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(回答先: Re: 領土交渉、手詰まり鮮明=信頼回復も厳しく−日ロ外相会談 (時事ドットコム) 投稿者 七転八起 日時 2011 年 2 月 11 日 22:57:55)
脅かされる日本
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/3437242.html
ロシアの国防大臣が北方領土を訪問していますが、今までの第一副首相・地域発展担当大臣と言った下のクラスとは違って、軍を指揮するトップが訪問したことに注意するべきだと言えます。
また、今回の国防大臣の訪問に際して、メドベージェフ大統領は『ロシアにとって軍事的に重要な施設が(北方四島に)ある』と述べており、ロシアが今や北方領土を『軍事要塞化』するために動き始めたとみるべきだと言えます。
前原外務大臣がロシア大使を呼んで抗議していますが、ロシア側は日本の主張を全く意に介しておらず、「北方四島」の実効支配を着々と進めています。
前原外務大臣は、11日にロシアを訪問し、ラブロフ外務大臣と会談する予定になっていますが、ロシアはこの会談前に、今回の国防大臣の北方四島訪問をぶつけてきたわけであり、完全になめられています。
本来であれば、前原外務大臣は、駐ロシア大使を召還し、自分のロシア訪問を中止して抗議するべきですが、外国に行くことに意味がある民主党首脳からすれば、抗議の訪露中止という選択肢はなく、この面からもロシア側は日本側の足元を読んでいると言えます。
*ところで、この11日の訪露ですが、日本の外交戦略のいい加減さが出てきています。
即ち、この11日にニューヨークで、ブラジル・ドイツ・インドそして日本を加えた4ケ国(G4)外務大臣会合を開くと前原外務大臣は発表していますが、自分はロシアに行くので、日本は副大臣を派遣すると発表しているからです。
この会合は、国連安保理常任理事国入りを目指している4ケ国の会合であり、極めて重要な会合になりますが、日本は副大臣クラスの派遣となっており、これでまともな会談になるはずがありません。
民主党の外交戦略は、目立つところにいけばよいというものになっているようで、安保理の会合よりロシア外務大臣との会合のほうが「報道もされて目立つ」と思っているようにも見受けられます。
また、韓国による「竹島」実効支配についても、日本政府は国際社会にアピールすることなく放置しており、これを見ればロシアは第二次世界大戦後、一貫して「北方四島」を実効支配しており、もはや「北方四島はロシアのものである」として動き始めても何ら不思議ではありません。
特に日本の国力が衰えてきている今、「弱った犬」をたたくのは国際社会では当たり前であり、中国もしかり、韓国もしかり、そしてロシアならなおさらです。
そして、今後の動きで警戒するべきは「中国」の動きです。
ロシアの動きを見れば、中国は「尖閣諸島」を中国実効支配に置くと決断しましても、何ら不思議ではないからです。
今、日本の外交が迷走し、日本の主権が脅かされていますが、民主党政権にも日本国民にも危機感はありません。
菅総理の能力とロシア問題
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/3456466.html
ロシアの対日態度が急速に硬化してきており、ロシア軍の北海道侵攻がいつ起こりましても不思議ではない事態になりつつあり、日本の安全保障上、重大な事態になりつつあります。
この事態を直接的に引き起こしたのは菅総理です。
『(メドベージェフ大統領の北方領土訪問に対して)許しがたい暴挙』と発言したことに対して、ラブロフ外務大臣が『非外交的な発言だ』と反発し、これがロシア国内の反日派に格好の材料を与えてしまったからです。
外交の世界で、相手の最高権力者を直接的に非難すれば、次に来るのは外交関係断絶更には戦争となるのは常識であり、特に、相手が大国であればあるほど、言葉使いには注意する必要があります。
鳩山前総理のオバマ大統領を国賓として招へいしておきながら、予定があるからとオバマ大統領を放り出して日本を先に出発した事例もそうですが、今の民主党幹部には「常識」がない者が多すぎます。
これで世界とまともに付き合えるかとなりますと「NO」となります。
菅総理の「暴挙」発言でロシア側は即、行動をすることになく、この「暴挙カード」をどのように切るか熟考していたようですが、今回、明確にこのカードを利用し始めたのです。
タス通信は、『メドベージェフ大統領は事実上領土問題をめぐる日本との今後の対話を閉じた」と報じ、北方4島に駐留する極東ロシア軍の近代化を進める方針を決定し、予算も軍事・インフラ整備事業として総額で1,000億円規模の投入を決定しています。
また、ロシア国旗が焼かれたことに対してもロシア側は処罰を要求しており、あの手この手を使って日本側を揺さぶってきています。
このような中、前原外務大臣はロシアに乗り込んでいきますが、ロシア側はこのように述べる筈です。
『話し合いのテーブルにはつきましょう。ただし、いくら出すのかね?』と。
違法操業問題でも、ロシア側は日本側がロシアの資源を違法に搾取したのだから罰金を払え、と言ってきており、日本から徹底的に搾り取る政策に代わってきています。
即ち、日本を今までのようなパートナーとして見る・扱うのではなく、「最後の搾取する段階」と判断してきたのです。
今の民主党政権は、アメリカは日本の後ろ盾にならないのを知っており、アメリカが文句を言ってくる前に徹底的に日本から搾取してしまえとなっているのです。
ロシア軍全体としては軍人を削減させることになっていますが、北方領土を含む極東ロシア軍は現状維持か、場合によっては増強することになっており、ロシア軍が本気で北海道を取りにきているのが分かります。
意味のないところに軍備を増強することはないからです。
中国とは国境策定もあり、かつ表面的には関係が安定しており、ここで事を構えることは双方にとり得策ではありませんので、兵力も減少させることになっており、 対日軍備増強を急ぐロシアの狙いを、もっと我々日本人は真剣に考える必要があります。
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