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毎日新聞 2月13日(日)12時58分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110213-00000101-mailo-l15
糸魚川市は14日、合併前の1市2町で異なっていた公民館の運営を4月から段階的に統一するための条例改正案を、臨時議会に提案する。中心部から離れた地域にとっては市役所に代わる機能を担ってきた面もあり、運営変更により職員数が減る地域ではサービス低下を懸念する声が上がっている。
【長谷川隆】
長野との県境に近い旧糸魚川市の小滝公民館。「道路が壊れた」「除雪がままならない」「風呂の煙突が壊れた」。公民館には市役所や業者に頼めばいいような用事まで舞い込む。地区のお年寄りは車で20分かかる市役所よりも、気心の知れた公民館職員に頼りがちだ。
同館には主事と副主事の2人が常駐。住民約200人の顔が頭に入っている。道路や土手が壊れれば、現場に出て市への申請を手伝い、行事の企画、運営などにもあたる。ある市議は「旧糸魚川の公民館は、市役所支所のような役割を果たしてきた」と説明する。
今回の運営変更案では、職員数を世帯数に応じて増減する。旧能生や青海両町では新たに職員が常駐することになるが、旧糸魚川市の10公民館のうち6館で現行の2人体制が1・5人に減る。1人が全日勤務で、1人は半日。小滝公民館も対象だ。
さらに職員の身分も市臨時職員から外部団体の職員に変わり、ベテラン職員の中には年収が3分の2に減るケースも出て、意欲低下が心配される。
小滝地区で自治振興協議会長を務める丸山明三さん(79)は「小滝地区の面積は旧糸魚川市域の約3分の1もある。地域から役場も学校もなくなり、公民館が住民のよりどころ。公民館の機能が落ちれば過疎地がますます疲弊する」と心配する。
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