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2011⁄02⁄13(日) 01:05
大阪御堂筋デモが示してくれた!日本でもチュニジア・エジプトに続く民衆革命はできる!
ムバラク大統領が辞任し、カイロを離れた。
東京新聞がその辺を詳しく報じている。
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エジプト情勢緊迫
30年間の独裁に幕 反政府デモが続くエジプトで十一日、ムバラク大統領(82)が辞任を表明、スレイマン副大統領(75)が全権を掌握した。前日の演説で即時辞任を拒否したことで、反大統領派デモが激化。大統領の権力基盤を支えてきた軍も離反し、三十年間の独裁体制が事実上、幕を下ろすことになった。 (カイロ・内田康)
■維 持
大統領は同日夜の演説で、権限委譲について明確には言及しなかった。「私は副大統領への権限委譲について理解した」と言ったのみ。この時点では、どんな権限を譲るのか、既に譲ったのかどうかも不明確だった。一方で「私は人民議会(国会)に対し、憲法改正を指示した」とも述べた。民主化実現のための改憲作業では、自分が主導権を握ると表明したと、受けとれる発言である。
続いて、スレイマン副大統領がテレビで「大統領は私に、治安維持などのために権限を委譲した」と演説。これによって、既に何らかの権限委譲が行われたことは明らかになったが、どんな権限が譲られたのか、それ以上の詳しい説明はなかった。
カイロのシンクタンク、アルアハラム政治戦略研究所のガマル・ガワッド所長は「現段階で大統
領が全権を副大統領に委譲し、単なる『飾り』になったとは言えない。ムバラク大統領は相応の権力を握っていると解釈するべきだ」と語る。
■軟 化
そもそも、ムバラク大統領からスレイマン副大統領への権力委譲案は、野党勢力の強い要求だった。エジプト憲法の規定では、大統領が正式に辞任してしまえば六十日以内に選挙を行う必要があり、大統領選での立候補要件の緩和など、民主化に必要な改憲作業が間に合わないからだ。
ただ、野党側の要求はあくまで「全権委譲」。ムバラク大統領に名目上、大統領の地位は維持させるものの、事実上の権限はない「飾り」にするのが狙いだった。
右派の野党「新ワフド党」幹部モニール・アブドヌール氏によると、六日に行われたスレイマン副大統領と野党勢力の協議で、同党などが実際にこの要求を政権側に突きつけた。だが、スレイマン副大統領は「そんなこと大統領に言えるわけがない」と突っぱねたという。
この時の全面拒否の姿勢と比べれば、政権側が態度を軟化させ、今回の「権限委譲」に踏み切ったとは言える。最近になって反政府デモが再び勢いを盛り返したことが背景にあるだろう。だが、アブドヌール氏がこうため息をつく。
「今回の委譲はまったく不十分。思い切った策を打ち出さないとデモは容易に収束しないという現状を政権は理解していない」
■離 反
煮え切らないムバラク政権の姿勢に、軍も距離を置き始めたとの観測も浮上している。
軍の現場指揮官は大統領演説に先立つ十日夕方、タハリール広場でデモ隊に「今夜、あなた方にいいニュースが伝わる」とハンドマイクで呼び掛けていた。「軍も大統領が全権委譲するだろうと予測し、かつ、そう望んでいた証拠だ」とガワッド所長はよむ。
デモ隊が即時辞任を要求している以上、大統領に法的地位だけを維持させる手法が奏功する保証はないが、そんな全権委譲にさえ、踏み切れない政権側。しびれを切らした軍が全権掌握に乗り出し、民主化の改憲作業を主導する「クーデター」に進む事態を予測する声も出始めた。
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参照:2月12日エジプド報道スクラップ(資料ブログ)
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また同じく東京新聞が周辺のアラブ諸国アラブへの波及は必至だとしている。
●盟主の変革 波及必至(東京新聞 2011年2月12日 夕刊)
この記事の中で、チュニジアで起こったことがエジプト、イエメン、アルジェリア、ヨルダンに広がって、今後エジプトのインパクトはイラク、バーレーン、サウジアラビアへ波及必至ということだ。
今後は親米政権がなくなりイスラム教を中心とした反米の政権が樹立されていくのではないかと言う評論家などが多いという。
そんな中でイスラム過激派も勢いづいているようだ。
●エジプト革命の始まり=ハマス(時事通信2011/02/12-06:33)
≪【エルサレム時事】パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスのアブズフリ報道官は11日、AFP通信に「ムバラク大統領の辞任は、エジプト革命の始まりだ」と語った。その上で、ハマスが実効支配を固めた2007年以降、エジプトが続けるガザ封鎖を解除するよう求めた。
ハマスは、エジプトで弾圧されてきた野党勢力の原理主義組織ムスリム同胞団を源流に持つ。エジプトの民主化進展で同胞団の勢力が拡大すれば、ハマスも勢いづくとみられている。≫
この情勢で一番困るのはイスラエルであり、それを支えるアメリカだ。
これから様々な情報が錯綜し、ますます双方の情報合戦が激しさを増して、アラブ対イスラエルの構図が鮮明になってくると思う。
●エジプト:米、今後の展開注視 ムスリム同胞団台頭懸念も(毎日新聞 2011年2月12日12時50分)
また、中東以外でも同じような独裁体制や強権政治をしている国々も、今や戦々恐々というところだろう。
特に中国は、いかに国民を押さえつけているのか、政府が今回の事で焦っているのかが、その対応でよくわかる。
●社会安定で引き締めへ=「国民勝利」を警戒−エジプト情勢で中国(時事通信2011/02/12-11:20)
●中国 ネット上での情報を制限(NHKニュース 2011年2月12日 14時28分)
一転、日本に目を向けると、政権交代をさせた多くの民主党に投票した国民との約束を反故し、国民生活第一の政治とはかけ離れた政治を行っているスッカラ菅政権は、今週、その政権交代の最大の功労者である小沢一郎元代表に対して政治的に抹殺すべく、党員資格停止を言い渡そうとしている。
一日でも菅直人をトップにしておくことは、日本の国益を著しく阻害し続けることが、ロシアとの対応でもよくわかった。
北方領土に視察したメドベージェフ大統領に対して、APECで直接会ったときには何も言わずに、先日「許し難い暴挙」と非難したが、この表現は通常は戦争などを引き起こした場合の強い抗議の意味で使うとのことで、その使い方も使う時もわきまえない、ただの犬の遠吠えとしか思えない体たらくぶりを世界に見せつけた。
中国との尖閣問題の失策でロシアをつけあがらせた張本人でもあり、益々北方領土問題解決も遠のくばかりである。
この政権が続けば続くほど、日本の国力は下がり、国民の生活水準は低くなるばかりであり、不実・不誠実・不条理・無節操の塊のようなこの内閣は、一刻も早く葬り去らねばならないだろう。
昨日、大阪で【市民が訴える「大阪宣言」の会】第2回大阪御堂筋デモが行われた。
ユーストやニコニコ動画を駆使して、その様子を伝えていただいた、のび太さんには大変感謝申し上げたい。
このデモを見ていて感じたのは、これは明らかに「菅内閣倒閣デモ」だということである。
「菅内閣は国民の敵だ!」
「消費税を上げるな!」
「菅内閣は即刻退陣せよ!」
とシュプレヒコールも過激だった。
マスコミや検察に対しては、
「マスコミは国民の敵だ!」
「マスコミは恥を知れ!」
「マスコミは偏向報道をするな!」
「記者クラブを解散せよ!」
「検察は裏ガネを返せ!」
「 検察審査会は解散せよ!」
また
「チュニジア・エジプトに続け!」
「小沢政権を樹立しよう!」
というものもあった。
コースも難波の繁華街で人通りが多く、最後列には途中から加わったように、最初より長い列が出来ていた。
人が多いところでは「フレフレ小沢!」や「小沢コール」が随所で鳴り響いた。
主催者発表では800人ということだったが、もっといたように感じたのは、一人ひとりが声が出ていて、拡声器を持っていた人がたくさんいた事もあったと思う。
この大阪デモは多くの示唆を与えてくれた。
東京でも、チュニジア、エジプトに続けと講演会とデモが行われるようだ。
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『権力とマスコミの横暴を正し、人権を守る国民の会』より転載させていただく。
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緊急シンポジウム&デモのお知らせ
2.20エジプトに続け!不条理な公権力に抵抗する100万人運動ではデモの前に緊急シンポジウムを行ないます。usttream中継もあります。現在3名のパネラーが決定しております。もう一名の方は現在当方と調整中です。決定次第また、お知らせ致します。
2.20緊急シンポジウム
三井環氏(元大阪高検公安部長)、
保坂展人氏(前社民党衆議院議員)
木村三浩氏(一水会代表)
が吠える「不条理な公権力と社会正義」
主催:市民の連帯の会
2008年リーマンショックを引き金に世界的な不況になる以前より、我国はすでに不況どころか衰退局面に突入し、この20年間国民生活はズタズタにされ、格差は広がり生活者は正に日々の暮らしにも不安が募るばかりです。自殺者は3万人とされていますが不審死は16万人とも言われています。成長だけが処方箋とする政府や政党、官僚、経団連をはじめとした経済団体などは、我国の戦後築いてきた社会システム、極度な拝金主義、小泉竹中の新自由主義による似非構造改革は21世紀には適合せず、新たな社会システム、多様性を認め合う共同体、生き物共生社会を構築することが国民、国家そして世界の為であると気がつこうともしません。
このような社会的な混迷期にこそ社会正義が実現され、人権が守られることが最も重要であるに関わらず、三権分立は絵空事、四権とも言われる大手マスコミは真実や都合の悪い事は報道せず、相変わらずの偏向報道を繰り返しています。まるで戦前の大政翼賛の時代に逆戻りしたかの様相です。芸能人のスキャンダルや相撲の八百長疑惑、現政権の内閣、執行部の迷走ぶりを面白おかしく報道するのは重要な真実から国民の目をそらそうとする恣意的な偏向報道です。このような不条理が平然としかも、政権中枢たる内閣、与党の執行部はその義務である国民の安寧を一切顧みず、2009年マニフェストをことごとく反故にしています。公約詐欺と言われても仕方がありません。我々国民が実現させた政権交代はどうなったのか。いまこそ党派、思想を超えたあるべき社会、共同体構築の為に共闘し、現在の社会正義を実現しなければなりません。
このような不条理を社会正義の不在を嘆く公権力の実情に詳しい当代の論客により緊急シンポジウムを開催いたします。
日時:2011年2月20日(日)
時間:午前10:00〜12:30
場所:渋谷区立幡ヶ谷区民会館
住所:渋谷区幡ヶ谷 3-4-1
電話:03-3377-6203
会場費:1,000円/1名
引き続きデモの御案内
「エジプトに続け!不条理な公権力に抵抗する100万人運動」デモ
趣旨は前記事をご覧ください。
デモ実施予定は以下の通り
時間:午後15:15集合
午後15:45出発
午後16:55頃解散
場所:明治公園(集合、解散)
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/access086.html
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なお情報は変わることもあるので、随時ウェブのチェックは必要である。
日本でも、菅体たらく政権を倒し、真の国民中心の国民生活が第一の政治の確立のために、民衆のパワーを見せつけてやろうではないか!
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