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【民野検事の証人採用を要請する。】
一昨日の【石川議員弁護人請求証拠 反訳書に書かれた驚愕の真相】に目を通して頂いたか。
この反訳書は、1月7日の石川議員他2名の公判で弁護側から提出されたものである。
無論のこと、既に全文が東京地裁に証拠採用されているので、登石裁判官は、検察側に有利な録音部分も朗読している。しかしながら、この弁護側提出の反訳書から、恐らく多くの既にお読み頂いた方もお分かりのように、検察側の壮大な虚構の存在を示唆している。
それは、本件陸山会事件が小沢一郎を頂上作戦とし、敢行された一種の検察による民主政権クーデターであると云う認識である。
検察は、村木氏事件同様、まず元秘書3名を逮捕し、同時に強制捜査を行なった。
容疑の主体は、水谷建設からの裏献金であり、またそれは水谷建設元会長の供述調書でもあった。
検察は、胆沢ダム受注の見返りに水谷建設から裏献金を受領したとの虚構のストーリーを事件の構図とし、大規模な強制捜査を行なった。
豪雨のようなマスコミ報道がそれを後押しした。
しかし何も出なかった。
慌てた検察は、微罪の期ズレと4億円不記載を取り上げ、石川議員他元秘書2名を起訴した。
到底、大規模な強制捜査を伴う事件とは云えない。
一方、市民団体と称する者らから小沢一郎に対し告発状が出され、地検はこれを受理し、捜査を行なったが、是も最終的に不起訴となった。
だが、検察は、ここからが重要な本日の争点なのであるが、一貫して、石川議員他2名の秘書の取調べに於いて会の代表たる小沢一郎の関与を引き出そうとしていた。
例の民野検事は、石川議員の女性秘書を書類返還と称して呼び出し、乳飲み子がいるとの必死の主張も聞き入れず、小沢一郎の関与を引き出そうと尋問した。
その後、この女性秘書は耳が聞こえなくなるなどのPTSD症状を訴えている。
現在、東京地裁に弁護側がこの女性秘書を証人申請しているが、検察側は事件に無関係との主張で激しく抵抗しているようだ。
しかし、反訳書を読む限りに於いて、水谷建設からの裏献金が壮大な虚構であることを、検察官自身が「そこは飛躍しとるわけだよ。」 などと自白している。
処が、石川議員はこの女性秘書に対する取調べに対し、1回目の「報告・了承」の供述調書に署名している。
そしてその後検察は、小沢氏を不起訴とするが、東京第5検察審査会が1回目の起訴相当議決を出した後に行なわれた石川議員に対する再聴取で録音されたのが前述の反訳書、である。
したがって、女性秘書の任意(という名の強要)の事情聴取で行なわれた内容(週刊朝日がスクープしている。)は、決して本件事件に無関係ではない。
なぜなら第5検察審査会は、この1回目の供述調書と本件再聴取での供述調書を信用できるとし起訴議決を行なっており、したがってこの反訳書は小沢一郎の無実を証明する一となる。
この反訳書から読み取れる事実は、検察が、石川議員他2名を足場とし、頂上たる小沢一郎に迫ろうとする野心が透けて見えることである。
反訳書は、石川議員が1回目の供述調書を否認しようとするところを懸命に維持させようとの意図が暴露されており、そこで名前が出る吉田検事は石川議員に対し以前「小沢一郎は必ず検察審査会でやられる」と云っており反訳書はそれを裏付けている。
即ち、公判が分かれているが、陸山会事件と小沢一郎検審起訴は一体のものであり不可分な事件なのである。
したがって、我々国民は、まず民野検事を陸山会事件の公判に於いて証人尋問し、合わせて女性秘書の証人尋問をすることで、公開の場でその真実を知りたいのである。
既に皆さんはこの反訳書で、それは地裁もそうだが、水谷建設の裏献金ストーリーが虚構であることがご理解頂けたと思う。
一方、同時に小沢一郎にかけられた嫌疑も、例えば反訳書記載の「調書にもしてないしさ。だから、で、あれ2月、1月の何日かに読売が夕刊で、石川議員なんか認めるみたいな、報告・了承認めるみたいになって、でもそれは、うちとしては誤報だってつっぱねたやつなんだよ。
要するに、そんな事実はないと。で、別に、なんて言うのかな、報告・了承といってもさ、がちがちに共謀で、認定、間違いなく認定できるような報告・了承の中身になっていないわけだから。」 との部分でその本心を窺い知ることが出来る。
処で、小沢一郎を検審起訴した3名の指定弁護士は、この反訳書を読んでいるはずだが、あなた方は本当に弁護士法一条記載の正義と良心に基づくものであると思っておられるか。
これは、無実の者を起訴したのではないかとの指摘である。
更に、4億円不記載と期ズレに関してでさえ、既に総務省政治資金課に問い合わせた市民の手で、別に報告してあればそれで良いと報告されている。
徐々に霧が晴れてきて、浮き上がってくるのは、東京地検特捜部が行なった【国民の代表者に対する政治弾圧】である。
なら、最早、特捜部なる組織は解体してもらうほかない。社会正義を実現する組織ではないからだ。
我々国民は、本件を小さな政治資金規正法違反事件に矮小化するのではなく、真実を知り、そのためにも民野検事と女性秘書の証人採用を求める。
なお、この国民の要望はツイッターなどで、特に女性を中心に広がりを見せているとお知らせしておく。
また、読売新聞が報じた「報告・了承認める」との報道はこの現在でもネットで論じている者が多数おり、誤報であると正しく告知すべきである。
小紙は、この「報告・了承」については過去論評に於いて、刑法総論をひいて、犯罪事実の構成要件論より、成立が難しいと述べている。
我々国民は、本件事件は所謂【特別公務員の政治介入】であると強く認識しており、その権限の腕を切り落とす必要があると指摘したい。
皆さんのご意見も合わせてお聞きする。
オリーブ拝 ( 2011/02/13 18:55 )
http://www.olive-x.com/news_30/newsdisp.php?n=104042
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