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2011年02月13日
≪ 「四十歳をすぎた人間は、自分の顔に責任をもたねばならない」という言葉を残したのは米国のリンカーン元大統領。重ねた経験がにじみ出るという意味だろう。 ≫、
と云う東京新聞:筆洗 の上記引用を読んで、そうだよな〜と思った。
河村たかしには、溌剌とした活力が感じられる。日々刻々生きている事が愉しそうである。眼がらんらんと輝いている。小沢一郎はどうか?溌剌でもない、日々愉しそうとも思えない。眼がらんらんと輝いているわけでもない。しかし、河村にはない不動の落ち着きがある。敵の矢が何本肉体に突き刺さっても倒れない強靭な人間離れした存在感を醸している。なにやら、訳もなく安心感を与えてくれる。こういう政治家が居る限り、日本も沈没はしないのではないかと思わせるオーラは貴重だ。
それに比べて、日本の政治の頂点に居座る菅直人の顔を見るたびに、どうしてこの男が頂点に座っているのか不可思議でならない。ムバラクがエジプトの大統領に30年間君臨した事実より、菅直人が我が国の首相であることの方がよほど奇異なのである。
これは筆者だけの錯覚だろうか。
40歳過ぎたら自分の顔に責任を持て。菅直人の場合、裏切り、後ろ足で砂をかけた市川房枝女史(反権力の婦人運動家)の威光をいまだ利用しようとするのだから、20代、30代から、今の顔つきを作ってきたことになる。あのサバの腐った眼と口臭漂う口元、パニック症候群と思われるまばたきが我が国の首相の顔と云うことになる。まったく持って嘆かわしい、。エジプトの民衆は自分達の力でムバラクの顔を見ないで済むようにさせたのだが、我が国はどうなるのだろう。
エジプトもムバラクの次にスレイマンなるズルと秘密の権化のような目つきの男の顔を見るのでは前途多難だ。しかし、米国もイスラエルも日本の朝日・読売等々も「民主化」と云うイカサマな美辞麗句で、イスラムの勢力の封印を狙っているようだ。朝日・読売、毎日は社説で、堂々と米国のエジプト民主化への介入を推奨している。最低の隷米メディアだ。
イスラム化が反民主主義で、欧米化が如何にも民主主義であるような言い草は笑止だ。 日本と云う国に居れば「民主化」に隠された多くの罠がある事に気づくだろう。勿論、気づかない人々も多いのだが、気づきはじめた人々も増えている。
エジプトがムバラクから、同じムジナのスレイマンに変わると云うことは、菅から前原・岡田・自民党に変わるのと同様のことだ。エジプト国民も日本の国民も、「民主化」とか「民主主義」とか、それらの複雑なシステムの中に組み込まれた多くのマヤカシを暴き、熱気に浮かれて美名に酔うことのないようにしたいものだ。
≪ 筆洗 2011年2月13日
往生際の悪さばかり目立ったテレビ演説が、大統領としては最後のテレビ出演になった。副大統領への権限委譲を表明したものの、即刻の辞任は拒否していたエジプトのムバラク大統領がついに民衆革命に打ち倒された▼独裁者の末路は哀れである。大統領は家族とともに首都カイロを脱出し、紅海のほとりの保養地に逃れた。国外脱出しなかったのは「エジプトの地に埋まりたい」と演説で訴えた手前のせめてものプライドか▼三十年も独裁者でいる人間は、かくも悪相になるのかと、ムバラク氏の顔をニュースで見るたびに思っていた。副大統領時代の写真を見ると、さっそうとした美男子なのだ▼「四十歳をすぎた人間は、自分の顔に責任をもたねばならない」という言葉を残したのは米国のリンカーン元大統領。重ねた経験がにじみ出るという意味だろう。ムバラク氏の顔には独裁者の権力欲、高慢、猜疑(さいぎ)心が張り付いていた▼英国のチャーチル元首相は「民主主義は最悪の政治体制といえる。これまで試みられてきた民主主義以外 のすべての政治体制を除けば」と語った。逆説的にいえば、年に一度首相が交代させられる最近の日本ほど“民主的”な国はないのかもしれない▼菅直人内閣の 支持率がとうとう20%を割った。野党時代の溌剌(はつらつ)さを失ってしまったわが宰相の顔に同居しているのは、自信喪失と強がりか。 ≫(東京新聞:筆洗)
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