために頑張ろうではないか。所詮、政治も結果ではない手段に過ぎない。
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